Denali's Room 一語一絵

旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。

2012年08月

tenji

現在展示真っ最中。基本的には会場におります。毎日暑い中、たくさんの人が来てくださること、本当にありがたいです。
祖母春水は、小さい時からずっとかいてかいて、かきつづけてきました。(書くも描くも両方!)会場には今90歳の祖母が、小学生の時からの作品が、展示されています。80年以上も前のものです。その歴史は圧巻としか言いようがなく、孫の私が言うのもなんですが、こんなに素晴らしい才能があるのにそれを仕事にはせず、それどころか、大きな仕事の話がきても断り続けて、有名になりたいとか作品をひろめたいとか、そんな欲を持つこともなく、ただただこつこつ純粋に絵と書を愛し、人生をかけて創造し続けてきた祖母を心底尊敬しています。

祖母の無欲で、でもだからこそ力強い作品を見るたびに、創造のあり方、才能のあり方とはこのようなものなのだ、と思わされてきました。今回の展示も私が無理言ってひっぱりだしましたが、彼女の作品の展示をすることが、私のひとつの夢だったので、それを許してくれたおばあちゃんに誰より感謝です。

原画を見てもらえる今回のような展示は多分今後なかなかできるものではないし、この機会になるべくたくさんの人に見て触れてもらえたらなあと願ってやみません。卆寿を記念した画集も作りました。これもまた多くの人に手にとってほしい!!

29日までなので、是非是非!遊びにきてくださいっ。

oideyasu

おいでやすねこ。

写真 12-08-25 12 11 34

会場には9月30日発売の「日本の神様カード」の第2弾とも言うべき「日本の神託カード」を一足先に見ていただくこともできます♪

写真 12-08-23 8 26 39

あとはこの展示のために作った、20個限定のオリジナルiPhoneケースなどもあったりします。4、もしく4s用です。良い知らせがたくさんあるように、「みみすますフクロウ」の柄です。まだ残りあり!

展示、今週からです!以前の記事ですが、トップにもってきました^^)
現在絶賛準備中~。私はことだまころころの原画に加えて、最近のお仕事の原画なども展示させて頂く予定です。この展示限定のオリジナルグッズもあります、是非に♪

Shunsui-21
さてさて!2012年夏の展示のお知らせです!!お待たせいたしました!
この展示は1月に神戸BALで行った展示と同じもので、家族ぐるみ展示です。笑。東京の会場は神戸よりだいぶ小さいので、作品点数などは神戸のときよりもだいぶ少なくなってしまうのですが、その分凝縮して頑張りたいと思いますし、神戸の時にはなかった私の作品も少し追加して展示したいとおもっています。CONCEPT21さんでやらせていただくのは、2009年の個展「くろにくるり」以来。大好きな場所なので嬉しいです。

以下1月の記事より。
続きを読む

ゴーヤ
夏野菜が大好き!夏野菜は体を冷やすといいますが、熱い太陽のエネルギーをぎゅっと凝縮したような味がするから、エネルギー的にはむしろあったまる気がするのですが。

ナスもトマトもピーマンもオクラもキュウリもトウモロコシも全般的に大好き!中でもゴーヤが大好きです。あの苦味、あのシャキシャキ感。ゴーヤチャンプルーだったり漬物だったり、ビタミンCも豊富でごはんのおかずとしてももちろんすばらしい、でも最近はまっているのは「生ゴーヤジュース」です。

沖縄とかではよく売っているあれを、グリーンスムージーの要領でジュースにすると、とってもおいしいおいしい。日々いろいろレシピを追求しています。今までは氷を入れていたのですが、最近は「凍らせたバナナ」がベストであるという結論に達しました。ひえひえ。

作り方はとっても簡単

・凍らせたバナナ一本(輪切り)
・ゴーヤ(中サイズの3分の1くらい、わたをとって輪切り)
・水(適量)

を、ミキサーにかける。これだけでも十分なのですが、ここに例えばほうれん草とか小松菜などの葉っぱもの
を入れてもいいし、キウイや、りんごや、アボカド、あとはスイカなど、とにかくなんでも合いそうなもの(レシピになっとらん言い方)加えるとより味わい深く、あの苦味がいろんな角度から味わえます。いちおしはスイカです。グリーンスムージーというのは本来的には水しか入れてはいけないのですが、ただのゴーヤジュースとして、ヨーグルトや豆乳などをいれても美味です。
栄養満点ゴーヤジュース、夏の朝ごはんにいかがですか~。ゴーヤが苦手な人でも好きになれるのではないかと^^)

ちなみにグリーンカーテンにするのに加えて食べようと思って去年ゴーヤをいっぱい植えたのですが、失敗しました・・・ゴーヤあるあるですが、熟した時期に待ちすぎて、赤くはじけてしまった上、ひなびてしまいました。あのショックたるや!ただでさえ「ガラモン」に似てる外見だというのに!待てばもっと大きくなるんじゃないか、という欲を出した自分が悪い。なんでも適正なタイミングというものがあるのです。(ブロッコリーも待ちすぎて花が咲いてしまい、今もって食べものとしてではなくにょきにょきしています)
ゴーヤ、今年は時期を逸してチャレンジし損ねてしまったので、来年こそ。あとはゴーヤの「わた」を私はいつも捨ててたのですが、てんぷらにすると美味しいらしい。それも今度やってみよう。

夏野菜ばんざーい。

プリズンブレイク

最近ハマッた海外ドラマの「プリズンブレイク」について。さくら剛さんに「こんな面白いものはない!」と強くプッシュされて見始めたのがきっかけ。全シーズン制覇したのは"Sex and the City" と"Lの世界"に続き3つめです。(24は、シーズン1だけで挫折しました)今までで一番心臓に悪く、そして面白く、ハイペースで一気に観てしまいました。続きを読む

最近のお仕事のお知らせです。
moshimoshi

2009年から2010年にかけて、1年間毎日新聞紙上で連載されたよしもとばななさんの「もしもし下北沢」の文庫版(幻冬舎)が8月2日に発売になりました。連載時、毎週絵を描かせて頂いたときの幸せ、ばななさんやまみさんと一緒になって作り上げたフリマイベントの時の楽しさを思い出しながら、文庫化にあたってまたあたらしい気分で手にとっていただけるようなカバーを目指して描きました。住人になってから早3年、変わり行く下北沢が変わらず大好きです。是非ご覧下さい!

sukkiriguttari

もうひとつは、アーユルヴェーダの第一人者、蓮村誠先生の「スッキリをつくる健康習慣 ぐったりをまねく残念な習慣 」(ポプラ社)のカバーや挿絵を描かせて頂きました。スピリチュアル母さんタッチです。辛いもの大好き、旅が大好きのピタとカッパが強い私。グッタリ習慣をたくさん実践してしまっていて、ドキッです。習慣になってしまった思い込みって怖い。勉強になります。こちらも是非っ。

写真 12-07-24 11 19 40

ちょっと前のことですが、母のバースデーを祝ため、広島にいる妹以外、家族で集まって箱根に1泊旅行にいきました。そんな旅行は久しぶりです。母に気づかれないよう、みんなでいろいろサプライズを企画して、ホテルの人まで巻き込んでケーキを仕込んだり、色紙やプレゼント、父がすごいビデオを用意したり。秘密裏にいろいろやるのはドキドキものだったのですが、全部大成功!本人はもちろんのこと、みんながやってよかったなあ、この場所にこのメンバーで今居られてよかった、と一生思うような記念日となりました。おめでとう。

母の周りの人々からメッセージを集めたとき、みんなが快く書いてくれて、ありがたかったです。おっちょこちょいで天然ボケでいろいろな人に心配されながらも愛されていて幸せな母百合子です。それはもう素敵な色紙になったのですが、39歳でエイジングを止めていると公言している母が年齢不詳を貫きたいというため(笑)この画像も年齢が分からないように加工してあります!しかし赤いカバンをプレゼントしたことをここに述べておきます!(バレバレ?)まあ、肉体年齢なんてなんのその!魂はいつでも好奇心旺盛なYoung at heartです。

親の誕生日を祝えるというのは幸せなこと。いつまでも永遠にいてくれるわけではない。ずっと年上なんだから。小さい頃は自分が歳をとるなんて思ってなかったし、「パパとママ」だったはずの人が「じいじとばあば」とか呼ばれる存在になる日が来るなんて思ってもみなかった。けれど今は帰省する度に、ちょっとずつそんな言葉がしっくりとくるようなトーンの親にきゅんとしたりする。これから親孝行時代だな~と思う。
与えられてきたたくさんのものを、どんな風に返していけるかな。もらったものを同じだけ返す、なんてそんな簡単な話ではもちろんないのだけれど、タイミングとリミットは確実にあるのだから、できるときがやるべきとき。できるときが幸運な時期。
なんてことない時間を一緒に過ごせる日があったら、その日その一瞬一瞬に全てを込める心持ちで、向かい合っていよう。その上でどうでもいい話をしよう。会えなくても、その人たちがいなかったら存在しなかった自分の、在り方そのもので、何かを返してゆくことだってきっとできるはずだから。

親が、いつかは今の自分と同じ歳だった、
そしてそのとき側にはちっぽけな自分がいた、
そんな当然のことが不思議でなりません。

いや~しかし赤いちゃんちゃんこがこんな似合わなそうな人もいないわ。(バレバレ)

↑このページのトップヘ