img20100128.jpg作業が煮詰まって、脳内をかき混ぜたくて、締め切りが迫っているにも関わらず水曜日という事が背中を押し、「かいじゅうたちのいるところ」を観にいった。好きな絵本をスパイクジョーンズが全力で映像化するのならこれは見逃すわけにはいかんと。
しかし!
センダックの絵本がすご~く好きだから、私の期待値がすご~く高すぎたせいなのかもしれないけどもなんだか眠くなってしまいましたぜ・・。
センダックの世界はどれだけ美しく表現しても、やはり絵ではなくなった時点でセンダックではなくなってしまうのだ。
絵本というストイックなメディアだから成立するマイナスの表現、感情表現や物語の展開をそぎ落とし、そぎ落としきってそこに残された原石みたいなものに対して読む側が想像して、補完して、解釈する事が出来るということ。でも映画だとそれは一方的すぎて、スムーズに流れ過ぎて、好きな場面を1時間眺めていることも出来ないし、映像や音楽の美しさ、そのリッチさが逆に押し付けがましく思えてしまいました。
10数ページの絵本を2時間近い映画にしてるんだし、それはごく当たり前な事なので、「ベツモノよね」として楽しむのが大人だと思うんですがあまりに原作が好きすぎて、なんか違和感をぬぐいきれなかった私は大人気ない!
100万回生きたねことか、絶対映画にしないで欲しい。

絵本、作りたいなあ。
物語、作りたいなあ。