パリの買い物

帰国しました。1週間とは思えない濃い旅でした。
誕生日にメールやメッセージをくれた方、そして
ブログへのたくさんのコメント、本当にありがとうございます!
嬉しい!旅先では結局iphoneはつかえなくて
お返事が全然出来てなくってごめんなさい。
これからじっくりと読んでじんわり幸せに浸りたいです。

いろいろ買い物しました。ただでさえ旅先はお財布が緩みがちなのに、
更に三十路免罪符が加わりいろいろ買ってしまいました。
とはいえ、もとから所謂ブランドものというものには全く興味が薄いため
たくさん買ったといっても散財したというほどでもなく。

後で気づいてみればキッチン関連のものばかり!

食器ならともかく、スパチュラとかパウンドケーキ型とか・・・描いていないけれど調味料もたくさん買ってしまったし、どんだけキッチン好きなんだ、という感じです。ただ思うに、キッチン用品好き度合いと、料理の腕は全く比例しません。ともかく割れ物をたくさん増やしたので、帰りは手荷物をガッチャンガッチャンいわせながら重い思いをして帰ってまいりました。しかし幸せだ。早く何か作りたいな。

あと、パリに
セネリエというピカソなども通っていたという老舗の画材やさんがあるのですが、そこにまたいけて嬉しかった。雰囲気があって素敵なのです。お店の人、白衣だし。前回はピカソにあやかりたくて?色鉛筆を買ったのですが、今回はお店の名前が入ったエプロンを買った。なんだか良い絵が描けそうな気がする気がする。

マレ地区を歩いていたら偶然見つけた素敵な雑貨屋さんがあって、一目ぼれしてレトロな感じの模様のカバンを買いました。あとはもうすぐ生まれてくる甥へのちょっと気の早いお土産も買いました。

私がいつか暮らしていたらしいモンマルトルではかわいいマグカップやお香たてをもらってホクホクでした。夕焼けをみようとサクレクール寺院のところで待っていたら今の時期のパリは日が沈むのが本当に遅くて、あまりにいつまでも明るいので夕焼けは見られたものの予約していたレストランをキャンセルしなくてはいけなかったというオチ。

アクセサリーもいくつか買いました。旅に出るたびにピアスが大量に増える・・・。だって一番かさばらないし一番その国のカラーが出るし身につけられるし!しかしベルギーの市場で買ったピアスは、買って30分後には壊れた!

いろいろなところに行き、いろいろな人に会い、いろいろ忘れられない時間や風景が増えました。美味しいものをたくさん食べました。

ずっとフランスに住んでいる幼馴染にも、会えて嬉しかった。りえちゃん結婚本当におめでとう。そしてかわいいエスプレッソカップをありがとう。大事にするね。英語もフランス語も堪能でルーブル美術館に勤務しているカッコイイ友です。

ちゃんとバゲットも丸かじりしました。
私のフランス語の語彙は「ぼんじゅーる」と
「うんばげっとしるぶぷれ」(バゲット1つ下さい)の2つから
全く増えなかった!

パリは2回目だったのだけど、今回結局1つも新しいところには行かなかった。シャンゼリゼ通りも一度も歩かなかったし、凱旋門も見もしなかった。前回訪れて好きだった同じところばかりを歩いた。

普通旅をしていたら「あれも見なくちゃ、これもそれもしなくちゃ!」と思ってしまうのだけど、パリにはそれがない。気負わず歩けるし、まあまた来るさ、というゆったりとした気持ちで歩ける。そんなところが好きなところだと思う。あと何しろ街がパンやさんだらけなところ・・・。

良き旅でした。

何かで読んだけれど、人が「現在」として認識するのは実質7秒くらいらしい。8秒以前はもう過去。「今を大事に」の今が7秒だとすると何かを心がけるにはあまりに短い。
だから結局全部大事。今を大事にすることは全部を大事にすること。
8秒より前にも、8秒より先にも全部に重きをおいていきたいと思う。
気をつけていないと、ちゃんと見てすらいないものも
どんどん8秒以前の方に流れていってしまう。

どうして現実ってこんな風に次々と移り変わるんだろうな。
旅をしている時は日本での事が全て夢みたいなのに
日本に帰ってきた瞬間に旅先のことが全部夢みたいになる。
本当に行って来たのかさえ曖昧になって
あっという間に普段が戻ってくるこの感覚。

旅にはどれだけ慣れても、この奇妙な感覚にはいつまでたっても慣れない。楽しみにしていた一連の時間が終わり、既に過去になってしまったという寂しさ。それでもまたその寂しさを味わいたくなるのが、旅というものの常習性だ。

次はポルトガルに行きたい。
何の理由も予定も全くないけど、なんかそんな気がするだけ。
行きたいところが山ほどあるこの世界って素敵。