Denali's Room 一語一絵

旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。

自分の中で、自分への信頼が一気になくなった出来事が...。
びっくりしたので思わず記録。

私は今までお酒を飲んで酔っぱらっても記憶を失ったりしたことは一度もないし、前後不覚になったこともない。寝ぼけたり寝言を言ったりもしないタイプ。

だと思っていたんだけど...。

昨日、寝る時、私はいつものパジャマを着ていた。
クーラーをつけて寝ているし、暑いとか寝苦しいとかも特になかった、と思う。

ところが朝、起きてびっくり!!

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6月の終わりにはいつも同じことを考える。何回かここのブログにも書いているけれど、6月26日というのは私の大学時代の友人の命日。一緒に映画を撮っていた仲間は、私たちがいたところからたった数十メートルの場所で特急の電車に轢かれて亡くなった。線路内にいた酔っ払った人を助けようとして、結果巻き込まれてしまったのだ。

あれから20年。それだけの年月が経つと悲しくないわけではないけれど、風化するということはあって、思い出すと遺跡を訪れているような気持ちにもなる。友人の死を英雄譚として語りたいわけではなくて、人生の物語にしてひたりたいわけではなくて、それでも、20年も経っても、私は今も、毎日、毎回、踏切の前に立つ度に、電車のホームで目の前を特急が通過していく度に、体がギュっと恐怖ですくむ。そして「その瞬間」に踏切の中にいた彼のことを考えるのです。一生そうだと思う。その時その場所にいた仲間たちで毎年命日に集まるのももう20回目。(神戸に来てからは私は行けてないのだけど…)彼の存在が、私たち全員を今も結びつけてる部分が確かにある。夫のうしくんもその一人。

身を呈して誰かを助ける、とか、その時の彼はそんな崇高な気持ちでいたわけではないと思う。でも、それでも自然と体が動いたんだと思う。そういう人だったんだと思う。一人の人間の生き方が、生き様が、残された人の生き方にいかに大きな影響を与えるか。どれほどのメッセージを残せるかは計り知れない。いろいろな肉体の去り方があり、その全てが残った周囲の人間を大なり小なり変えていくし、それが宇宙に生きた証と、痕跡と、なるのだと思う。

でも、でも。

彼はその時18歳で、同級生だったはずの私も今はなんなら、彼の母親でもおかしくない年になってしまったし、彼の倍以上生きて、親になって、今どうしても思ってしまうことは。

身を呈して人を助けたりしなくていいから、英雄になんてならなくていいから、まわりに何て言われても、卑怯ものでも、敵前逃亡でもいいから、自分を守ることを、生き残ることを最優先にして、とにかく生きていて欲しい。

何があるかわからない世の中だけれど。
いつ誰に何があってもおかしくないけれど。
かっこよく死ななくていいから、かっこわるくても生きててほしい。

今はどうしてもそう、思ってしまう。

sange
こちらは一番最近のお仕事ですが、これまでにやったことがないものを作らせて頂きました。それは「散華(さんげ)」というものです。ご依頼頂いたのは東京都港区、芝にある西應寺さんという、お寺さん。散華とは、寺院での法要の時に仏さまを供養するために撒く花のこと。もともとは本当の蓮の花びらが使われていたようですが、今は蓮の形をかたどった紙が撒かれるようです。

法要のための仏具。
描くのは極楽浄土。

ご依頼を頂けた事はとても嬉しく光栄だったのですが大役に緊張してしまい、極楽に関する知識もなかったので、時間もかかりました。極楽ってどんなところ?極楽にいる動物は何か?どんな音楽が流れているのか?あったかいのかな?空気はどんな匂いなのかな?といろいろ想像をめぐらせました。

極楽、つまり天国、漠然としたイメージはあっても実際には知らないことだらけ。でもいざ描き始めたらとても面白く、頭がからっぽになっているのに指が動いているような感覚があり、ちょっと幽体離脱に近かったような気がします。(幽体離脱ちゃんとしたことないけど...)


「七宝池」「天女」「白象」「羅網」「妙見鳥」「金砂」

の6種類あります。極楽の色は、極彩色。たくさんの色であふれているイメージを形にしてみました。西應寺さんの法要でのみ使われるものなので、ほとんどの方は目にすることはないかと思いますが、許可をもらって紹介させて頂きました。原画をおさめさせて頂いたので、お寺の中で原画を見ることは今後できるようになるかもしれません。

極楽浄土の花である蓮の花びらを撒くなんて。神聖な儀式のことを、素敵、そう言ってしまっていいのかわかりませんが、粋な感じがします。晴れた日にいろいろな色の花びらが空に舞う様子を想像してみると、想いはどこまででも届くのではないかという気がします。いろいろな散華を集めているコレクターの方もいらっしゃるとか。私の散華も集めてもらえるでしょうか。

「日本の神様カード」シリーズといい、日本の神様や仏さまたちに助けられすぎていて、感謝しかありません。ありがとうございます。続きを読む

おやさいクレヨン

おやさいクレヨン画展に参加させて頂いたのは随分前ですが、これはその第2弾、2017年度の展示のために作ったもの。コーヒーや山芋や、りんごで出来ているおやさいクレヨン、そこから生まれる色はとっても優しい。おやさい人魚!子どもと「においはしないねえ」とか「ほうれんそうはほうれんそうのいろだ!」とかいいながらお絵描きするのも楽しいです。
おやさいクレヨンのサイトはこちら

y&m
母百合子が文章、私がイラスト部分を担当した新刊が出ました。
すっかり恒例?となった母娘コラボです。

『Go! Go! スピリチュアル 見えない世界の歩き方』(大野百合子・著/永岡書店・刊)

です。企画が立ち上がってから早6年!時間がかかりましたが、形にできて嬉しいです。永岡書店の佐藤さん、ライターの橘内さんにお世話になりました。

文章がメインですが、漫画が少しと、イラストでの解説もたくさんついています。コミックエッセイの「スピリチュアルかあさん(KADOKAWA・刊)」のスピンオフ作品のような感じです。エッセイの方ではお話がメインなので、ひとつひとつのワークや考え方について具体的なやり方などの説明ができていないというのがあったのですが、それを1つ1つ紹介している本になります。ベーシックなところから、ディープな印の作り方まで。

スピリチュアルに興味があるけれど、何が自分にしっくりくるのか分からないな、という人に是非読んで欲しい1冊です。

写真は本人たちの都合によりちょこっと明度をあげました。笑

お手にとって頂ければ幸いです。



no title
GWにおとずれた豊島にて。
ピノも先日5歳になりました。プレゼントはキックボードで、ケーキはプリキュア。そう...抗いようもなく来ているプリキュアの波...。なんだ、何がおもしろいんだ(身もふたもない)。あの日からもう5年。早いものです。元気で過ごせる毎日に感謝。本当におめでとう😻

バースデーに向けて、というわけではなかったのですが、ピノとネムのために最近続けて2体人形を作りました。ひとつは、これ。ネムの保育園用。
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布に描けるジェッソを絵の具に混ぜて塗ると自由に描けるということがわかり、作っていてとても楽しかった!3年前ピノにも作ったので、それの姉妹バージョン、ウサギです。本人は「うしゃしゃん!うしゃしゃん!」ととても喜んでくれました。いろいろ出来そうだなあ、もっと作ってみたい。

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そしてもうひとつ。ひょんなきっかけから作り始めた「赤ちゃんサーラ」ちゃん。ちょっとやってみよう、かわいいし、と軽い気持ちで始めてしまった自分をすぐにポカポカ殴りたくなるほどの大変さ!不器用ですから、な私にはとてもハードルが高いものでした。2枚平面な布を切って張り合わせただけの上のウサギと違って、このシリーズ、もっと本格的に人形を作りたい人のためのもの。(興味がある方は「ウォルドルフ人形」で検索してみてくださいね!)
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フェルトを丸め、部位に合わせて1g単位で計量し、骨格となる芯を作り、筋肉となるフェルトを巻いて、はち切れそうな綿の塊を、やわらかいジャージ生地でぐいぐいと丸め込んでぐしぐし縫っていく。本当に「人間の体を作る」感覚。髪の毛はなんと1本1本植毛するんですよ〜(T+T)難易度の高さと行程の多さに何度もクラクラしました。軽く10日間くらいかかりました。パンツを作り、洋服を作り、スタイを作って着せたときの達成感ったら〜。
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どんな表情にもとれる、この能面的な顔がかわいいのですが、気に入る表情を作るのが難しかったです。

心なしか赤ちゃんの時のピノネムによく似ているような気がします。

そして今回思ったのは「人間型の何かを作る」という作業は、動物のぬいぐるみを作るのとは、全く違うんだなあということ。違うのは自分の気持ち。人間を模したものを作っている時の感覚は何かの儀式をしている感じに近くて、ちゃんと向き合わなくてはいけない、と心がシャンとしているのがわかる。骨を作り、肉を作り、顔を作り、命を吹き込む。ほんの少しのバランスで、全体の印象がぐんと変わる。だから慎重に、どういう風になりたい?と人形の声を聴きながら。

世界をつくった神様もこんな気持ちだっただろうか。

2人にあげたらこちらもとても喜ばれて、頑張って良かったです。5歳と2歳の無茶な遊び方に耐えられるクオリティでないことが心配点です。笑

DNAM-omote
DNAM-ura

またまた、タイラミホコさんとの2人展のお知らせです^^)
場所は大阪、阿波座!
marthaという街中に突然森が現れたかというような素敵なカフェ。そのカフェマーサのこゆきさんとのご縁を繋いでくれたのは、写真家の永野雅子さん。ありがとうございます。
今年のカレンダー「Days, Nights, Ages」の原画展です。年明けにミホコさんのお店ロケッティーダでも展示させて頂いた、今年のカレンダーの原画展が関西に巡業できることとなりました。大阪での展示は、私にとってはじめてで、嬉しいです。ミホコさんの方も新旧いろいろな作品が並ぶということで、私もとても楽しみ!

マイもM、ミホコもM。
ということで、「Days,Nights,Ages of M's 」。
カレンダーの原画ほか、新しく作ったグッズ(新ポストカード、あとTシャツちょこっと)も並べたいと思っています。

5/18(金)~5/28(月)

11:30-22:30(無休・曜日によって変わりますので詳しくはDM裏面ご覧下さい)

私の在廊時間はまた随時Twitter(@MaiDenali)でお知らせできればと思います。19日はイベントのため15時までですが、オープンからいる予定です。最終日28日も16時までいます。マーサさんではたくさんの魅力的なライブが開催されているので、それもまた是非サイトをご覧下さい。

2018年カレンダーもあっという間に半分に近づいて、いつもながら時間が経つのはおそろしく早い!関西のみなさまにお目にかかれる機会になれば幸いです。

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4月に入ってから、今年の自分の中での目標「運動をする」を達成するべく、ちょいちょいホットヨガに通い始めた。運動をしようという意識で何かをするのは5年以上ぶり。その時は下北沢でジムに結構な頻度で通っていたので、自分で言うのもなんだけれども体は引き締まっていた...。それがこの5年の間、2回の妊娠出産ですっかりぶよぶよになり、体脂肪率は上がり、育児による偏った筋肉のつきかた(抱っこ筋)をし、持久力はなくなり、仕事も座ったままだからすっかり猫背になってしまった気がする。

家の近くで、1回1時間なので気軽に行けるのです。ホットヨガなので汗だく、なまりすぎているからか、毎度筋肉がびしびしとなる。けれど久しぶりのヨガは「ああ、自分は体を使っていなかった」ということをありありと感じさせてくれる。呼吸を通して、体の隅々まで意識する。鼻から吸って、口から吐く。鼻から吸って、口から吐く。肺がふくらんで、横隔膜が下がる。

自分の呼吸の流れ、筋肉の動き方。それ以外のことを考えないで、肉体を感じる時間、というのが、ここしばらく本当になかったから、それがとにかく心地いい。使っていなかった部分がぐうーんと伸びて、酸素が通うのが分かる。

まったくもって自分の体を置いてきぼりにしていたなあ。
ごめんよ、体。

ヨガをした後は気分もスッキリしてストレスがなくなるせいかドカ食いもしなくなるし、コーヒーではなく水をひたすら飲みたくなるし、良いことしかない。ただ、ぐったりしてしまうので仕事が忙しい時にはいけない&夕方以降の育児が辛い...。笑 なので、もうちょっと体力を取り戻せるまではゆるいペースで続けていければと思います。

先日参加したヨガのときのこと。
コップ1杯くらいたまりそうな汗をかいたので、最後の寝るポーズで、部屋が暗くなった時、自分の呼吸が空間にとけこんで、輪郭が消えたように感じた瞬間があった。体を使いすぎたあとの浮遊感の中にいたその時、もはや思えば半分寝ていたのかもしれないけれど、インストラクターの女性の声ではない、おじいさんのような男性の声がものすごく耳元でハッキリ聞こえた。

「やっぱり愛なんじゃよ、愛。」

と言われて、ハッと目が覚めた。

私はスピリチュアルな人々に囲まれているけれど、自分自身は実は全然不思議体験をするタイプではないし、どういう感じがするものか知らなかったので、びっくりした。

そしてその一言のあと、すぐにスタジオの電気がついて、私の意識も地上に戻ってきた。やっぱり寝てたのかな、と思ったけれど、あの宇宙の中に浮かんでいるような感覚、誰の声だかわからないけれど「やっぱり愛」という力強い声に妙に納得して、その日は自分にも人にも子どもにも、いつもより愛成分多めで過ごせたし、これからもそうありたいなあと思った。

真理にちょこっと触れた気分。
それもまたヨガを始めて良かったことの一つ。

愛だよね、愛。






みれいさん
服部みれいさんの最新刊「うつくしい自分になる」に以前マーマーマガジンに載せて頂いた、みれいさんと母ゆりこと私の対談をあらためて掲載して頂きました!もとよりこのシリーズのファンでしたので、こんなに嬉しいことはありません。
佇まいから美しい本です。

みれいさんと母ゆりこのトークショーも開催されるそうです。行けたらいいのになあ〜!関西でもやってほしいです。
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38歳になりました。なんか前回「37歳になりました」という記事を書いてから、1年も経ってる気が全然しないんですが...!!!時間の流れが恐ろしい!!!!と、言っても時は止まってはくれない。堂々と自分はアラフォーであるという認識をもって生きていこうと思います。

当日は再度山の中でスペアリブにかじりつき、夜は家族と大好きな友達ファミリーにお祝いしてもらった嬉しい誕生日でした!当日は桜が満載で、満月で、更に得した気分でありました。年度末が誕生日だと、新たな気持ちで新年度に臨むことができるのが良いのです。

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近所の桜が綺麗な公園。池に散った桜がまるで絨毯のようで、ピノは落ちました。笑

健康な心と体。美味しいものと、それを一緒に味わえる人たち。一番大切だなと思います。

先日、数年ぶりにちゃんとした健康診断を受けました。バリウムも飲んだし(苦手だ。ただただ、拷問だ。)ピロリ菌検査にひっかかったので、生まれてはじめての胃カメラも飲みました。(鼻から。麻酔はあったけれど、鼻は痛かったし、ひょろひょろ管が喉を通っていって、お腹の中をぐりぐりされるのが何より気持ち悪かった〜!涙。もうやりたくない〜!)自分の胃の出口や入り口を克明に見るというのはミクロキッズ気分でちょっと面白かったです。あと結果的にピロリ菌はいなくてほっとした次第です。

ということで、概ね問題はなかったのですが、睡眠が短いし生活習慣が乱れているのでいろいろ予備軍です。38歳はとにかく健康に留意していこうと思い、今度からヨガもまた始めることにしました。

新たな1年も頑張ります〜!

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それから、見つけて一目惚れして買った、フランス製アンティークの壁掛けコーヒーミル。1950−60年くらいに使われていたものです。思わぬ衝動買いをしてしまいましたが、結果的にはうしくんからの誕生日プレゼントということにしてもらいました!ありがとう(>ー<)アンティークの世界というのはハマったら大変だというのがよくわかります。上を見るとキリがない...。古ければ古いほど高いし(ぼろくても!)何より全てが「1点もの」。傷や、欠けや、経年変化がもたらした味は、どれ1つとして同じものがないから、この世にこれしかないなら買わなくちゃ!と人に思わせる魔力があります。

これがとにかくかわいくって!そして、これでゴリゴリと豆をひいて飲むコーヒーが美味しくって!幸福度倍増。コーヒーミルに数万円というのは、冷静に考えたら高いんだけれど、でも、その行為に自分が費やす時間のことを考えると安いくらいだなと思う。私はとにかくコーヒーが好きだし、朝から晩まで毎日飲んでいる。だからその行為の幸せ度が上がれば、それにかける時間が長い分、毎日毎日ずーっと幸せでいられるのだ〜!

そんな風に「日々の幸せのベースの底上げ」をしてくれるものは、良いものを買ってもいいと思っております。便利家電もそうだし、毎日使うキッチン用品とか。あとはステレオとか?私にとっての前提は、それに自分が費やす時間が長く、そして長く使えるもの。消耗品や、壊れたりしやすいものは、あんまりここに入らない。このコーヒーミルも長持ちするものだから、ピノやネムもいつかコーヒーが好きになったら、使い続けてくれたら嬉しい。ますますアンティークとしての味が増していくのもまた楽しい。

と書いていて自分で思ったけれど、骨董にはまる人はみんなこんな風に言い訳して大枚はたくんだろうなあ...。笑 魅力的だけれど、あけてしまっては危険な扉であります!

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