Denali's Room 一語一絵

旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。

カテゴリ: works

弾丸トラベル

お仕事のお知らせです。「地球の歩き方」を発行しているダイヤモンド社さんから9月2日に創刊された「弾丸★トラベルパーフェクトガイド」の最後に載っている星占いのページのイラストを描かせていただきました。「全体運」の他に「トラベル運」も分かります。ちなみにおひつじ座の私が今行った方が良い場所は「パリ」か「ドバイ」。トラベル運としては「ケチ運は運気を下げる」「究極のグルメ旅行も吉」だそうだ。そりゃあ行きたいけれども、ドバイでケチらないグルメ旅行なんてしたら帰国後3年くらいカップラーメンしか食べられないんじゃないだろうか。

しかし、私が昔からどれだけ「地球の歩き方」にお世話になってきたことか!情報や読むところがたくさんあって好きなのです。旅に出る時の楽しみのひとつと言っても良い。行く前に熟読したりはもったいないからしません。現地で読みます。本棚を見ていると、これまで行って来た国が一覧になっているみたいでそれもまた楽しい。だからこの旅の雑誌に絵を描くことが出来てとてもうれしいです。

雑誌そのものはタイトルからも分かるように、超短期間で行く弾丸トラベルのガイドなので、ぎゅっと凝縮された旅の仕方がたくさん紹介されています。国もいろいろで盛りだくさん。だって3連休でパリとか。アジアは1泊2日。まさに「あのテレビ番組」の世界であります。
そりゃ、長く行けるのならそれに越したことはないです。どんなところでも。しかし、休みがなかなかとれないというのが現実。海外は無理、と思い込んでしまっている場合も多いと思います。この雑誌を読むと、おお、土日でこれが出来るなら頑張ってみようかな!と思わせられます。この間台湾に行ったとき、その時は3泊でしたが、ここなら1泊2日でも全然楽しめると感じました。金曜日の夜に飛行機に乗って日曜の夜に帰ってくれば、週末丸2日がっつりと旅が出来ます。

私は自由生活なのであまり弾丸トラベルはしませんが、でも旅先の移動でよく弾丸になってます。1泊で飛行機乗って違う島に行くとか、日帰りで遠くの遺跡に行くとか。ツアーではなく。時間がない分ものすごく綿密にスケジュールを組むので、それをグイグイとこなしていく感じ、また目的達成された時の楽しさったらないです。たくさんのことは出来ないけれど「短時間であんなにやった!」という別の思い出になります。

読んでいたら旅に出たくなりました。うずうずうず。さすがに6、7月と家に居なすぎてしばらくはカンヅメです。
みなさまも是非楽しい弾丸トラベルを~!

heart
 
8月31日。

今年の夏はなんだか奇妙だった。
いろいろなことがあったはずなのに、思い出そうとすると
指の間からつるりと逃げて輪郭が曖昧になる。

冬眠中のクマみたいになっていた夏だった。

私の本体は巻貝の奥の奥の方までひっこんで
貝殻レイヤーの向こうに透ける外をぼんやりと眺めているだけ。
輪郭は曖昧ににじんで不透明度70%くらい。
感度を下げて、新陳代謝を下げて、食べ物もあまり必要としない。

外はひたすらに暑いし、怖いこともあるし
いてもいなくても同じ、やってもやらなくても
何ひとつ変わらないように思えて、じっと、まるまっていた。
時間と感情の起伏は振り返ると全て凪いで
平板な白昼夢みたいな光の中を泳いできたように思う。

逃げていたわけではないけれど、
そうする必要がある時期だった。
どんな時期だって必要があるからやってくる。
と、やっぱり、やっぱり信じたい。

夏にはいつだって終わりしかない。
終わらない宿題を現実感なく見つめていたあの頃から、ずっと。
今年の夏だけが特別に思えるけれど、
夏って毎年そんなもんだ。

そろそろ起きなくちゃ。
次に目覚ましがなったらもうスヌーズボタンは押さないのだ。

戦場に輝くベガ

お仕事のお知らせ。先の8月15日終戦記念日に出版された「戦場に輝くベガ」(一兎舎)という児童書のカバーや挿絵を描かせて頂きました。これは以前関わらせていただいた山梨県立科学館のプロジェクト「星つむぎの歌」と同じように、プラネタリウム番組が本になるという企画でした。戦争の話、星座が敵軍攻撃のための目印として使われていた時代の話。
科学館にとってもとても大切な作品であること、お世話になっている高橋真理子さんからいつも伺っていたので、書籍化に際して声をかけて頂けたことがとてもうれしかったです。私は結局太平洋戦争は「おじいちゃんやおばあちゃんから聞いた」「映画で観た」という程度の知識しかない世代ですので、戦闘機とか当時の服装とか、資料とにらめっこの日々でしたが・・。そうだったんだあ、と想像するしか出来ない。でも想像することが大事であるようにも思う。
プラネタリウム番組としてだけではなくて、日本や戦争を知る上でもとても深い物語だなあと思うので、たくさんの子どもたちに読んでもらえたらいいなと思います。もちろん大人が読んでも面白いと思います。何しろ、当たり前だけど実際に起きたことだから。日常からほんの薄いヴェール一枚隔てた距離で。
満点の星空は誰にとっても、いつの時代もきっと同じだけれど、その時胸を満たすものはこんなにも変わる。星も宇宙も太古からただそこにあるだけ。それを見て星座を作るのも、戦争の道具にするのも、遠くに居る人を想うのも、人間の心の方。まだそんなに情報がないみたいなのですが、楽天booksで見つけました。asahi.comでも紹介記事発見。

星座

「ぼうけんのびんづめ」の連載をさせていただいているシティリビングさんの星占いページの星座イラストに、デナリ絵を採用していただきました♪ といっても新しく描いたものではなく、何年か前の新年の占い特集の時に12星座書き下ろしたものを、また再採用してもらったという形です。星座のイラストってありとあらゆるものがあるだけに、こういうのうれしいな~。と思ってサイトをひらいたらいきなりおひつじ座が最下位だった日はちょっとしょんぼりしました。笑
星占いサイトはこちらから。
星座一覧

フォスタープラン

国際NGOであるプラン・ジャパンの新しいプロジェクト、Because I am a Girl の小冊子の中に、イラストを描かせて頂きました。最初、私がもう8年くらいフォスタープランで関わっているので、それで依頼してくださったのかと思ったら全く関係なくただの偶然だったのでびっくり。私もこんな風に別の形で関われて嬉しいです。
あらためてこの冊子を読んでいて思うのは、夫婦に子どもが生まれるとき「男の子でも女の子でも無事に産まれてきてくれるならどっちでもいい」というようなことが言える日本は、やっぱり幸せなんだなあ、と思いました。先進国において仕事や専門領域によっていくらまだまだ男女格差があるといっても、それは「女であるというだけで、5歳まで生きられる確率が男より低い」という次元とは決定的に違うように思います。
女は稼ぎ手にならない、嫁ぐときに持参金が必要、家計の負担になるだけ、という理由などで、男が病院に連れていってもらうような時も連れて行ってもらえなかったりする。スタート地点がそこだから、大人になってからも可能性は男に比べてあらゆる面で閉ざされてる。教育の欠如、病気、売春、暴力、早すぎる妊娠、無償の重労働、政治参画の欠如などあげればきりがないのです。女であるというだけで、命が危険にさらされる子が21世紀の今も大勢。みんな、女から生まれてきたのに!と同じ女としては憤る数字ばっかりです。

この冊子はプランがそういう世界の女の子たちのために何をしているか、ということを紹介しているものなのですが、是非読んでみていただければと思います。上記サイトからPDFがダウンロードできるので。頑張れ女の子たち!世界の女子力を結集して元気ダマしたい!
ちなみに私が支援しているケニアのフォスターチャイルドのピーターも最初は9歳だったのに、もう立派な青年に。感慨深い!産んでないのに母な気分です。(というより親戚のおばさんか?)お医者さんになる夢、かなえてほしいです。

書泉2011

また今年も、伝統ある書泉さんのしおり8種類をデザインさせていただきました。嬉しい限りです。本屋さんで本を1冊買うごとにランダムでしおりが1枚もらえるというしくみです。
最初が2007年「世界の旅バージョン」、翌年2008年の「どうぶつもよう」シリーズに続き、今回が3回目です。

今回はちょっと今までと違うことをやってみたかったので、8枚全部つなげると1枚の世界になる、というパズルバージョンにしてみました。どういう絵になるのか、集めてみてください!と書いてここに載せるのをやめようかと思いましたが、1枚絵バージョンはここでしか見られないということで・・・先に答えを載せてしまいました。だからすごく縦長の絵になっています。

8枚集めるのって意外に難しいかも・・。毎回ちゃんと違うものがもらえるとは限らないし。
でも楽しみながら、是非パズルを作ってみてください♪

Feellove

お世話になっている祥伝社さんの文芸誌「FeelLove」の最新号の特集は、「2011.3.11~そして、今わたしが思うこと~」そのタイトルの通り、いろいろな方が震災に関しての気持ちを綴っています。私も光栄にも声をかけて頂いて、絵とコラムを描かせて頂きました。その上すごい方々が寄稿されている中でまさかのトップバッター・・・!開くたびに動悸が激しくなります・・・。本当にありがたいです。

以前ブログに書いた「おじいちゃんの古時計」について、もう一度書きました。実感を伴わない情報が洪水のように流れ込んでくる中で、その時の私にとってとても実感を伴っていた出来事でした。書いたのは4月だったので、石巻にボランティアにいく前。今同じ依頼を受けたとしたら、きっと全然違うことを書くだろうなと思います。

「今、わたしが思うこと」の「今」。それは刻一刻と変わるもので、それに伴って「リアル」も変わっていく。日々変わるものだからこそ、「今」を記録することに意味があるんだろうなと思います。「その時」何を思ったか、「今」何を思っているか。いろいろな作家さんの千差万別の言葉に触れることが出来て、本当に今しか出せない、すごい号だなあと思います。私もその一部に参加することが出来てこんな風に「その時の今」を形に残すことが出来て、とてもうれしいです。是非、お手にとってみてくださいませ!

アマテラス

直接的なボランティアの話のあとは最新の仕事でもある、間接的な復興支援の話。イーオクト株式会社さんと一緒に「おひさま復興支援プロジェクト」に参加させていただきました。イーオクトさんはエコグッズや北欧のデザイナーの方のとても可愛い生活雑貨などをたくさん作られているところです。洗剤のフロッシュとか、有名です。中でも私が好きなのはスポンジワイプ。皆様もインテリアショップなどで見たことがあるのではないでしょうか。飾ってもかわいいし、耐久性もあってずっと使えて、最後は土に還る素材のとてもsustainableなグッズです。私もいろいろな柄(というか主にネコ柄)のものをいくつか集めていて、「いつかこんなスポンジワイプが作れたらいいな~」と夢みておりました。そんな風に私自身がファンだった会社と一緒に何かを作ることができる日が来るなんて、本当にうれしいです。
おひさま復興支援プロジェクトはこのようなプロジェクトです。日本のデザイナーと北欧のデザイナー、計10人がこのプロジェクトのためにデザインしたスポンジワイプを販売して、その売り上げで被災地にソーラーパネルを設置するというプロジェクトです。だから「おひさま」プロジェクト。

イーオクトさんはこれまでずっと北欧のデザイナーの方だけを使われていたので、日本人がデザインに関わるのは今回がはじめてということになります。とても光栄なお話。それに加えて、このパンフレットを見てしまうと分かりますが、私はなんというすごいメンバーの中に混じっているのでしょう・・最初見たとき顔が白くなりました。ういててハラハラします。

でもこのアマテラスのスポンジワイプがいろんな人に使ってもらえたらいいなと思います。きっとこれからいろいろなところでお目見えしていくのではないかと。こういう所謂生活雑貨をデザインさせて頂くのもはじめてのことなので、日常の一部となれることもうれしく思います。たくさんのソーラーパネルがもっとバランスの良い形で、日本中増えてゆきますように。自然はときに厳しさを見せるけれど、やはり自然の中に生かされている私たち。

星野リゾート

最新のお仕事のお知らせです。全国にたくさんのリゾート施設を経営している星野リゾートさんの公式サイトのイラスト、各施設のカテゴリーロゴなどのデザインをさせていただきました。(星のやさんのロゴは昔からずっと使われていたものですので、それ以外です)
最新といっても1年近く前から動いていたプロジェクトでした。本当は3月中旬にリニューアル公開されるはずだったのが、震災があった影響で内容の変更もあり大幅に延期され、この6月1日からの公開となりました。震災の後東北にある宿を避難所として迅速に提供していたり、その後も継続的に復興プロジェクトを企画していたり、本当に素晴らしいなあと思う対応をされている会社です。
私自身が泊まったことあるのはずっと昔に「リゾナーレ」、出雲の「有楽」、軽井沢の「星のや」。リゾナーレはアラスカに行く前の最後の家族旅行で、おじいちゃんも生きていたときだったから懐かしいです。有楽は神様に愛された土地出雲にある温泉の良い宿で、宿自体がパワースポットになっているような場所でした。出雲大社にも玉造神社にも近いです。言わずとしれた「星のや」軽井沢ではま異世界にいったみたいな、それでいて自然や日本のよさを再認識できるようなを贅沢で楽しい時間を過ごしました。ハルニレテラスの日本酒ジェラート美味しかった・・。

日常から離れてリラックスできたり、自分を見つめなおしたり、思いきり楽しんだり、そんな旅の楽しさ全てを左右するのが宿。まだまだ訪れてみたいところがたくさんあって、サイトにあるマップをみながらワクワクしています。
是非見てみてください!
星野リゾート公式サイト。星のや

表面

やっと、お知らせすることができます!私がはじめてパッケージデザインをさせていただいた、お菓子のお知らせです♪わーいわーい。ずっとやってみたかったジャンルのお仕事なのでとっても嬉しいです。

その名も「屋久島永田の塩クッキー」!

去年の12月、食ライターとしてご活躍中の中原一歩さんと屋久島にいきました。屋久島の大自然を満喫しにいっただけのように見えるこんな旅でしたが、それがこのクッキーのパッケージを作るための取材だったのです。続きを読む

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