お香たて

10月、11月と休んでしまっていたのですが、昨日久しぶりに陶芸に行った。ら、その前に作っていたものたちが焼きあがっていて、おお!と再会した気分になった。
これは、灰受け。3年くらい前にパリのモンマルトルの雑貨屋さんで買ったお気に入りのお香立てがあったんだけれど、受け皿がなくて、灰が下に落ち放題だから、クッキーの缶の蓋を、下にしいていた。(細長い形のものだから他にちょうどいいものがなかったのだ)それがずっと嫌だったから、今回自分で作ってみた。陶芸ってそういう、ピンポイントで欲しいものが、自分で作れるところがいいなあと思う。
でも下手くそだから、万が一出来上がりがフレンチお香立てと合わなかったときのことも考えて、鳥のちんまりしたお香立ても別に作った。昨日、合わせてみたら案の定・・・焼いたらすごく縮んだので、フレンチの灰を受けるには微妙に不安なサイズ!そしてフレンチはこんなに黄色味かかってない白なので、色のマッチ具合もなんだかなあ。むむむ、難しいのである・・・鳥にも活躍の機会がありそうだ。これはこれで気にいったからいいとする。

急須

こちらは、課題で作った急須。私はものすごい茶飲みで、とにかくガブガブ飲むので、普通の急須じゃ小さすぎるから、いつもやかんでお茶を作って飲んでいた。でもそれも風流ではないので、課題をきっかけに大きい急須を作ろうと思ったのでした。急須は形を見ても分かるとおり、いろいろなパーツがあるので、すごく難しかったです・・・。大物なので失敗が怖くて、絵がつけられなかった(笑)!ということでちゃんと使える急須は出来上がったものの、この急須、大きい上にぶ厚い、お湯を入れたらもはやダンベル!いいんだい。

【そこで急に募集】
この急須に取っ手をつけたいのですが・・・。(両側のドーナッツのところに通すもの)市販の取っ手は竹でできている昔ながらのものが多いイメージです。竹のものではなく、細めの金属のシンプルな形の取っ手をつけたいなあと思っています。今まで急須の取っ手なんて探したことなくて、いろいろなサイズのいろいろな種類が売っているお店がもしあったら、是非知りたいです!(カッパ橋とかに、あるのかな?)もしくは、オーダーメイドで、取っ手を1個だけ、良心的な価格で作ってくれる、そんな彫金作家さんや彫金工房さんをご存知の方がいたら、情報をいただけたらうれしいです。
いきなりの募集、失礼いたしました。せっかくだから、気にいった形で使いたくて。そんなスペシャルな取っ手に合うようなすばらしい急須かと言えば、黙ってしまうのですが、でも世界にひとつだけのものなので。

ところで、昨日また大きな地震があった。また陶芸教室の帰り道だった。東日本大震災の日も、陶芸教室にいた。(つまりどちらも金曜日だ)自分の眩暈かと思ったら、地面がぐらぐら揺れてた。昨日の地震は余震ということだったけれど、津波警報が出て、実際に避難した人がいて、twitterで情報がとびかって、電話がつながりにくくなって、不安の中、家の中大丈夫かなあと思いながら、同じ道を帰る感じのシチュエーションが、あまりにあの3月11日と似ていたので、いろいろよみがえってきて、ああ、忘れていないつもりで、忘れていた感覚がこんなにあった、とあの時期の気分をまた体にしみこませながら、歩いて帰った。暖房のきいた部屋で眠れること、水をふんだんにつかってお風呂に入れること、お店の棚が豊かに埋まっていることを、あって当然、続いて当然の日常と思っていてはいけない。あのときに感じた全てのこと、頂いた気持ちを、もう一度ちゃんと辿ろうと思った。近くにいてくれる人たちがどれほど救いになるかということも。避難した方々がちゃんとおうちに戻れて、あったかく眠れていますように。

2012年の冬至も近づいている。マヤ歴が終わる日、今年の12月21日。
日々を意識的に、丁寧に、紡いでいきたい。