honnoki
みなさま、下記結婚のご報告に対して、たくさんたくさんのうれしいコメントを、本当にありがとうございます。感謝申し上げます。なんだかそういうことによって徐々に足りなかった実感がわいてきたような感もあり。(ただ「写真が小さくて見えねえ!」というクレームもたくさん頂きました。す、すみません,・・・)

連休は電話と手配をしただけであっという間に過ぎていきましたが、元から連休など関係ない職種なので、つまり生活はいつも通り。ゴールデンウィークだったっけそういえば、という感じなので、うまくすれば9連休だったらしいGWが終わる今日も別に何も思いませんが、横の人は「明日から会社か~」と言っています。
一人暮らしでなくなったことの一番の変化は、ここだろうなあと思います。時間のリズムのこと。フリーで一人暮らしを何年も続けていると、もう時間の何もかもがフラットになっていって、曜日も土日も関係ない、ただ今日があるだけ、街に出て人が多くてはじめて休日だったことに気づく、みたいなのが普通になっていきます。更に家が仕事場だったりすると、最強?のフラット状態。24時間の中に睡眠や食事、仕事、その他いろいろな要素を「どう配分するか」という問題しかありません。会社員時代には確かにあったはずの「わーい金曜日だ」とか「明日会社だから早く休もう」みたいな感覚は完全消失し、時間はにツーーーーとただ平坦に続いていくのが当たり前になっていました。そこには良いとか悪いとかいうことはなく(どちらにも良い部分も悪い部分もあり)、単に「向き不向き」があるだけだと思っているのですが、幸い私は向いていたらしく、すっかりそれに慣れてしまってました。

でも一緒に暮らす人が増えたら当然そのリズムの影響を受けます。正しく社会的な、会社的なリズムの持ち主が近くにいると、それが私のめちゃくちゃな時間の中で最近メトロノームみたいになっていて、なんだか時間にすっかり忘れ去られていたメリハリが戻ってきたように思います。それが一番自分の中で変化として実感できる変化で、面白いです。今日は金曜日か、とか、土日くらいゆっくりしよう、とか、今月は3連休があるんだ、とかそういう忘れてたこと(忘れるなよって話ですが)も考えるようになりました。

フラットなだけの時間は、いつでも休めるけれども一瞬も休めないとも言えるし、無理をしてしまうことも多いのです。これからは時間のリズムをもうちょっと大切にしていきたいなあというのが目標。時間って惜しんで大切に有意義にしようとすればするほど、気づいたら反対にみくびってたりぞんざいに扱うようになってしまってたりする、すごくトリッキーな存在。自分では当たり前だと思っていたけれど、指摘されると確かにむちゃくちゃだ、という働き方は反省して、ラヴェルのボレロみたいに、刻むリズムは同じでも、無限に広がるメリハリのある感じを目指したいと思います。

全然変わらないこの超夜型生活からまずはどうにかせねば!「ゴールデンタイム」とやらに寝られるようにしたいのですが、不眠症もあるのでがんばらねばなりません。