Denali's Room 一語一絵

旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。

2006年04月

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本日ミルクで入れたほっこりチャイを 机の上において 気持ちよい気分で絵を描いていたら、例によって夢中になってしまい 赤い絵の具がついた筆を洗おうと思って 筆洗バケツに筆を突っ込んでかき混ぜたつもりでいたら 顔をあげたら入れたばかりのチャイがどぎつい朱色に染まっていました。。。。せつないです。
これは、洗顔フォームで歯を磨いちゃったり、麦茶と思ってそうめんつゆを一気飲みしてしまった時などに特有のせつなさと同質のものであると認定します。

他にも同質のせつなさがあるという人は 是非教えてほしいです。


ShowLetter.jpgベニテングペンギン【ハナタカダ科】

ペンギンにそっくりで
南極にも多少生息していますが
実際はベニテング茸の一種で、キノコです。
胞子で増えます。毒はありませんが、食べられません。良いペットになります。たいていは集団で生息しています。生まれたときは低い鼻ですが、成長するにしたがって高くなってゆきます。鼻が高ければ高いほど、力が強いとみなされますが、高くなりすぎた鼻を持つ雄はしばしば若い雄に倒されます。

特徴的な赤い頭部を持つことから、ロンゴボンゴ地方ではしばしば、口ばかりで能力のない人物のことを「鼻の低い赤キノコ」と言います。

cl_apr.jpg「出張ララバイ」

春眠暁を覚えずというけれど
窓から差し込む
春の満月の明かりがまぶしすぎて
眠れない夜だってあるもの
そんなときは
語り部ひつじを枕元に呼ぼう
ちょっと気難しくて
哲学的で道徳的で
形而上学的な話が大好きなひつじの物語
聞いていればいつの間にか
心地よい眠りが訪れているはず
それでいて 美しい夢がみられるはず

それでももしも眠れなければ
目を開けてじっと語り部ひつじの目を
見つめてみよう
そうすればすぐに窓から
たくさんのひつじがやってくるので
それを並べて数えてみればいい
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Denali's Calendar@デナリ屋

4-3nasula2.jpg南米の遺跡が見たくてスペイン語を4年やったほどの私ですので、ナスカ展と聞いていかないわけにはいかんのです!というわけで、週末に上野に行ってまいりました。ナスカといえば、マチュ・ピチュに並び私にとっての憧れの地であり、考えるだけで鼻血が出そうになるくらい興奮します。
ところが入ってみれば、とにかく始まって間もない土曜日だったこともあって、ものっそい人人、人、人。展示のガラスケースの前はどこもかしこも最盛期のディズニーランドばりの人だかりで、全然思うように見られませんでした。入ったのが遅めの時間だったせいもあって、結局後半は飛ばさざるを得なくなり、無念。
ただ、それにしても、素晴らしかったです。古代ナスカ人の美的センスには、本当に感動します。そして、壷や水差しなど、基本的に何でも丸いものに顔を描いてしまうあたり、すごく親近感を覚えます。私がこんなに南米の古代文明に惹かれるのも、丸いものに反射的に顔を描いてしまうのも、いつかナスカ人だったからかもしれません。
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ShowLetter.jpgバースデーをいろいろな方にお祝いしてもらえて、私は幸せ者です。何が嬉しいって、さまざまな近況報告が聞けることが嬉しかったです。

昨日は7年来の仲間たちが集まってくれました。大学を卒業してからは皆忙しく、会う機会もなかなか少なくなりましたが、たまにこうして集って、最近はこんなことをしているとか、今年はこういうことをしようと思っているとか、わいわい話せることほど、素敵なことはないと思うのです。

変わっていくことがある。
失われていくものがある。

変わらないものがある。
新しく生まれるものがある。

そんなことを繰り返しながら、ちょっとずつみんなで年を重ねながら、こうして一緒の時代を生きてゆく。
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img20060401.jpg26歳になってしまいました。時間が経つのの速さにびっくりです。お祝いの言葉を下さったみなさま、本当にありがとうございます!!
26ともなると、もはや「四捨五入すると」とすら言われなくなり、れっきとした「20代後半」に突入なわけで、そろそろ言い訳などしている場合ではなくなってきます。
今年は、今からもう宣言しておきますが、かなり変化が多い1年になると思います。状況に流されないように、しっかりと、自分の足で大地にでんと立っていたいです。

毎年思うことですが、3月31日生まれというのはなかなか、新学期と誕生日が重なるので、新たな気持ちで次に踏み出しやすい日であると言えます。そして私は80年生まれなので、これまで、19歳のときに1999年、2000年でハタチ、21世紀には21歳、という良い感じなのです。(何がというわけではありませんが)
そして、この季節でもう1つ良いものといえば、桜。桜が満開のこんな季節に生まれたことが、とても嬉しい。小さいときは、春休み中なのがすごくイヤだったけど・・・。

それに関連して、今日起きた出来事をひとつ。
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