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今日は、今までに起きたことのない不思議な体験をしました。私はずっとクラシックピアノを続けているのですが、長く続けて思うのは、つくづく自分には「作曲」の能力が微塵もないんだなあ、ということです。楽譜を見て弾くことはできても(下手だけど)、自分で曲を作ることはできないのです。もう、全然だめ。即興とか、ジャズピアノが弾ける人がうらやましい。

絵はいくらでも浮かぶんです。でも、メロディはまるで浮かばない。だから、よくミュージシャンが「音楽の神が降りてきて、このフレーズが浮かんだ」的なことを言っているので、一度でいいから、そんな体験をしてみたいものだ、と思っていたわけです。

で、今日は良い天気だったので駅までの道を鼻歌を歌いながら歩いていたところ、(ごく小さい音量ですよ、もちろん)唐突に、降りてきたんです。何がって、神が。聞いたこともないようなメロディとリズムがどんどん浮かんで、鼻歌となって私から飛び出してゆきました。
それが、我ながらいい歌で(笑)、あまりに名曲だったため、私は浮かんでくるに任せてフンフンと歌い続けていました。静かな湖畔の風景のような音から始まって、ダンスパーティのようなきらびやかな中間部があって、そして激しく盛り上がって最後は消え入るように終わる。良い音楽でした。しかし、問題なのは、今となって何一つ、そのメロディが思い出せないのです。思い出して楽譜にしようと思っても、空白。歌っているときはあんなに魔法のように音が浮かんできたのに・・・。勿体ないなあ。タイトルまで忘れてしまった。

今までにない体験でしたが、私の場合音楽の神様が「降りてきた」っていうより、「たまたまとおりすがった」って感じです。私は通行人Aです。でも、いいや。
明日はやっと時間ができて、2ヶ月ぶりにピアノのレッスンにいけるので楽しみです。