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もうすぐ3月、初節句。
ピノ初節句のために、お内裏様とお雛様を手作りしてみました。木製です。お雛様は娘の健やかな成長を願うためのものだとか。私も小さかった時は、飾ってもらうのがすごく楽しみでした。なんというか女の子にとっては精密で美しいおままごとキット遊べる楽しいイベントという認識ではないかと思います。

女の子の守り神たるお雛様、本来は一人に一セット必要らしい。だから例え姉妹でも、本当は両方に買ってあげるものだというのを調べていて知りました。ピノにも本当はちゃんとしたお雛様を買ってあげられたらよかったけれど、経済的にもスペース的にも無理じゃわい!ということで、そこは気持ちでカバー。今年はメインの二人で力つきたけれど、来年は三人官女を作って、その次は五人囃子を作って、みたいに、ちょっとずつ揃えていってあげて、いつか、ピノのための豪華な7段雛にしてあげたいと思う。7年後かな?

人形を作るときは、いつも魂がこもるように、丁寧に塗る。
そして顔は最後に描く。やっぱり目を入れるときに魂が入るような気がするんだ。

時間がかかって間に合わないんじゃないかと思ったけど、なんとか節句前にできてほっとしました。3月3日をすぎたらすぐに片付けないと嫁にいけないらしいが、せっかく作ったからもうちょっと飾りたいし、3月中くらいいいかな(笑)

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ふーたりならんですましがおー。
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といいつつ、実は2月半ばに家族集まっての初節句の会は行ったのでした。うしくんのおうちで飾ってもらったのは、お義母さんのおばあちゃんが生まれた時に買ったというお雛様、なんと100年以上前のものだとか!!大切に守り保管してくれる人がいるからこそ、こうして受け継がれているわけで、そのことに感動します。うしくんは男兄弟なのでずっと出番がなかったお雛様、飾ってもらってなんだか嬉しそうだし、本当に美しいお顔でした。
ピノ、良かったね。

私はこの日はケーキ担当。ザックリ人間またもや苦手分野ですが、ともかくレシピとにらめっこして、ドームケーキを作りました。上にはイチゴで作ったお内裏様とお雛様も乗せました。
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中は、なんと、菱餅カラー!こんな複雑なケーキ人生で作った事ないずらよ。
スポンジをしきつめ、中に2色にわけたヨーグルトケーキを時間差で固まらせてレイヤーにし、抹茶混ぜたスポンジでふた。最初、ちゃんとはかったはずなのにゼラチンが全然固まらなくて冷や汗かいたけど、最終的にはなんとかなりました。美味しかった^^)

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初節句の会をした日がたまたま父親の誕生日だったので、勢いついた私は2つめのケーキも手作り。こちらはチョコバナナムースケーキです。実はちょっと失敗して、上下逆さまになってしまったのですが(汗)ごまかしました。

ケーキってやっぱり難しい。。。


にしてもミシンといい、日中はお世話に追われて「なんか作りたい欲」が発揮できないからか、最近は深夜にいろいろ作ってストレス発散するのがすっかり定着。仕事もしなくてはいけないのに作りたい欲が勝ってしまい夜明けを迎えてしまうこともしばしばですが、集中して何かを作っている時のあの感じがあるからこそ一日の流れをリセットできている気がする。

子どもが生まれたら、なんにもできなくなるんじゃないかなあと思ってた。自分の時間がなくなることがこわかったし、育児に追われて作りたいものが作れなくなって、創造力(そんなものが私にあるとするなら)が枯渇してしまうんじゃないかなって思ってた。

実際時間がなくなったのはその通り。

でも、もしもピノが生まれていなかったら、
ミシンでベビー服を作ろうなんて思わなかっただろうし、
雛人形を手作りしようなんて、一生思わなかっただろう。

制限は増えたし、荷物も多いし、歩く速度は遅くなった。
これまで楽に通れていた扉も、確かにいくつか閉じた。

でもその分、今までなかった扉がひとつ出現した。

その扉の先には想像もしなかったようなキラキラした景色や、好奇心が次から次へと湧き出てくる無限の創造の泉があるのかもしれない。
世界は狭くなったんじゃなくて、広くなったのかもしれない。

フツフツわき上がってくる、そんな楽しい予感の感触を手の中に確かめながら、ゆっくり、焦らずに歩いていければいいと思う。