sakebu

5ヶ月を目前に、成長著しいピノさんです。
寝返りもマスターしたものの、ひっくり返ったまま元に戻ることができないため、どうしていいかわからなくなって、泣きます。それで私がもとに戻す。するとその10秒後にまたひっくりかえる。泣く。元に戻す。またひっくりかえる。泣く。元に戻す。の繰り返しで1日がすぎていきます。。。お好み焼きをひっくり返すヘラの巨大なやつが欲しいです。

そして最近はなんだかよく叫んでいます。
泣くのとは違います。ただただ、叫ぶのです。
声が出るのが面白いっていう感じで。しかしそれが結構な音量でだんだんとつんざくような叫び声に変化してゆくので、ハラハラと見守る母。

先日は突然「んんん〜〜〜〜アイーーーーーーーッ!!」
と叫んだと同時に両手両足をつっぱり、その瞬間股のスナップ全部はずれました。
スーパーサイヤ人に進化するのかと思いました。

育児雑誌を見てたら生後5ヶ月の「認知の成長」という項目のところに「自分の足の存在に気づく」とありました。ふんふーん、なるほどねーってお前まだそんなことも知らなかったのかー!!!って思わずノリツッコミしてしまいましたよ。なんて悠長なんだ人間の赤子の成長。5ヶ月間も足の存在に気づかないなんて!!サバンナだったら生き残れないよ?!

寝返りするたび世界が180度ひっくり返るのを楽しんでみたり、
自分の声という楽器をならしてみたり、
足の存在にやっと気づいてみたり。

ゴロゴロ寝転がっているだけに見えるけれど、
赤ちゃんの中では毎日毎日、ものすごい革命が起きているんだろうと思う。
一瞬一瞬で目にうつるものがめまぐるしく変化して、自分の体も見えるものもキラキラスパークしながら何もかもが新しい発見に満ちている。

そんな風景を自分も、そして全ての大人が見ていたのだろうけれど、残念ながらそれは大人になると潜在意識の底の方に沈んでしまって、なかなか思い出せない。

その視点でもう一度世界を見つめ、生きることができたらどれだけ楽しいだろう、そう思わずにはいられない。