05月

こちらの絵は今年のカレンダー「タロットめくり」の5月の絵。太陽(THE SUN)です。
冬の間おやすみしていた緑が一気にエネルギーを爆発させるようにグイグイ育って、空気が水分を含んでしっとりしてきて、外に出て近所を散歩しているだけでも、そのキラキラした生命力に元気をもらえる感じがする。偉大な太陽の力を感じられる5月。いつもカレンダーが5月になるのはとても嬉しい。
しかし今年はちょっと違って、いよいよ5月、という気持ちでカレンダーめくりました。
10ヶ月に入り、臨月であります。体重は8キロくらい増え、腹の皮ってこんなにのびるんだというくらいのびて、へそは裏返り、ありえないくらいトイレが近くて、腰痛とか肩こりとか通り越して全体的に骨が痛いです。小玉スイカがまるまる入っているんじゃないか、という腹の丸さ。スイカを鼻から出すとはよくいったものです・・・。

しかしどうしてこんなにも出産というのは「痛い、辛い、大変」というイメージなのでしょう。古代から女が延々と続けてきた、生物としてのもっとも基本的な機能、自然の摂理に基づいたものであるはずなのに。なんでもう少しだけでも、楽な感じに進化してこなかったんだろう。カンガルーみたいに2、3センチで産んどいて、あとは外側についてるポケットの中で育てるとかだったらいいのに・・・。あと出産経験のある友達がよく「大丈夫、どんなに辛くても絶対に終わりがあるから!」と言ってくれるのですが、でもそんなこと言ったらあらゆる物事、人生そのものだって、終わりがないものなんてないじゃないか~。とそんな風にモヤモヤ未体験ゾーンへの突入に関してずっと不安にさいなまされてきたのですが、ここへ来てやっとやっと、肝がすわってきて、来るなら来い!という気持ちになってきました。(というか来る)
何しろだんだん中の人が準備をしているのが分かるというか、よっしゃー!と舞台袖(骨盤袖?)のカーテンの裏にいる人みたいにスタンバイしているのが感じられるようになってきて、私が何をどう考えていようとこの人は出てくるんだし、それには私がとにかく全力で協力せねばならないというごく当たり前のことがやっとストンと腑に落ちてきたからです。10ヶ月間、振り返ってみれば胎教もしないわ運動もしないわ夜更かしするわ甘いものもジャンクフードも我慢しないわ全然優等生ではない妊婦でしたが、とにもかくにもどんなことだってありえた中、ここまで育ってくれてたことに感謝して、監督としてデビューを見守りたいと思います。

3人の母であるお助けウーマンのまみさんが、先月ランチしたときに「あんなに気持ちいいことはない!赤ちゃんと呼吸を合わせて一緒に快感を感じる共同作業だ!」と言っていて、そうかあ、お産をそういう風に体験できることもあるのかあ、とふっと霧が晴れるような気がして、勇気をもらいました。

先入観はつまりジャッジメント、感覚を伴わない思い込みに何も良いことはない。実態のない不安を勝手に生み出して勝手に苦しむのは他でもない自分自身なのです。「楽しむ」のと「味わいつくす」のは似てるけど違います。楽しむまでの余裕はなくたって、味わいつくすことはできます。考えすぎると余計縮こまって固くなってしまうので、出たとこ勝負で!大変さも含めて抱きしめて、緩やかに柔らかに人生初の体験をトコトン味わい尽くせればと思います。

yoga1

友達がヨガの先生をしているので誘ってもらって、GWの今日は新宿御苑でヨガマットを引いて、お外でヨガしました。すっごく気持ちよかった~!5月にしては熱すぎるほどの太陽の光を全身にあびながら、背中には土を感じてねっころがっていたら、中の人もグリングリン!と動きました。

5月の太陽の力を信じて。人間の生きる力を信じて。
頑張るぞ~。
頑張ろうね~。