港のほうにいくと、風車がたくさん並んでいる場所がある。今はもう使われていないその風車たちは海を臨んで佇んでいて、いろいろなものを見てきたんだろうなと思う。ギリシャの地図を見ていると、ずっと昔世界史で覚えたような地名がたくさん出てくる。ここは神話と歴史と昨日と今日が一直線で繋がっている場所なんだなあ。その中に古代ギリシャ人がいて、35年前の両親がいて、今私がいるんだ。
今日はまた街をぶらぶらショッピングしたり、猫と遊んだり、スケッチをしながら散歩したりのんびり過ごました。
ミコノス島もあっという間に明日が最後!だいぶ地図が頭に入って、部屋が自分の家みたいになってくると、いつも旅は終わりの方なのだ。すごく寂しくなるけど、でもやっぱり終わりがあるから旅は旅になって、奇跡もいっぱい起きる。