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ちょっと忙しい日々が続いて、更新が滞りがちでごめんなさい。3月4月にぼんやり過ごしてきてまったのが、今になってどわーっときている感じです。
先日5月14日、Rainyday bookstore & cafeにて開催された「図工のじかん」ワークショップ第2回、無事に終了いたしました!満員御礼、嬉しい限りです。来てくださった方、お手伝いしてくださったみなさま、本当にありがとうございました。定員オーバーでお断りせざるを得なかった方もいたので申し訳なかったです。また第3回もあるので、是非。
写真は、特製デナリスイーツ、その名も「あんこちゃん」です。私がひとつひとつ顔を書いているので、全部違う顔になり、何せアイスクリームなので、配り終えた頃にはちょっと顔面がどろっと崩れてしまっていたりするものもあって、ドキドキしました・・。
奇しくも14日は夕方から雨が降り出し、Rainydayの名にふさわしい夜になりました。
みんなで切ったり、ちぎったり、貼ったり、折ったりの楽しい楽しい夜でした。
「ブックカバー」と聞いて、通常の本にかけるためのカバーを想像していた人が多かったのですが、毎回ワークショップに参加されるみなさまの迸るクリエイティビティに「もっと自由度が高くても大丈夫だ!」と絶対的確信があったので(笑)今回は、「自分の大事な1冊の本を持参して、その装丁をする」というテーマにしたのでした。これまではカードづくりだったので「クリスマス」や「バレンタイン」など、世界観が制限される共通のテーマを設けていたのです。

本はおそらくほとんどの場合、作家と装丁をする人は違います。文章を読んで、書いている人の思いを汲んで、その中身がどうしたら一番うまく伝わるかを考えて、装丁をする人が見せ方を考えるわけです。でも装丁をする人もいち読者であることに変わりはないわけで、つまり、その本を愛している読者がその本のカバーを考えたら、また元のものとは違うその人なりのカバーになるわけで、それはとても面白いのじゃないかと思いました。

私自身もサンプルとして、いくつか作りました。
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よしもとばななさんの「ごはんの話ばかり100話とちょっと」。食いしん坊な私が大好きな1冊です。読んでいるとよだれがとまりません。題字と作者名を全部、紙に刺繍してみました。印刷では絶対にありえないこと!

次は星野道夫さんの「旅をする木」。私がアラスカにいくきっかけになったとも言える、人生の大事な本。青い表紙が印象的な本なので、思い切って黄色にしてみました。モコモコペンを使ったので、よくみると立体的です。

一番右は福田和也先生(大学時代に授業をとっていたので今でも先生)の「価値ある人生のために」。大学生の時に読んでも、今読んでも、じんと響く1冊。手紙形式で書かれている本なので、写真だと分かりづらいですが装丁が封筒そのものになっています。手伝ってくれたうしくんの作品です。

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みなさんもくもくと没頭する作業タイム。持ってこられた本もバラバラ、大きさもバラバラ、それぞれの大事な1冊を「衣替え」する時間です。この日のために私が竹尾で欲望にまかせて買いあさった紙たちが、次々と素敵な作品に変身してゆきました。

いつもそうなのですが、集中すると時間の感覚がなくなって、だいたい「もう1時間半経ってるので~」とか私が言うとみなさん「ええっ?!もう?!」とびっくりされます。そして、本当に素晴らしい作品たちが出来上がってきたのでした!切り絵あり、コラージュあり、貼り絵あり、紙あり布あり・・アイデア満載で斬新なものばかりでした。その本への愛が伝わってきて、誰より何より見ていて私が興奮してしまって、鼻息が荒く、「どうですかどうですか」と質問されてもないのに話しかけてしまって、かなりうっとうしかったと思います・・・。

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やっぱり時間がおしてしまって、1冊ずつ表紙を撮影することができなかったので、集合写真です。テーブルごとに撮影したので、全部私がうつっててスミマセン。本当はもっと1つ1つの表紙をアップでご紹介したかったのですが。雰囲気伝わるかな。

最後にみなさまに一言ずつ、どうしてその本にしたのか、どういうテーマで作ったか、など発表していただいたのですが、みなさん饒舌!「好きな本」「人生の1冊」について語るときのみなさんのお顔は本当に素敵です。ひとことでお願いします、というフリだったのに、1人1人のその本とのストーリーにすっかり聞き入っていたら、既におしている時間がさらにおしてゆきました。(笑) 参加者の方同士で、その本を薦めあったり、私も読んでみよう~!みたいな会話があるのも素敵でした。
ただでさえ大事な本が、自分でじっくり世界に1冊だけのカバーを作ることで、ますます大事な、自分だけの1冊になるのだと思います。これらのこの本が本棚に戻された時、これまでよりちょっと輝いて見えるはず。

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最後に、大輪の芍薬とカーネーションのものすごくキレイな花束(しかも手作り!)をくれたマーブル、カフェの林下さんと。ありがとうございました。当日手伝ってくれたハスキーとそへにも更に感謝感謝です。

ブックカバー作りのワークショップ、面白い!
これは是非次回もやりたいです。