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体と心は連動している。心にかかる無意識な負荷が、体の不調として出てくる。ということは、つまり逆も可能。体を、肉体を、楽しく嬉しい方向にもって行けば、気持ちもまた楽しくなるのです。

何はなくともとりあえず笑ってみる。
無理やりにでも、別に楽しくなくても、顔の筋肉を動かしてニコニコしてみる。なんでもいいから「笑い」の表情を作ってみる。すると根拠のない嬉しさが湧き上がってきて、元気になる。嘘だと思って、やってみてください!10秒くらい、この世で一番面白いもんを見たと思って!びっくりするくらい効果ありです。

心はいったんどこかにしまって、純粋に、体が、喜ぶことをする。美味しいものを食べても、運動しても、美しい花やお気に入りの写真集を眺めるのでも、なんでもいいと思います。この場合は本を読むとか何かを書くとかそういう頭を使うことより、「頭はなるべく使わず五感を喜ばせる」事の方が有効だと思う。筋肉の動き、血液の流れ、呼吸、細胞の振動、そういう肉体を作る全ての物理的な反射や反応に、結果的に心がひっぱられて、妙にエネルギーが満ちてきます。

そんなわけで、よく家で不敵に意味なくニヤニヤしています。私の場合それに加えて最近覚えたアンパンマン体操が加わったりするので、やっているうちに本気でテンションがあがってきて、それはそれで疲れます。これをもし屋外でやったら補導されること請け合いです。でも気にしない。子どもになったつもりで。
まあ、ただニコニコする分には、どこでも、ね。

元気、出ます。