34sqpuvd.JPG「そもそもね、いくら理解しようとしたって、人間という書物には判読不能な文字や暗号がたくさんちりばめられてて、何回読んでも完全には読み取れないのよ。私は、譬えるなら、人間って一人一人が何万種類もの音が絡まりあった音楽みたいなものだと思う。聴くたびに毎回印象が変わるような、きっとそれはとても複雑な音楽なのよ。」
(白石一文「僕の中の壊れていない部分」)