マーカーは楽しい

4月23日に発売、コピックをどう楽しむか?のヒントが詰まった「マーカーは楽しい」(玄光社)という本に私も参加させて頂いています。すごいメンツの中にまざってしまって、今でもまだ緊張しています・・・。
 私は今は普段の仕事の作画にはあまりコピックは使わないので(昔はメインで使っていたときもありました。このブログも初期の頃はコピックで描いた絵が結構多いです)チャレンジングでしたが、だからこそあまり正統派ではない使い方で思いっきり遊ばせてもらってしまって、とても楽しかったです。コピックは、本当に可能性がある画材だと思います。
同じ人が同じものを同じように描いても画材を何にするかで出来上がるものは全然違うわけで、絵を描く人は、まず「自分にあっている画材(手法)」に出会えるかということが何より大事なことであるのは間違いありません。私もいろいろ試したり、すごいお金をかけてやってみた結果全然向いてなかった、みたいな手法もあったり、本当に時間がかかりました。あっちこっち寄り道した中で今の感じを掘り出していったという気がしますが、かといって「自分にはこれが一番合ってる!」と思いこんで他を排除してしまうと、今度はそれが足を引っ張って、可能性を狭めてしまう・・・何事によらず「つきつめる」というのは強いと同時に、常にそういう危険性を持っていると思います。

今歩いている道はしっかり前を見て踏みしめながら、気になる道があったら寄り道回り道どんどん飛び込むぜい!そっちがピンときたら路線変更してそっちに行っちゃうぜい!というくらい自由になる幅を持っていたいなあと。そんなことを今回のお仕事を通して強く思ったので、これまでコピックを使ったことない、という人は試してみたらきっと面白いし、私もこれをきっかけにもっとこれまで考えてみなかった作り方とか、チャレンジしてみたいなあと思いました。

点、線、面、色、形、空間、質感、温度・・・そういうものを手探りで見つける旅は、一生終わらない、とてもワクワクするもの。