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帰って来ていきなりですが、はやく書きたかったので続いてお知らせです!アリス館より、童話作家やえがしなおこさんの童話「ザグドガ森のおばけたち」が発売されました!!個展の時にいちはやく手にとって頂いた方もいるかもしれません。デナリは前ページにわたって、たくさんイラストを描かせていただいており、いつもとはちょっと違うモノクロの線画もたくさん。「星つむぎの歌」絵本に続き、童話の挿画を手がけさえていただくのは初めてだったのでとても嬉しいです。
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そしてこの物語、本当ーーーに面白いです!
いや、本当に。童話なので、絵本よりは文字が多くたぶん小学生くらいが対象年齢なのだと思いますが、大人が読んでも心から愛したくなる世界。かわいいのにちょっとニヒルでシュールなキャラクターたちがたくさん登場します。ふとした拍子に人生について考えてしまったり、あとは童話なのに普通に登場人物たちがビールを飲んでたりします。笑

4月にデナリが岩手に行っていたのは、このお話の取材のためだったのでした。
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作者のやえがしさんと、お話にも登場する「よもぎだいら」にて。


やえがしなおこさんは「雪の林」(ポプラ社)という童話で2004年にデビューされ、椋鳩十児童文学賞と新美南吉児童文学賞をなんとダブル受賞したというすごい方です!私とやえがしさんのつながりもすごく偶然で、もともとは何のつながりもなかったのに私の絵を神戸の雑貨屋さんでふと見つけてくださって、ご連絡いただいたのが最初のきっかけでした。「雪の林」もしんしんとしていてすごく素敵なのですが、個人的には「ペチカはぼうぼう猫はまんまる」という本がとにかく大好きです。

最初はそれで岩手にまで行くことになるなんて全然思ってもいなかったのですが、お話を読んでいるうちに私自身どーーーしてもその物語の舞台が見たくてたまらなくなってしまって、そしてやえがしさんご夫婦のご迷惑も顧みず、お言葉に甘えて遊びにいってしまったのでした。
やっぱり、どれだけ調べても、想像しても、そこに身を置いてみないと見えてこないものって絶対あると思うので。
いろいろ連れていっていただいたり一緒に「なめとこやまの熊」(宮沢賢治)に出てくる温泉につかったり、物語に登場する「赤ひげ王」のモデルでもあるご主人様と3人で岩手をいろいろまわって、本当に本当にそのお二人の素晴らしい人柄と、物語の舞台を実際に歩いている幸せに心から行ってよかったと思える場所でした。多分行っていなかったら、今回描いたような絵は全然描けていなかったと思います。
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主人公のおばけたち。
左からしろおばけ、あおおばけ、くろおばけ。


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左からしろおばけ、あおおばけ、くろおばけ。


ではなく、チームザグドガであります。やえがしさん、岩手から個展にもわざわざ来てくださいました!サインしてもらえて嬉しい~。右は出版社のアリス館の山口さん。本当にお世話になりました。この物語の絵を描かせていただけて本当に光栄でした。

そんなわけで「ザグドガ森のおばけたち」
是非是非、読んでみてくださいませー!!!
続編でないかな~。笑 私がおばけたちの物語をもっと読んでみたいです。
また岩手にも行きたい。