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私が昔から、もうずーっと昔から、見続ける夢というのがあります。
いくつかあるのですが、その中でのあるパターンとして、よくあるのが「舞台の本番直前の舞台袖にいる」という状況設定のものです。
芝居だったりミュージカルだったり、ディテールは毎回違うのですが、共通して言えるのは「あとちょっとで幕が上がるのに、セリフを全く覚えていない」という状況です。観客席は満員。他の人たちはみんな余裕の表情。その中で、自分だけがセリフも振りも覚えられてない、というこの恐るべき状況。
とにかく、ものすごく焦ります。
必死に台本を見て、覚えようとします。
そして幕が上がると同時に目が覚める・・・!!
とかだったらいいんですが、実は毎回容赦なく、夢の中で幕が上がります。(笑)
セリフを覚えてない私は、一幕一幕、必死で台本を並行して読みながら舞台に立ち、あるいはダンスの場合はなんとか回りの人に合わせてごまかしてみたり、というとにかく全編通して冷や汗たらたら、心臓バクバク、焦りと不安のオンパレード、しかしそれでごまかしとおせるはずもなく、舞台は最終的に無茶苦茶になっていく・・・という・・・

まさに悪夢。
とにかく、非常に嫌な夢なのです。
そしてこれを、何度も何度も見るのです。
よく「追いかけられる夢」とか「殺されそうになる夢」とか、そういうのはあると思うのですが、この夢もこれと似たような類の夢なのでしょうか。
不安とか、もどかしさとかそういうものの象徴なのか?
自分が演劇をやっていたから、こういう夢になるのかもしれませんが、つまりは現実の自分と近いだけに余計にリアリティがあって、「夢」っていう感じがしなくて、嫌なのです。

夢に詳しい人がいたら教えてほしいです。
ちなみに、なんでこんなことを今描いているかというと
まさに今朝、ひとつの舞台を失敗させてしまったばかりだからです。