rq8ugax8.JPG私もコンペになぞ出してみよう、と一念発起して出したら、入選したとの連絡をもらいました。サッポロライオン主催、講談社FS協賛の「ライオンイラストコンテスト」。ひだりの絵です。大賞とかではないし、入賞ではなくあくまで入選なのだけど、それでも毎年やっている知名度はわりとあるコンペで、応募人数も8000人とかいるみたいだからその中の100人というのはやっぱり嬉しい。
講談社の人に、「これ、画材は何を使ってるんですか?」とわざわざ電話で聞かれたということはやっぱり最近の私の墨+水彩マーカーというのはあまり一般的じゃないとみた。賞は前にビナウォークの「アートベンチ」でももらったけどあれはベンチのデザインで厳密には絵ではないから、私が仕事で描く絵以外で何か認められたのは初めてです。私にとっては身近な人たちが好き、と言ってくれる事のほうがもっとずっと嬉しいけれど、それが何かしらのわかりやすい形になる事は、動力源にはなる。頑張ろうというエネルギーになります。普段はなかなか
大きなものは描けないし、心が気弱になっていたので良い活性剤になった。入選なんて中途半端だから、次は目指すだけなら誰でも出来る、大賞を目指そう!でもイラストのコンペって、審査も難しいんだろうな。「新しい機能」があるわけじゃないし「これまでにない便利さ」があるわけじゃないし、本当に「好きかどうか」っていうすごく主観的なものだから。
私の絵を好きといってくれる人たちに、本当に本当にいつも支えられているのです。今回もきっとそれがなかったらそもそも出さなかったと思う。ありがとうございます。