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昨日は一緒に地球一周した2人の結婚式に参加してきました。
またもや招待状のデザインなどもさせて頂いています。
奥さんの方は我らが通訳チームを取りまとめる猛獣使いリーダーRika、旦那様は船でも大人気の企画プロデューサーAkira。美男美女で、誰が見てもゴールデンカップルです。夫婦で地球を一周しているというのはすごいことだ。旦那様のほうがまた来年の1月から60回クルーズに乗船するので3ヶ月いなくなってしまうので、その前に、ということだったらしい本日の式。
霊南坂教会での賛美歌が荘厳に響き渡る式と、六本木ヒルズのイアリアンで披露宴、というそれだけ聞くとなんともセレブ風な結婚式なのに、2人のユニークかつ愛すべきキャラもあってか、なんとも二人らしいというか。

船内のいろいろな場で司会として登場していた新郎、もはや「司会進行」がサガなせいか、普通は新郎新婦はしゃべらないはずの場面で仕切る仕切る。式が終わったあと新郎がマイクで
「はい、では写真撮影に入りたいと思います」
「つづきましてライスシャワーなどもありますので・・」
おいおい、主役のあなたが仕切ってる場合ですか!
完全に船の中にいる気分でした。笑

続く披露宴の”初めての共同作業”で普通はケーキを切るところで
「はじめての共同作業は、もちつきです!」のひとこと。
ウェディングもちつき!?
一緒にずっとプロジェクトなどをやってきて、共同作業をそれこそ一緒に苦楽をともにしてやってきた2人。いまさらケーキもないだろう、ということでもちつきにしたらしい。
参列者は温かい室内でおいしいイタリアンを食べているそばで、外のテラスに用意されたキネ&ウス、そして肩を出ながら凍るような寒さの中必死で餅をつく新郎新婦というシュールな光景が繰り広げられました。

それでもそれだけ「大勢の前で話し慣れ」しているはずの新郎新婦が
最後の挨拶のところで緊張して声を詰まらせているところにこっちがぐっときた。
いやあ、あんな二人になりたいものです。

おめでとう。大好きな2人が一緒になるのは本当に嬉しい。
末永くお幸せに。そしてこれからもずっと姉的兄的存在でいてね。
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最後に、私たちのクルーズにも水先案内人として乗船して下さっていた元NHKアナウンサーの池上彰さんも昨日はいらっしゃっていて、スピーチをされていたのですが、池上さんが引用して朗読された詩がとても素敵だったので、私も引用。有名な詩ということでしたが恥ずかしながら私は名前は聞いたことあるかも、くらいで全然知りませんでした。
一生心にとどめておきたいと思うような、そんな言葉だ。


「青春」サミュエル・ウルマン

真の青春とは
若き肉体のなかにあるのではなく
若き精神のなかにこそある

薔薇色の頬 真赤な唇 しなやかな身体
そういうものはたいした問題ではない

問題にすべきは つよい意思 ゆたかな想像力 もえあがる情熱
そういうものがあるかないか

こんこんと湧きでる泉のように
あなたの精神は今日も新鮮だろうか 
いきいきしてるだろうか

臆病な精神のなかに青春はない
大いなる愛のために発揮される
勇気と冒険心のなかにこそ青春はある

臆病な二十歳がいる既にして老人
勇気ある六十歳がいる
青春のまっただなか 

年を重ねただけで人は老いない
夢を失ったときはじめて老いる

歳月は皮膚にしわを刻むが 
情熱を失ったとき精神はしわだらけになる

苦悩 恐怖 自己嫌悪 それらは精神をしぼませ
ごみくずに変えてしまう

誰にとっても大切なもの それは感動する心
次は何が起こるのだろうと眼を輝かせる子供のような好奇心
胸をときめかせ 未知の人生に挑戦する喜び

さあ限をとじて想いうかべてみよう
あなたの心の中にある無線基地
青空高くそびえ立つ たくさん光輝くアンテナ

アンテナは受信するだろう 偉大な人々からのメッセージ
崇高な大自然からのメッセージ 
世界がどんなに美しく驚きに満ちているか
生きることがどんなに素晴らしいか

勇気と希望 ははえみを忘れず いのちのメッセージを
受信しつづけるかぎり あなたはいつまでも青春

だが もしあなたの心のアンテナが倒れ
雪のように冷たい皮肉と氷のように頑固な失望におおわれるならば
たとえ二十歳であったとしても あなたは立派な老人

あなたの心のアンテナが 今日も青空高くそびえ立ち
いのちのメッセージを受信しつづけるかぎり
たとえ八十歳であったとしても あなたはつねに青春

真の青春とは若き肉体のなかにあるのではなく
若き精神のなかにこそある