img20070717_1.jpg「不死鳥の騎士団」を観ました。
これまで第一作から全部、映画館で見ています。
原作も原文で読んでいます。映画に関して私は1、2はとても好きだったのですが3、4はエピソードを削りすぎているのと展開が速いので楽しめなくて、だんだんテンションが下がっていました。原作は回を追う毎に暗さを増していておもしろいんです。
公開直後(むしろ公開前?)でしかも休日だというのに 朝の六本木ヒルズはガラガラで、しかも映画開始直後に地震でグラグラと揺れだしたのでどうなることかと思ったのですが。
しかし!そんな心配もなんのその。
超おもしろかったんですけど。
2時間半、ドキドキ、ワクワクしっぱなし!

以下ちょこっとネタバレありです。

絵は、思い出の中の初期ハリー。彼はどれだけ大きくなっても、すごい役者になっても、全世界の人に親戚のおばちゃんみたいに「昔はこんなに小さかったのにねえ・・」と生涯言われ続けるであろう、そう思うとちょっとかわいそうな人です。
原作のエピソード、もちろん駆け足なんだけれどポイントは網羅し、
唐突さを感じさせない脚本と演出、物語が動いて「いよいよだな」という感じが続いても飽きない、気持ちが良い緊張感のレベルで漂っている。
物語も終盤に近づき、だんだんと話の構造とか流れが見えてきたというのも
あると思うのですが、今回はアンブリッジ先生という「分かりやすい敵」が
学校内にいたので、それも良かったかな。
もちろん、話はまだまだこれからなんだけど、団結して、強大な敵に向かってゆく、という少年ジャンプ的な気持ちよさがありました。いい意味でエンターテイニングというか、映画的というか。

個人的にハリーポッターが好きな理由としては
夢のある魔法世界と、夢のない現実社会の混在しているところです。
子供向けのファンタジー、として捉えることも出来るけれど
家庭内暴力、いじめ、政治、権力闘争、人種問題、階級社会、死、理不尽な宿命、と暗い要素に満ちています。そして「キャラクターが毎回1年ずつ成長していく」という難しい制約の中でこれだけの世界を完成させているという事それ自体が偉業。

チョウちゃんがいまいち、濃厚なキスシーンまであったわりには最後不憫すぎましたが(やはり、物語を追うのに精一杯で恋愛とか繊細な心の機微を描いている場合ではない感はある)ウィーズリー双子の爽快な活躍、イメージにぴったりだったルーナちゃんなど見ていて楽しかった~。
それにしてもメインキャスト、成長したな・・。今回昔の回想シーンなども出てくるので、ハリーの成長ぶりに改めて感慨を覚えます。
もうまんまるメガネが似合わない・・・。
ドラコ、目もあてられない・・。

というわけで久しぶりに大満足。映画館で見たほうが絶対楽しいです!

帰り際にヒルズ横のカレーうどんで有名なお店、「くろさわ」で食べたカレーうどんのおいしさにも大満足。その後お茶した「福茶」の黒蜜きなこ団子と抹茶ラテにご先祖さまも大満足。
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そして原作の最終巻が出るのももうすぐ。この物語がどんな風な終結を迎えるのか 怖くもあるけれどやっぱり待ちきれない。