hoikuenhairitai

いきなりですが、ネム1歳、保育園落ちました。
はい、今話題のアレです...。
ピノと同じ保育園に入れたらいいなあと思っていたのですが。無理でした。
ピノは神戸市の、認可保育園に行っています。姉が既に通えていて、それでも落ちた理由としては、ひとえに私の基礎点が低いから。何故低いかというと、私が自宅で仕事をしているからです。会社員(通勤先がある)だと100点。自宅で仕事だと90点。つまり両親共に会社員であれば200点。うちは夫のみなので、190点。この10点が、どうあっても埋まらない。兄弟加点でも、両親遠方でも、埋まらないのです。

そもそも申し込んだ時点で区役所の人に「自営なんですかあーーーじゃあ多分難しいと思いますねえーーー」と言われていたので、予想はしていたのですが。そもそもじゃあ何故ピノが入れたのか、と考えると、きっと決まったあとに直前で転居や転職でキャンセルする人がいたり、何か偶然の奇跡の賜物だったんだろうなあ、と今となっては思います。私としては「姉妹で別の園に通わせる」ことは全然考えてなかったので、落選の通知に、覚悟はしていたもののやっぱりガックリきてしまいました。

思うこととしては、やはり「自営業=自宅で仕事と育児両立できるでしょ=楽」というのがスタンダードな認識であるんだなあ、ということです。

確かに通勤がないというのは圧倒的に楽ではあります。私も会社員を長くやっていたので、会社に日々行きながら育児をするということの大変さがリアルに想像できます。でも一口に「会社員」といってもいろいろな状態があるわけで、そしてまた一口に「自営業」といってもいろいろな状態があるわけで。

区役所の人(またこの区役所の人というのが、味方なのか味方でないのか毎度イマイチよくわからないのだ...)曰く「どこか書類上だけでもねえ、家とは違うところに通勤している、という体にできればねえ、いいんですけどねえ」とか言われて、それでいいのか?!と。形だけ、どこか友達の会社の住所を借りるとかして、通勤しているということにする、そんな小手先の術、つまりは
「嘘」でどうにかなる話なんですかい、と。そんな嘘かけない...。

そもそも家で仕事をしていると、本当に育児との両立は楽なのでしょうか。楽だと思う人は、自分のオフィス(仮に個室があったとして)に、乳幼児と一緒に通勤して、終業まで一緒にいることを想像してみて欲しい。その間ごはんやおやつを食べさせること、オフィスの掃除や片付けをすることも、自分の仕事の範囲なのです。仕事をしている自分の横で、YouTubeで大きな音でアニメを観ている子どもたちが騒いでいて、四六時中話しかけて来る中で、落ちついて重要なメールが書けるでしょうか。できる人もいると思う。でも私はできない。そんなに器用に「モードのスイッチ」ができない。母としてのモードと、仕事人としてのモードの間にはどうしてもギャップがある。特に私は、アナログに紙と絵の具を出してきて、こつこつ描くわけなので、邪魔されないはずがない。「わたしもやるーー!」と、仕事の絵のはじっこに落書きされる(もしくは紙ごとやぶられる)のがオチである。(涙)

当たり前ですが、フリーランスには何の保証も、守ってくれる制度もありません。産休も育休もないし、土日も祝日も関係ないし、仕事をしていない間の収入は完全にゼロです。だから子どもが生まれてからずっと深夜に仕事をしてきました。寝かして22時、家のことをして23時、そして23時から午前3時半くらいが一番、集中できる仕事のための時間。でもやっぱり、睡眠を削るやり方なので限界がある。子どもが具合が悪かったり、夜中ぐずったらもうできないし、日中眠くなってぼんやりしてしまったり、イライラして子どもにあたってしまったりします。

つまりは何がいいたいかというと、働きながらの育児は会社員でもフリーランスでも、それぞれメリットとデメリットはありながらも、大変さに変わりはないんではないかということです。それでも個別の事情、個人的な働き方の形は一切問われず、バッサリ「会社員は100点、自営は90点」(自治体によるんだと思いますが)という切り方って、ちょっと乱暴すぎるんじゃないかなあと思う訳です...。10点が、遠すぎる道のり。

人生を大きく左右するものなんだから、書類上(しかも捏造。笑)でどうこう、ではなくもうちょっと繊細な選抜が必要なのではないでしょうか。全く同じ点数の人がたくさんいた場合、誰が選ばれるのか?それもまたブラックボックス的な世界であります。(区役所に日々通って、顔見知りになっておけば受かりやすい、必要書類以外に嘆願書を作ったら通った、とかいろいろ聞きます。)

このご時世、両親共に会社員でも、復帰期限までに保育園に入れずにどちらかが退職しなくてはならなくなる、そういうひどい話もたくさん聞きます。そうなると、いつまでに復帰、絶対のデッドラインがないし、深夜なら仕事ができる、という選択肢がある私はやはり、退路がある時点で「楽」なのかなあ...そうなんだろうなあ。

ついつい愚痴になってしまいましたが!とりあえずは、一時保育と、無認可保育園の2園を掛け持ちしながら、待機児童の列に名を連ねて、おねえちゃんと同じ保育園に入れるのを待つネムになりそうです。

保育園問題、待機児童問題は知れば知る程奥も根も深くて、ひとつの面を切り取って一概にどうこう言えるものではありません。理解も深くないのに今の日本の保育園事情にもの申す!そんなえらそうなことはできないし、フリーランスの扱いだけが問題だと言いたかったわけではなくて、単に私が、自分の体験を元に自分が書けることを書いてみました。

全ての働きたいお母さん、働く意思のある子育て中の人が、きちんと社会にサポートされて頑張ることができる、また産もうと思える、そんな環境が整えばいいなと願います。

でもフローレンスの駒崎くんと話していたら、こういう運動があるから(「#保育園に入りたい」)とアドバイスをもらったので、ゆるーいロゴを作ってみました。使用フリーです!こんな勢いで作ったゆるいロゴ、使うところないかもしれないけれど!待機している感を出してみました。笑

起きるべきことしか起きない、というのを信条にしているので、きっとこれが必要なプロセスなんだと信じて、じわっと待ちたいと思います。