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イタリアで行方不明になってしまったダマ三兄弟の次男、チュー・ダマを探しているオー・ダマとコ・ダマ。チュー・ダマが知らないうちにアメリカ大陸に渡ってハリウッドデビューを果たしていないとは言い切れないので、やってきましたユニヴァーサルスタジオ。
到着した途端に撮影のために訪れていたスティーブン・スピルバーグ監督にその丸いフォルムと転がり能力を買われて新作映画「スパイ・ダーマン」にスカウトされたダマたちでしたが、チュー・ダマを探すという使命を追っている今、余計な事をしている暇はないため、断るにいたりました。
それでもちょっとハリウッドスターにあこがれていたコ・ダマは帰り際にこっそり監督に"I'll be back"と言い残していきました。
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「しるべふくろうwithベイブ」


とまあ、そんなことはおいておいて。
USJにも行った事がない私は、ユニバーサルスタジオがどんなところなのか全然想像もつかなかったのですが、アトラクションあり、ショーあり、実際にハリウッド映画撮影に使われているスタジオの見学ツアーあり、と1日満喫しました。新しいアトラクション「マミー」(日本だとハムナプトラ)は、甘くみていた私の想像を裏切るすさまじいスピードの絶叫マシンで、2回連続で乗ったらかなり酔いました。あとはBack to the future だったり、Water Worldだったり、私の好きな映画のアトラクションはすごく楽しめた。

それにしても、ユニバーサルスタジオはどこからどこまで本当にアメリカ的エンターテイメントで満ち溢れています。ハリウッドがアメリカ的でなかったらなんだ、という感じですが。たとえば同じアメリカのものであっても、ディズニーランドとは徹底的に違う。アトラクションがあったり、シュレックとかスパイダーマンとか映画のキャラクターが道を歩いていてみんなが写真を撮ったりしている感じは同じなのだけど。
ここは全然現実を忘れさせてくれる「夢の国」ではないのです。たとえば、チケット1つ取ってもそれがわかります。
ディズニーランドは入場料は基本的に一括で、混雑緩和のために最近はFAST PSS制度を使って乗りたいアトラクションの整理券を事前に取っておけば、その時間にいくとそのアトラクションにはそんなに並ばなくてよい、というシステムになっています。しかし、ユニバーサルスタジオは違います。
チケットには何種類かあり、同じ1DAYPASSでも普通のもの(61ドル)、Front of Lineというもの(99ドル)、VIPチケット(149ドル)といくつか分かれています。
61ドルチケットの人は、混雑しているアトラクションの場合、普通にラインに並ばなければいけません。
99ドルの人は(ちなみに私はこれで入りました。事前にネットで買うと20ドルくらい安い)なんと!どれだけ混雑しているものであっても、まったく並ばなくていいのです!どのアトラクションにも、通常のラインの横に「ゲートA」と書かれている通路があって、そこに入ると少しも並ばずに、常にラインの最前列に直行できるのですな・・・。長蛇の列の横をスイスイとすり抜けて、一番前にいけるのです。申し訳なくなるくらいです。すごいのが、人の態度まで違うことです。アトラクションで働いている人たちが、"Don't have to hurry, you guys are first-class people." (急がなくていのよ、あなたたちはファーストクラスの人たちなんだから)とか言うのです。もうびっくり。
この違いは、単純にその40ドルを出すか出さないかで決まります。たった40ドルで扱いが全然違う、夢とファンタジーどころか、超現実的階級的な資本主義なのです。VIPの人はさらに特別なツアーなどがついてます。

ここがどうこうというよりも、ディズニーランドのすごいところはこういう基本的な部分にもあるんだなあ、と改めて感心してしまいました。
ふと思い立ってUSJのサイトを見てみたら、USJでは1日とか2日とか特別会員とかはあったけど、いわゆる出す金額で扱いが違う、みたいなのはありませんでした。そんなわけで、単純にすごく楽しかったのですが興味深くいろいろと思いをめぐらせることとなりました。さすがアメリカ。