Denali's Room 一語一絵

旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。

カテゴリ: works

80612682.jpgシンガポールから帰ってきました。緊張していた仕事は無事に終わり、本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。あらゆるおいしいものがたくさんあって、都会なのに街がきれいで、いい国だ。仕事は無事終わり、親友661との再会も果たし、多くの新たな嬉しい出会いもあり、意味のある旅となりました。しかし日本は寒い・・。あまりにおいしいものを食べ過ぎてしまったので、今日はプチ断食をしています。ぐうぐう。

さてさて、また新しいお仕事のご紹介です。「女たちのすごいマーケティング 13の法則」という本の表紙と中面のカットを描かせて頂きました。もう、本屋さんにならんでいるので、見かけたら是非お手にとってみてください!マーケティングの本ということで一般的な小説が好きな方はなじみのない分野かもしれませんが、とっても分かりやすく描かれています。タイトルは「女たちの」ですが、男性も是非♪

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私のカレンダー2007も置いていただいていた、神田の歴史ある本屋さん、「書泉」ブックマートさんの栞をデザインさせて頂きました!本を買うと、上記8枚の栞の中からどれか一枚がランダムでもらえます。
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いろいろなきっかけがあり、とあるWEBサイトで文章を連載させて頂く運びとなりました。
「”夢見る大人のWEBマガジン”茶柱横町」 です。毎月、8日と22日に更新されます。
私は絵だけでなく文章を書くのも好きですが このような場でつたない文章を発表させて頂けること、とっても嬉しく思っています。

このお話を頂いたとき、何について書こうかな、と思い、でもやっぱりやっぱり「旅」にしました。これまで訪れてきたいろいろな場所、その都度こうしてブログにアップしたりしてきましたが そろそろちゃんとした形にまとめていければと思ったので。

びっくりした話、心震えた話、悲しかった話、馬鹿な話、忘れられない話、いろいろ記憶を辿りながら 絵と文章で 少しずつ形にしていきたいです。

大野舞の「デナリの旅の一語一絵」、今後とも是非よろしくお願いします。

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表紙、及び中のイラストを全部描いた本が出ました!
「チェコ・ポーランドの雑貨とくらしの旅手帖」です。
チェコ雑誌ツックル編集長梶原初映さんと、写真家の斉藤忠徳さんの共著という形になっていて、チェコとポーランドという東欧二カ国が雑貨やスイーツ、本や人々のリアルな暮らしなどいろいろな切り口から語られています。
最近フランスだったり北欧だったり東欧だったり、ある土地を取り扱った本ってとてもたくさん出ていると思うのですが、写真はたくさん載っていても文章がほとんどなかったり、空気感はすごくかわいいのだけどいまいちカタログ的にながめるだけで終わってしまったり、というものって結構多いと思います。かくいう私もそういう類の本が大好きですが、でも実際に買うものって本当に少ない。
そんな中でこの本は、「本」としてもとても読み応えがあって、なおかつ著者の2人の方のチェコへの、そしてポーランドへの熱い想いが伝わってくる「濃い」本だと思います。絵を描くのも楽しかった~。本当に、東欧に行きたくなる本です。

全国の本屋さんに並んでいると思うので是非是非!!!読んでみてください!!もちろん、アマゾンなどでも。

そして、以下こっそり公開裏表紙。
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さてさて今は5号が最新のチェコ総合情報誌、ツックルですが、このたび別冊が創刊されました。
別冊というのは、1号と2号がもはや全て売り切れてしまったのにも関わらず「読みたい!」との声が多かったため、内容としては1号と2号のものをまとめた再編版ということになっています。
別冊ツックルは雑誌というよりも「本」で、とっても豪華です。
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honshi0703.jpg本の雑誌」の一番新しい3月号の96ページで、ツックルが紹介されています。
柴田育子さんという方が紹介してくださっているのですが、とっても好意的です。「デナリのたびきろく」についての感想もあります。「ガラスだまのような目のキャラクターが魅力的」などと書いて下さっていて、嬉しくなりました。
見かけた方はお手にとって見てみてくださ~い。
羽ばたけツックル。

目黒美術館でも「チェコ絵本とアニメーションの世界」という展示が現在開催中です。
私も来週あたり行こうと思います。

tsukkur.jpgまたしてもお知らせ。
前回からちょっと間があいたチェコ総合情報誌「ツックル」ですが、ついに最新号が発売になりましたー!見てわかるとおり、今回も表紙はデナリです。
特集が「チェコのお気に入りスポット」ということで旅をイメージした絵になっており、ここには書かれていませんがこの絵のタイトルは「おかしな乗客との長い道中」というものです。
今回のツックルは内容がぎっしりと充実しているのはもちろんのこと、新たなクリエイターズも加わり、デザイン面でもかなりパワーアップしています!とってもカワイイ&カッコイイものとなりました。そしていつものように一番最後に私の旅日記「Denali's Vzpominky」も載っています♪

皆さん、是非是非お手にとって見てみてください!

ツックルについて詳しく知りたい方は
→http://cukr.net/

img20061118.jpg今日は仕事関係のお知らせを1つ。
もう11月も半ば、皆さんそろそろ年賀状について考えはじめる頃ではないでしょうか?(私はいっつも12月も終わりのかなりギリギリで焦って作るパターンですが・・)
来年はイノシシ年ですが、私がデザインした年賀状が2種類、「クリエイターズ年賀状2007」に載っています。所謂、いろいろな人のいろいろなデザインが入ったCDロムのついた年賀状作成用の本ですね。私の絵はいつもお世話になっている(有)ソイズデザインさんのページに載っています。
イノシシというのは普段の生活の中であまり馴染みのない動物ですが、フォルム的にデザインするのがとても楽しい動物でした。なんというかサツマイモっぽいのです。とにかくものすごくたくさん、年賀状関係のデザインがおさめられた本ですので、年賀状のデザインに迷っている方は是非お手に取ってみてくださいませ。
以下、私がデザインしたもの。
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img20060711.jpgこの1週間(文字通り本当に丸一週間)ほど心血を注いだ巨大絵が本日なんとか完成しまして、ほっとしております。すごい達成感だ・・。しかし、まだ出発前に描かねばならないものがたまっておりますので、すぐ次、という感じですが、この1メートル以上の大きな絵を描いたことは、自分の中でも大きな意味を持ったことでした。
小さい絵ばかり描いて、小さい画面ばかり見ていると、絵の世界が小さくなる。
と、思いました。大きい画面はアラも目立つし、大胆な線は勇気がいる。けれど、その真っ白な空白と対峙することで、自分の小ささも見えてくるし、白い世界との対話はすなわち自分との対話でもあるのです。小さくまとまったものは「ごまかし」が簡単で、こぎれいに見えるけれど、大きな画面の中におくと力が弱まったりします。
大きな絵は、嘘がつけない。
もっと大きな絵をたくさん描こう、そう思いました。大変でしたが、楽しかったです。壁画完成画はクライアントさんのご許可を頂ければ、ちゃんと載せたいと思っていますのでまた今度。

showletter.jpgだいぶ白いところがなくなってきました・・・。
本当に、ものすごい長い時間、この壁に向かってもくもくと白い部分と戦っています。本当に塗っても塗っても塗っても全然先に進まなくなって、かなり何度か頭がおかしくなりそうになりました。
果たしてこれが明日終わるのでしょうか。ベッドの脇の壁に紙を貼っているので、ちょっと後ろを振り返るだけで睡眠の誘惑が襲ってくるのです。
これぞ自分との戦い。

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