Denali's Room 一語一絵

旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。

2020年02月

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クックパッドさんの食育絵本プロジェクト、「おりょうり絵本」の、冬の特別号の絵本を作らせていただきました!昨年夏頃から関わらせて頂いていて、これまでにもすでに会員となられている方にお配りするチラシや、冷蔵庫に貼れる大きなサイズのポスターカレンダーなども作らせて頂きました。

毎月500円で、食に関わる絵本が1冊ずつ届く、ワクワクするサービス。子供と一緒に学べる仕組み^^)今回の冬の特別号、タイトルは「ぽっかぽかみーつけた!」。美味しいものを作ってもらうのも、一緒に食べるのも、幸せ。

絵本を1冊作るのはとても大変で、でも、とても楽しい。かつ、昔から食べ物を描いた絵本がだいすきな食いしん坊だったので、(ぐりとぐらとか、しろくまちゃんのホットケーキとか)そんな美味しそうな絵本を作るのは私の夢でもありました。
おいしいものをおいしそうに描くのってほんと難しいけど!

女の子と、猫のようで猫でないかもしれない、そんな不思議な生き物ベルのお話、心をこめて描きました。たくさんの人の元にぽっかぽかのハートが届きますように。

メッセージがかけるハートのカードつき。

本屋さんなどで市販される絵本ではないので、ご興味ある方はお料理絵本のサイトもまた見てみてくださいね。

しかしクックパッドにお世話になったことがない人なんているんだろか…!本当に日々助けられています。ピンポイントで検索しなくても「ほうれん草 消費」とか「簡単 子供 パーティ」とか(笑)そういうキーワードでもいろいろ出てくるのが助かるのです。
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ポスターカレンダーは割と大きなB4サイズでした!続きを読む

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再度お知らせです。

来たる2020年3月9日、詩人の覚和歌子さんと、スピリチュアルかあさん大野百合子と、そして恐れ多くも私の3人で「クリエイティビティ」をテーマにワークショップを開催します^^)

詩人の覚和歌子さん、そしてスピリチュアルかあさんこと母大野百合子と、そして私の3人と濃厚な時間を過ごしてみませんか。

テーマは「クリエイティビテイ」。
「ことば」と「絵」にフォーカスして。

おしゃべりの時間あり、実際に一緒に手を動かして「つくる」時間あり。みっちり距離が近い数時間になる予定です。

こういった試みは初めてで、だれより私たちがワクワクしています。何かを表現してみたい人、自分の中にある扉を開いてみたい人、是非是非春の午後、一緒におしゃべりしましょうー!

詳しくは「続き」をご覧くださいませ。続きを読む

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家族が急にいけなくなって、急遽舞台「ねじまき鳥クロニクル」を観に行けることに!起き抜けにテンション爆上がりしたものの開演まで全く時間がなく、半分パジャマで家を飛び出して、アクロバティックなチケット受け渡しの後、芸術劇場へ走る。

そして夢のような時間を過ごした。はじめてディズニーランドに行った幼児のような顔で息を止めるいきおいで舞台を見つめていたと思う!

今まで見た舞台でとても印象に残っているのが、サイモン・マクバーニー氏演出の「エレファントバニッシュ」で、やっぱりそれも村上春樹作品でした。小説もそうだけれど、人間の無意識下から何かがジワリ、ジワリと湧き出して現実を侵食していくあの感じは、圧倒的に映像より舞台の方が合っていると、思うのです。自分でもそれがそこにある事を知らない、もしくはわかっているのに見えてないふりをしている、なにかニュルニュルしたものを直接鷲掴みにされる感じは恐怖でもあり快感でもあり。というすんごい素人なレビューですが…

関係ないのですが
私が昨日見た夢の中で、誰かが死んだのです。私はその人の横で、死にゆくその人をみていて、張り裂けそうなくらい悲しくて、泣いていて、でも、同時にこれは起こるべき事だからと納得もしている。そして、ただただ、手を握りながら、その人の肉体が静止するのを見つめていて、ああ、もう少し後にはもうこの人と話すことはできないんだ、と思っている。死の傍らにいる感覚がすごくリアルだったのに、さて、目が覚めてみたら、誰が死んでいたのか、誰の手を握っていたのか、さっぱり思い出せない!男だったのか、女だったのか、年齢も輪郭もぜんぶほどけて、何もわからない。はっきり覚えているのは、握っていた手のあったかさだけ。思い出せないことが気持ち悪いから頑張って考えれば考えるほど、迷路の中に迷い込んだ気持ちになる。

ただの夢だけれど、あまりにリアルな夢は、何かを繋ぐチャンネルのように思えることが多い。意識の底の底にあるものが何か、どんなものなのか、意識していないんだからわかるはずもないんだけれど、そこに確かに、それがある、その事実を見せつけられるような物語でした。自分の全部の属性が消え失せて、ただただ一人で、孤独に沈んでいく旅。

今日、その夢を見たことも。そして今日、たまたま行くはずもなかった舞台に行くことになったことも。

小さい時から舞台が好きです。現実と夢の境目がなくなる瞬間、意識が肉体から飛び出して、舞台の上で一緒に過ごし、そして目覚める。作る緊張感も、観る緊張感も、知っている、と思う。大学の時にサークルで演じた、野田秀樹の戯曲「農業少女」の百子の最後の長いセリフをいまでも、まだ暗記している。舞台の世界に関わるもの全てが好きだけれど、この6年ほど、育児フェーズに入ってから、観劇のハードルはものすごく上がってしまった…だから、今日のような日はとても特別。特にそれが久しぶりで、良い時間であったなら、その余韻の半身浴でずっと幸せでいられる〜!

(ちなみに私がものすごく昔から見る悪夢の定番は「客席は満員で、本番が始まろうとしてるのにセリフを全く覚えておらず、台本を持っている人を探しまくる」である。)

人間の頭の中ってすごい。
人間の想像力ってすごい。

私も、表現するもののはしくれとして、少しでもいいから、誰かの中に、何かこんな気持ちになれるものを作りたい、もしくは井戸の中に射す光の中で何かを描いてみたい、と浸りながら帰途につく。

はー舞台はいいなあ。
しつこいけど。続きを読む

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私も参加させて頂いた「私たちのS.W展」ですが、終了後、千葉で被災した人たちへの義援金として、売り上げが寄付されました。「がんばろう!千葉 千葉県災害義援金」へ、なんと713180円も!すごいなあ。あらためて、一刻も早い復興を祈ります。

私のアミダラ姫もどなたかがお引き受けくださり、微力ながら協力することができました。自分の個展ではなくグループ展で、また様々な人が通りかかる原宿という場所で、見てくださった人がいたということが嬉しいです。ありがとうございました。
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下北沢の本屋B&Bさんでの、カレンダー原画展無事に終了しました。お忙しい中、足を運んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。いろいろな方にお会いできてとても嬉しい時間となりました。

家族がサプライズで花を送ってくれて、突然の素敵すぎる花束に驚きすぎて目が点に!作ってくれたのはgui.flowerで大活躍のフローリスト前田有紀ちゃん。長年尊敬している友人です。隅々まで繊細な愛が満ちていて、少し風変わりで美しく、元気いっぱいの花たち。彼女に触られる花は嬉しいだろうなあ。そして誰より夫と娘たちに感謝です。ありがとう。

そしてそして、さらに嬉しいお知らせなのですが、昨年まで住んでいた神戸の地元、岡本にカレンダー原画展、巡回できることになりました!わーいわーい!残念ながら私は現地にいくことはできないのですが、作品だけでも神戸に旅できることが嬉しいです。

関西方面の方、ぜひお立ち寄りくださいね^^)
グッズなどもお取り扱い頂いております。

【Denali's Calendar2020 やおよろずモーメント原画展】

2020年2月6日(木)~2月18日(火) *水曜定休

OZ SELECT
https://www.facebook.com/ozselect
神戸市東灘区岡本1-11-20アルフィー岡本B1F
078-453-2325
11:00 - 19:00

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タンブラー
いつもとてもお世話になっている、星野リゾートさんからマイタンブラー登場!KINTOさんとのコラボです。色もかわいく、とてもしっかりした作りのタンブラー。旅だけじゃなくて、オフィスやお散歩や、日常使いにもぴったりそうです。デザインを担当させていただきました。

私も最近持ち歩いていますが、気分によって入れるいれものを変えたりするのも楽しいし、不必要に外出先でペットボトルを買わなくなるし、良いこといっぱいです。

詳しくはこちらをごらんください!!

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複雑な柄なので一番大変でしたが、私はこれが好きです^^)ワクワク柄。写真だとなかなか撮りにくいのですが、絵がクリア色の印刷で全面にあり控えめながらもとてもおしゃれな印象。

旅のおともにぜひひとつ!

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