Denali's Room 一語一絵

旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。

img20040927.jpgはじめてみるプラハの街は、まるで映画みたい、
なんていう月並みな感想を思わず抱いてしまうほど、
立っているだけでゾクゾクするみたいな場所。

地図をみないで、とりあえず、歩き出す。

方向音痴にとって、地図はあまり役に立たないし
全くしらない場所を直感で歩きまわるのは、楽しい。
地図に載ってない場所が見つかるかもしれないから。
てくてく、てくてく。

img20040927.jpg長旅の末、プラハに到着したのは、午後6時過ぎ。
とたんに、耳慣れない言葉があちこちから。
"Dobry den"(ドブリーデン)はこんにちは。
"Prosim"(プロスィーム)はすみません。
"Dekuju"(ジェクユ)はありがとう。
"Na shledanou"(ナスフレダノウ)はさようなら。
これだけは勉強。その国の言葉で頑張る姿勢が、礼儀です。

こんなところに泊まっています。
今日はもう夜なので、明日の冒険に備えて体力回復。

WEBで調べてもあまり良い事が書いていない大韓航空。
しかし、機内食だけは航空会社のコンペ?でグランプリをとったそう。
そのうわさのビビンバを食す。たしかに、おいしかった。
コチュジャンなんかは歯磨き粉みたいなチューブに入ってついてきて、本格的。
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ただ「このビビンバにプライド持ってます、わたしたち。」」
みたいな意気込みがビリビリ伝わってきて
ちょっと照れましたの巻。

img20040927.jpgこうして私の旅は始まりました。
成田空港にて、人間の手荷物にまぎれてこっそり出国!
ソウル乗り換えでまずはチェコ、プラハを目指します。
飛行機が大嫌いな私。
無事にたどり着けますように!

jvyp98l8.JPG明日から1週間ほど
いったこともない場所へ旅立ってきます。

なぜ?と聞かれるとうまく答えられない。
けれど、理由がないのになんだか惹かれる街には必ずなにか良いものが待っているのです。
これまでもずっとそうでした。

何もかもから抜け出して、ただ、自分として、見知らぬ街にいることも、たまには必要。

いってきまーす!

0vmgv3ht.JPGひとみ。

ae5niqj8.JPGそれは、もはやパン粉ではありませんでした・・・シバン粉でした。
そこにはひとつの王国がありました。
あの光景は一生忘れられそうにありません。パン粉の中身の3分の1くらいは黒かったと言えばその王国の規模が伝わるでしょうか。あまりにおそろしいので、私はシバンズを黒ゴマだと思いこむ事に決めました。そしてここから2時間あまり、私による王国侵略が行われます。
まず、彼らの温床となっている乾物はひとつ残らずゴミ袋へ。
ひとつひとつ、念入りにチェック。
小麦・・・大丈夫。
そうめん・・・大丈夫。
麦茶パック・・・・いたーーーー!!!
みたいな。

午前3時、戦いは終わりました。
さらば。パン粉のごちそうに埋もれたまま滅びてください。
なぜか未開封の袋の中にいたり、触られると死んだふりしたり、いったん冷静になるとなかなか興味深かったよ、シバンズ。

でも二度とやってこないでください。
明日から残党狩りです。

89cg1j0n.JPGへんな虫がでました。部屋に。しかもいっぱい。
はじまりは1匹の茶色いちいさな虫。ゆっくりゆっくり飛んでいて簡単につかまえられたので、捨てました。でも、また1匹。
気づけば、また1匹。そうして、ある日茶色いつぶつぶがここにもそこにもあそこにも。これは、相当焦る。掃除もこまめにしているし、キレイなのに。「小さい粒いっぱい」っていう私の何よりも苦手な状態!!

さっそく調べました。「茶色 虫 発生 飛ぶ 大量 対処法」とかいう検索ワードに私の混乱ぶりが伺えます。調べた結果、どうやら「シバンムシ」というものだと特定されました。同じ虫に困っている人が多い事に安心。ネットって素晴らしいと思う。
シバンムシ。死番虫!!!実際こう書く。よりによってなんていやな名前をつけるんだろう。わたしのうちは死の虫に占拠されてしまったのでした。
原因をみると、畳とか乾物に発生らしい。床はフローリングだけど、うちにはそうめんもパスタもある。半信半疑ながら、帰って乾物エリアを見てみると・・
そこにあったパン粉が、ああーー!!!
(後半へ続く)

uvv96uuw.JPG描かないことと
何もない空間を描くことはちがう

ベタ塗りの黒と
全ての色を原色混合した黒は違う

たとえたどり着いた結論が同じでも
何も考えずそこに行くのと、さんざん遠回りした上でそこに行くのでは、見られるものが全然違う

なんでもそうだ
シンプルイズザベストというけれど
まじりっけなしのシンプルさと
まじりっけありのシンプルさは違うんだ

そういう表現が出来るようになればいいと思う。

vbr451tw.JPG素敵な版画を作る人に出会って
単純な私は色のない世界にあこがれる
白いぶぶんがひろがって
なにもない空間も絵の一部になっているような

私はほうっておくとどんどん無駄なものを描いてしまうから、まずは色をなくしてみようと思った。

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