anko

コンフェッション、つまり懺悔。
ここにきてひとつの告白をさせて頂きます。
私は長らく和菓子および「あんこ好き」として有名(?)でした。何しろ、かなりオフィシャルな場に出るプロフィールにさえ、「大野舞。イラストレーター。好きなものは旅とネコとパンとあんことスイカ」と、名前と職業の次にあんこが掲載されているくらいなものです。

あんこ+餅の組み合わせに勝るマリアージュはないと思っているため、10代の頃から一番好きな甘味は豆大福。続いて団子、麩まんじゅう、栗蒸羊羹、白玉あずき、などなど。生クリームやチョコレートなんてなんぼのもんじゃい!女子どもの食べるもんじゃい!(あれ?)ふわふわしたスポンジケーキとかパイなんて頼りない!甘いだけで食べた気がしない!!
と、昔ながらの素朴で職人気質なずっしりどっしりした和菓子を愛して参りました。あんこが好きすぎて「日本あんこ隊」というグループを勝手にたちあげたくらいです。ちなみにこしあんかつぶあんか、という選択はモノによります。(だんごだったらこしあん、大福だったらつぶあん、など)

ということで、あんこは自分で買うことも人から頂くことも多く、頭の中には「美味しいあんこマップ」が出来上がっていて外に出かける度に美味しい和菓子やさんを探したりしていたので多分私これまでの10年間で普通の人が一生で食べる分くらいのあんこを摂取してきたんじゃないかって思っているのですが。

どうしたことか、妊娠・出産をきっかけに、好みに変化が!

よく妊娠中は食べたいものが変わるといいますし実際に私もそうでした。つわりの時は普段食べないファストフードやカップ焼きそばが異常に食べたくなり、妊娠後期には甘いものがものすごく好きになって、しかもどちらかというと和菓子より生クリームたっぷりのケーキやチョコレートが食べたくなって、あれ?あれ??と思ってはいたのですが、これはきっと妊娠中だからだ、何かがおかしいんだ、産んだら元に戻るはずだ、と信じていたのですが。

実際産んで半年経ってみても、この甘いものに対する気持ちの変化が元に戻りません...

あんこがいやになったわけではないのです。変わらず愛しています。本当に。

でも毎日何かしら甘いものを食べているのですが、ふと思い返してみると、この半年間あんこよりも生クリーム&カスタードクリーム率が圧倒的に高くなっているのです。遊びにくる友達に「何か食べたいものある?と聞かれて、「フルーツタルト〜☆てへっ」と言っていたりするのです。

スコーン、ティラミス、ロールケーキ、シュークリーム、アップルパイ...
ふわふわ、さくさくした乙女の世界...

あんこのことを考えない日はありません。

けれど、ふとした時に今どうしてるかな?と思い出すのはカスタードの笑顔...

「君への愛情はこれまでとなにひとつ変わらないんだ、でも、それと同じくらいあの子のことが好きになってしまったんだ。自分でもこの気持ちが止められないんだ!」

と、あんこに告白せざるを得ないです。
ここまできたら。

プロフィールも
「大野舞。イラストレーター。好きなものは甘いもの」

と、ただのスイーツ好きに変更しなくてはいけません。

もしかしたら、というか、やはり、ピノの戦略なのではないかと最近思っています。

ピノも和菓子派で、あんこが好きで、つまり母である私があんこが好きであると、将来的に「美味しいあんこがあった場合に母が食べて自分には与えられない、だんごが4つ串にささっていたら、2個2個にはならないで、母が3個食べて自分は1個になる、もしくは4つ全部奪い合いになる」と、いうことを予見して、妊娠中から私に洋菓子派に転向するようなホルモンを腹の中から与え続けていたんではないかと思うのです。

やるなおぬし!!
でなだんご