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新しい世界や、これまで知らなかった事に触れると
自分がいかに何も知らない人間なのかということを
嫌というほど思い知らされます。
世界は今どんな感じで どんな感じのことが起こっていて
自分はその中でどんなところにいるのか
分かっているようで 分かっていないことばかり。
26年間も生きていると それなりに分かっているフリをしてしまうところが
ますますタチが悪い。もっと生きたら、どんどん、「実は知らないんです」と言いにくくなって、誤魔化してしまうようになるかもしれない。
そんなのは嫌。
でも知らないことを知らないままに死ぬのは、もっと嫌だな。

自分が「何を知っているか」ではなくて
自分が「何を知らないのか」を知りたい。

自分に「何が見えているか」ではなくて
自分に「見えてないもの」は何なのか、を知りたい。

もっともっと知りたい。
この目で見たいし、感じたいし、出会いたい。

自分に「できること」ではなくて
自分が「できてないこと」にもっと目を向けよう。

世界はあまりにも多くの物事があふれていて
そうやって頑張ったとしても知らないことのほうが圧倒的に多いんだろうけど。

それでもまず、自分は何も知らないんだということを知ることは
前に進む一歩であるには違いない。
ムチムチノチ。