img20051023.jpg

東京で捨てられる 
たくさんの人の大小さまざまの 夢の破片を食べるユメクイも
あまりに量が多くて食べられないときは 夢の島の夢冷凍庫に運んで
夢を小分けにジップロックして保存しておきます。

でもたまに、夢にしがみついて一緒についてきてしまう人もいます。
そういう人達は夢の島で小さな集落をつくり
夢の残骸の中で暮らすのです。

関係ないのですが、この絵を描いているときに
筆入れに手をつっこんだら とんがった金属のペン先で指を突いてしまって
流血の騒ぎとなりました。
ぷくーっと血の球がふくらんでぽたぽた垂れた。
その色がきれいで 絵の具では表現できなそうな色だったので
筆につけて太陽を塗ってみました。

そんなわけでこの絵の中で太陽だけちょっとトーンが違います。
夢の残骸の島を照らす、血の太陽。