昨年からとりかかって、コツコツ、本当にコツコツ地味に頑張ってきた仕事が昨日やっと一段落しました。心底、ほーっ。燃え尽きバタンキュー!どうしてもいつもよりパキパキ動けなかったので、ちゃんと間に合うかどうかずっと胃がキリキリしていて、下の記事にも書いたようにほぼ家から出ないまま2月も3月はあっという間に過ぎました。え、もう2013年も4分の1終わりか・・WOW! その仕事については近日中にまたお知らせいたしますっ。

これでやっと骨休め期間に入れるので、ブログもたくさん更新していきたいし、運動不足なので体ももうちょっと柔軟になるようにヨガなど調べて行ってみたいと思っています。いつもだったら、大きな何かが一段落したら、さ~旅に出よ~どこ行こう~という感じでリフレッシュなのですが、今は遠くに行けない・・・。こんなにどこにも行ってないのははじめてのことで、もう赤子とおなじくらい旅に対する欲求が日々自分の中でウゴウゴしていて欲求不満で困っているのですが、とにかく今は我慢です。落ち着いたら増えた人を連れて存分にいろんなところにいってやる~と妄想旅先リストを頭の中で整えている日々です。しかし南米とかは当分行けないんだろうなあ・・・。
人生の旅をゆく 2
人生の旅をゆく 2 [単行本]

そんな風に何もできずに過ぎてしまった3月なのですが、忘れられない思い出も。3月10日に日本橋で行われたばななさんの講演会「人生の旅をゆく」の講演会の会場で、私も展示をさせて頂きました。「もしもし下北沢」の連載のときに描かせて頂いていた50点近くの挿画の中から10点ほどセレクトしたプチ原画展です。原画は点数が多いので普段は実家に眠っているものなので、こうしてまた展示させて頂ける機会を頂けることはとても光栄で、ずっとしまわれていた絵たちもとても嬉しそうに見えました。そしてそれが他ならぬ、震災2年目の日であったということも。

2年経つ今年、1年目の去年とは、考えることも感じかたも変わっています。3年目、4年目、時間が経つにつれてこれからも変わっていくんだろうと思います。自分の中に薄れている部分が全くないとはとても言えません。けれど今年こんな風に展示をしながら過ごさせて頂いて、ばななさんのお話を聞きながら会場のいろいろな立場の全員が2年前に戻り、あの日の空気を呼吸しながら、震災後の世界をどう生きていこう、自分は何をしていこう、ということについて全力で考えた質問をして、そして全力でばななさんがそれに答えてくれるというなんとも濃密な時間を過ごしたのは大きなことでした。質問はクジで選ばれた誰か特定の人のものであっても、これは自分の知りたかったことだった、と全員が思うような不思議な雰囲気がその場にはあって、みんなで考えてみんなで聞く、その時間そのものが、何よりの祈りであったように感じました。それは黙祷とはまた違う、強い祈りのバイブレーション。ちょっとゆるくなっていた心のねじがまたギュッと締まって、私もまた2年間を振り返り、あらためて自分の中の芯が整ったような気持ちになりました。ばななさんありがとうございました。そして展示の機会を下さった、ぼうけんのびんづめでもお世話になっているシティリビングさんも!
被災地支援とか、寄付とか、言葉で区切らないで、ただ自分の居る場所から自分にできることを生き方として発信していくことで、これからも関わってゆきたいです。どの場所に居る人の顔にも笑顔が増えていきますように。

ちなみに支援の一環として福島物産展が会場で行われていたのですが、私は「ままどおる」という福島の銘菓が大好きなもので、甘いもの欲が増している今それを大量に買おうと抱えていたところ、私を認識してくださった方が声をかけてくれて、「福島出身なんです、デナリさんがままどおるが好きで嬉しいです」と、言ってくださいました・・・。ままどおる大量食いも、きっと私にできること・・・。でもちょっと恥ずかしかった。

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写真家の永野雅子さんが撮ってくださった会場の展示の様子。