mominoki

もはや、誰も見てくれていなかったとしても、ひっそり、気がむいた時に更新してゆきたいこのブログ...。もう12月ですね。2016年も終わりです。昨日お正月だったはずなのに!!

ついこの間生まれたと思ったネムが今日で1歳。2220gしかなくて、本当に小さくて、こんなかよわい生き物がいるなんてとその儚さにもだえていたのに、もう9キロ。2人目は早いというのはよく聞きますが、本当ですね。ピノの時よりも体感速度3倍くらいで過ぎていった1年でした。ピノの時は家族総出で集まって、料亭でお祝いして、ケーキも手作りしちゃって、そんな感じで大々的にやったのですが。(ちなみにその時の記事がこちら。)ネム誕生日当日は、ピノのスイミングスクール体験入会が主な行事に...ケーキも外注。ああ、2人目の宿命よ...。

でも、おめでとう。
1年前の今日、足の間からひょこっと顔を出した君の泣き顔を忘れないよ。ピノとはまた違ったキャラクターで、その癒される笑顔で、日々、たくさんの幸せをありがとう。
生まれてきてくれて、元気で1歳になってくれて、
ありがとう。

クリスマスが近いので、大きなもみの木は置けないけど、ご近所のかわいいお花やさんでモミの大きな枝を買ってきてワイヤーで壁に固定してみた。意外に頑丈だし、オーナメントも飾れる。水にささなくてもいいんだって。食卓が一気にクリスマス。
あとは、いつもの花瓶にキャンドルや、モミの葉っぱをちょっと切っていれたら、なんとなくそれっぽく楽しい。ピノが保育園で作ってきた小さなリースも飾りました。

毎年、ハロウィンが終わってから年末までの、この慌ただしくもなんとなく賑やかな時期が好きだ。

時間が経つのが速い。速いからこそ。「季節を感じる」ということが一番大事なことなのではないかと思う昨今。所謂、「歳時記」的なことを大切にする暮らし。
子どもが生まれてから、ますますそう思うようになった。

ハロウィン、する?いや一日のためにコスプレ用品買うのもったいないでしょ。クリスマスツリー、出す?どうせすぐ葉っぱ落ちるし。そもそもキリスト教徒じゃないし。年賀状、出す?いやーもう面倒でしょ、このご時世メールかFacebookでいいでしょ。豆、まく?家中にちらばった豆片付けるなんて考えたくない!ひな人形、飾る?またすぐしまうのに出すのもな。

何かをやらなくちゃ、と思うとすぐに「やらなくてもいいんじゃない」と思う自分がいる。「何かをしない」理由ってたくさんある。私は面倒くさがりだし、しない方が簡単だし、理にかなっていたりする。

でも、日々の時間の流れを、季節の移ろいを、ちゃんと感じられるような子になってほしい。

だって、「どうせ○○なら」と考えてしまったら。

どうせ散らかるなら、片付けても意味がない?
どうせ降りるなら、山に登っても意味がない?
どうせ死ぬなら、生きる事には意味がない?

大袈裟か?極端か?
いや、意外とこれは、大きくは同じことのような気がするんだ。

時間の流れがゆっくりで、毎日、今日だけを全力で生きている子どもの目で、世界を感じてほしいなと勝手ながら思う。だから、そんな大したことはしていないけれど、今は一人暮らしの時には全然気にしてなかった歳時記の本を見たりしながら、「あ、今日はゆず湯だ」とかそういうことを前よりも気にするようになった。

それが、自分自身も「日々を流さないで、生きる」ことに繋がっているような気がする。

何でもイベントにすると、楽しいしね。
ne

オーダーすると似顔絵のケーキを作ってくれる、近所のカフェ。
かわいくって、上のプレートが食べられない〜。