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100日よりはちょっと後だったのですが、ピノのお食い初めをしました。前日から出汁なんかちゃんと取っちゃったりして、最近はあんまりちゃんと料理もしてないから楽しかった。


献立は
*お赤飯(母ゆりことお義母さん作)
*はまぐりの潮汁(ま)
*カボチャとキノコの煮物(ま)
*尾頭つきの鯛の塩焼き(うしくんが研究して焼き上げた一品)

ここにおばあちゃんが漬けたうめぼし、歯がための石、紅白かまぼこ、お漬物、食べられるほおずき、ケーキなど並べたらとっても豪華な感じ!

忘れちゃいけないスイカ。一生スイカに困りませんように。笑(^ー^)

更にこの日は中秋の名月、しかも綺麗な満月だったので、お豆腐と白玉粉をつかってお月見団子も。みたらしソースもつくってかけました。生まれたのも5月の満月だったので、何かと月に縁があるピノです。

最長寿の人が抱っこして食べさせると良いということなので、おばあちゃんの出番!82歳のおばあちゃんがピノを抱き、横から私が食べさせました。一生おいしいものに困りませんように!なにしろ私の子なので今から食いしん坊になること請け合いです。

当然実際は食べられないので、真似っこだけ。でも歯がための石はなぜか気になるのかモグモグしていました。お食い初め儀式は5分で終わり、あとは大人たちの酒のつまみに大変身。結局は赤ちゃんをハブに大人たちが楽しむという会でもあります。

それにしても、私は日本文化の中におけるときにオシャレに、ときにだじゃれ的に食べ物にこめられた意味が本当に素敵だと思います。

尾頭つきの鯛は、めでたい。
はまぐりは、貝殻はふたつに離れても本来合わさっていたものとしかぴったり合わないから、良い伴侶に恵まれるように。
しわがよるまで長生き、の梅干し。
丈夫な歯が生えてきますように、の小石。
紅はめでたさと慶びを、白は神聖を表すかまぼこ。

おせち料理もそうですね。

まめに黒くなるまで働けますように、の黒豆。
細く長く幸せに、のごぼう。
子だくさんの数の子。
黄金色に輝く財宝をあらわし、豊かさの象徴とする栗きんとん。

とか。

言葉の力も、食べ物の力もあわさって、
なんてパワフルで粋なメニューなんだろう!
他の国にもこういう考え方はあるのかな。

ずっとずっと引き継いでいきたい日本の心。
できれば、ちゃんと自分で作れるようになりたいけれど。

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最近はなにかとギュっと握るのが好きです。
寝返りもすっかりマスターしました。

あ、なんだか今日すごく育児日記っぽい!笑