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中国は春節。日本にいたらあまり意識しない春節、こちらではものすごく大きな意味を持つイベント。お店も、学校も、会社も、全てが春節を基準に動いているのが面白い。年中無休のお店も、この時ばかりは半月ぐらいがっつり休む。日本人にとっては「大晦日が毎年違う」って変な感じだけれど。(去年のお正月は2月だった)12月31日に続いて、2回お正月気分が味わえるのでなんだかお得な気もする。
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特に今年はゼロコロナが終わった最初のお正月、みんなが移動して、実家に帰って、3年間ずっと会えなかった人たちと会えたりする特別なお正月。あらゆる「再会」に満ちたお正月になるんだろうなと思うとわたしまでなんだか嬉しい。行きたいのに行けない、会いたい人に会えない、それがどれだけ寂しいことかをきっと誰もが感じた3年間だから。
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春節の豫園はものすごい人だったけれど、お正月感がたっぷりあって楽しかった〜とにかく真っ赤っか、どこもかしこも派手派手。どうしてこんなにも春節が真っ赤なのか?
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小学校で習ってきた娘から教えてもらったのですが、中国の伝説に、昔、毎年街にやってきては荒らしていく「年獣」という獣がおり、ある時大きな火を焚いたら、逃げて行ったことから、年獣(災い)は、「赤い火や大きな音を恐れる」ということになって、それ以来赤を飾り、また爆竹で大きな音を立てるようになったそうです。面白い!
真っ赤で派手好きなんだなあ、と思っていたけれどもっと深い意味があることがわかったし、爆竹もパーリー的でただうるさいと思っているのと、災いを追い払うための音、と知っているのでは全然印象が違う。そういうことをちゃんとひとつひとつ、知って行けたらいいなと思う。