img20060523.jpgそれが病気でも、事故でも、神隠しでも、いかなる理由であれ自分という存在が瞬間的に消滅する場合について考えます。(肉体的に、あるいは精神的に)
世の中、何が起きても不思議ではない。
もし消滅寸前に1秒の思考が自分に許されたとして
その一瞬に、自分は何を考えるかについて考えました。
誰かの顔を思い出すのか。
何かを後悔するのか。
それとも、「悪くない人生だった」と思うのか。
もしくは、「あの漫画最後まで読みたかったな」というような意外にどうでもいいことなのか。
知る由もありませんが今、ここに自分という人間として存在できているということはとても幸福なことなのだと思います。
考えているうちに、少なくとも誰かへの憎しみということはないな、ということに気がついてちょっとほっとしました。