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ダヴィンチコード、見てきました。
ダン・ブラウンの作品で最初に読んだのがこれで、一気にはまってその後「天使と悪魔」「デセプション・ポイント」と読みましたがやっぱり一番読んでいてワクワクするような楽しさがあったのがダヴィンチコード。
そんな感じで期待度はかなり高かったのですが、とりあえず公開1週間ちょいなのに「2回見ないと分からない」なんていうコミュニケーションをテレビでしている時点でちょっと不安なダヴィンチコード。そしていくら平日とは言え、映画館があまりにガラガラなダヴィンチコード。更に満足度で「海猿」に大きく負けているだの、ルーブルでの撮影にお金がかかりすぎて、その他に使う予算がなくなった、なんていううわさもチラホラ。
前評判を聞いてから見るのは好きではないのに・・・・。

以下、別にネタばれはないです。
つっこみどころはあって当たり前だから書きませぬ。
そんな感じでどちらかというとマイナスの話が耳に入っていたからか、見た感想としては「別に悪くなかった」でした。大興奮するほどでもなかったけれど・・・。原作を読んだ直後の人にとっては詰め込みすぎ&説明的で物足りないかもしれないけど、読んでから1年くらい経っている私なんかにとってはちょうどいい感じに物語の詳細を忘れているので、「ああ、そうそう、こんな話だった」という分かりやすいダイジェスト版を見たような感じです。
とりあえず小説にものすごく忠実。映像ならでは!な何かがあるかというと特にそれは感じられず、たんたんと、忠実に小説の展開をそつなく全て網羅した印象。どのエピソードも露出度60%くらいになってて、全体的に薄味です。
それでも3時間近く飽きずに見られるので全然楽しめます。いろいろな意見があると思うけど、私はやっぱり原作を読んでから見る事をオススメします。歴史的背景などの説明的なセリフが多いので、いきなり見たらその話の展開の速さについていけないと思う。キリスト教の歴史のより深い知識のバックグラウンドがあればもっとディテールを楽しめたのかもしれないな。
キャストも最初聞いたときは「え、トム・ハンクスなの!?」って思ったけど、違和感はありませんでした。どちらかというとジャン・レノの英語とフランス語ちゃんぽんの胡散臭さが気になった・・・・。

映画と関係ないですが、私は「モナリザ」の顔がすごく怖いのです。なんでか分からないけど、怖い。じっと見ていられません。思わず目をそらします。
あの目を見ていると、鳥肌が立って、あの笑顔を見ていると、汗が出てきます。なんでだろう。何か、脳みその中まで見透かされているような感じがするからかな。写真ですら怖いのだから、ルーブルにいって本物を見たら逃げ出してしまうかも。何か奇妙な人間らしくないものがあの絵にはあって、それはそのまま私にとって、この物語の妙な魅力につながるものでもあるのでした。


見たい映画がたくさんあるのは嬉しいことです。「嫌われ松子」も見たいし、「ナイロビの蜂」も見たい。あとは来月の「デスノート」と再来月の「ゲド戦記」が本当に楽しみだ。