KOKONO
昔の私は、もっとフットワークが軽かった。

20代、東京で一人暮らしをしていた頃。24時間は全て自分のためにあって、いつ何をするのも自由だった。一日に何個も予定を詰め込んで、それらをブルードーザーのようにこなしても、疲れもしなかった。脈絡もなく思い立っては、適当に安いチケットを予約して、海外に一人旅していた。予定がない日があれば、雑誌で見たカフェにいくために電車に乗ったりしていた。

それに比べて今はどうかというと、基本的には漬物石のような生活をしている…。仕事が忙しくなれば家から一歩も出なくなるし、1ヶ月の中で1、2回しか電車に乗らない、なんてことも普通にある。

「子育て中で時間がない」というだけのことではない。もちろん、それも原因の一つではある。神戸で仕事が基本遠隔になり、打ち合わせなどのために外出することが激減していたり、保育園からの呼び出しがいつあるかわからないからあまり家から遠くへ離れられない、という要因もある。買い物もネットで済んでしまう。昔と違って、一日の中でひとつ用事を入れると、それだけでもうぐったり。体力がない。馬力も続かない。

あれやこれや書いたけど、きっと根本的なところはそういうことではない。

心持ちの問題。

昔に比べると、ずいぶん保守的に、エネルギーをセーブする動き方をしてしまっている。物理的な忙しさと関係なく、心の方が変化や大きな動きを怖がって、怠けているのがわかる。こんなこと始めてみたいな、でもその時間はないな。ここにいってみたいな、でも今からだと夜ご飯の準備間に合わないからやめよう。この展示観にいった方がいいな、でもちょっと遠いし人が多そうだからやめよう。「思いついたら即行動!」という昔のモットーはどこへ灰になって消えてしまったんだろうか。

やることがあるから、疲れているから、ということをいつも自分への言い訳にしているけれど、本当は、やろうと思えばできるのに、言い訳してやっていない。ちゃんと着替えて、メイクをして、外に一歩出るだけで、太陽を浴びるだけで、たくさんのインプットがあるというのに、それすらもできなくて、ただただ横たわってしまう無気力な日がある。(そう、今日みたいな。)

ダレるな心!
固定されて安心するな!
寒さとインフルにも負けるなー!

体は衰えても!好奇心と行動力を灰にしてはいけないのだ。お正月開けてから、ちょっと1月は、いろいろぐっと抑えて過ごしてしまったのもあるので自分に喝!!

いつだって、心は自由に。