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今回もよき旅でした。ビッグイベントをこなして一生の思い出にもなり、ますます台湾が好きになりました。
写真は、滞在中訪れた「淡水」でやった台湾式射的の写真。水風船を割ると、割った数に応じて商品がもらえます。
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みっつ割ったので、3等の「泡泡水」と「棒棒糖」が当たりました。あわあわすい(シャボン玉)・・・ぼうぼうとう(チュッパチャプスみたいなもの)・・・なんか気がぬけるゆるさ!笑

この「な~んも気負わなくていい感じ」が一番好きなところだなあ、と思いました。
生きることがとても自然というか、美味しいものを食べたり体を良い状態に整えたりすることが当たり前の生活の一部になっているんだと思います。おなかがすいたら、そこらでなんか食べる。足が疲れたらもんでもらう。全てが一連の流れ、なんてことない日常に含まれている感じ。台湾で「一人でご飯を食べられなくてトイレで食べる」なんていう人、いないんじゃないかなあ。なんとなく。

例えば東京で暮らしていると、エステでもネイルでもマッサージでも、そういうサロン的なものにいくのが一日の中の大きなイベントになる。事前に雑誌やネットでリサーチするし、行ったら項目の多いカウンセリングシートを書かされたり、お仕事何されてるんですか~というような会話も絶対に一通りあるし、頼んでいなくてもオプションをおすすめされたり、定期的にメールが届いたりするようになる。通うにはだいたい経済的にもつらい場合が多い。

予約もせず通りかかった店にふらりとたちよって、名前も言わず、コースを言ってお金を払って、マッサージしてもらってさっさと帰る、みたいなこと東京ではまず出来ない。でも台湾って全てがだいたいそう。無言であっても、笑顔がなくても、冷たいわけでは全くなく、ただしっかりとプロフェッショナルであるだけ。お互いが自然体で接しているだけなんだけれど(だって普通に考えたら初対面の人のライフスタイルとかそんな興味ないですよね・・・)それがすご~く、楽。
サロンでもレストランでも、腕のいい人がいる素晴らしい場所はたくさん東京にはあって、そういうところにご褒美としてがっつり行くのももちろん最高に楽しく、たまにはやりたい。でもそうじゃなく、「顧客」になるんじゃなく、ただすっぴんで何も考えず、通り過ぎるみたいにチャージしたい時もあるし、そういう時にいける場所が東京にはなかなかない。台湾はどっちもあって、そこが好きなんだなあと思った。

過剰さがなく、不必要なところに不必要なエネルギーが割かれてない。
でも、大事なところはしっかりと、大事にされている。だから、ふーっと肩の力がぬけるポイントが多いのです。

あわあわすいと、ぼうぼうとう。

心にいつでも、あわあわすいとぼうぼうとう的幸せを。

また行きたいです。ありがとう台湾。しかし、これからしばらくは本当に頑張らねばシーズン。
引きこもります。
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屋台で売ってたうずまき柄の巨大せんべい。顔が隠れるほどです。