Denali's Room 一語一絵

旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。

2005年01月

img20050131.jpg「1つのはずのドア
ふとしたことから次元の回廊に迷い込んでしまう2人の少年と1頭のヒツジ。
永遠に続くドアを次々と通り抜ける。

踊らなくてはいけない。踊るのをやめるとどこかに連れていかれてしまうから。
でも音楽がなってない。
音楽がなってないのに踊れない。

そっくりさん選手権に出場。」
(2000年の夢日記より)


自分の夢日記の解読に苦労するけれど
全く見覚えのない文章を読むのは楽しい。
これもまた、この最後の「そっくりさん選手権」が唐突過ぎです。ほんと、脚色してなくてこのままのメモが残っております。あと、私はこうやって追い詰められたり追いかけられたりする夢が何故か多いです。

img20050131.jpg「オペラ座の怪人」を見ました。映画のレビューとか下手なんだけど感動したのでとりあえず描きます。

私はこの話が大好きです。劇団四季のもの、先日見たケン・ヒル版(これはイマイチでしたが)それから今日の映画と3種類目。きっと見ている人はもっと見ているのだと思います。

正直映画は見たかったけれどそこまでは期待しておらず、「やっぱり歌は生じゃないとね」などと思っていましたが、素晴らしかった!

演劇には演劇にしか出来ない事があるように
映画には映画にしか出来ない事がある。





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uma.jpg「ネバーエンディングストーリー」のファルコンみたいな白い大きな、ふくふくとした竜のような生き物にしがみついて必死に空を飛んでいる夢をみました。
あとは、何故かゲゲゲの鬼太郎と、おなかが6つに割れている人が出てきたような気がします。
私の夢は、とてもハッキリとしていて
匂いも色も鮮やかだし、撃たれたりすると本当に痛いし、リアルです。
今は朝時間がなくてなかなかできないけど私はずっと夢日記をつけていて、
後から読み返してみるとなかなかおもしろい。

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img20050129.jpg

「新芽のお茶はいかが?」

nenga2.jpgなんかここ2、3日血の気がうせている事が多く
電車に乗ると気持ちが悪くなり いったん横になるとなかなか起き上がれず
なんだか思考がまとまらなくて どうしてもそこにあるペンを取るエネルギーが沸かない。

貧血気味はもとからですが、血が足りてないのかなあ。
今日も、なので、見た事ある方が多いかもしれない、でもアップしていなかった1ヶ月ほど前に描いた絵を載せてしまいます。ここで頑張らねば、と思うけれど、でも、「こんな日もあるやね」と身体に楽をさせてあげることも大事なのではないかと思うのです。

これは鳥です。
今日の夜の空気はとても冷たく透き通っていて
雲は凍ってゼリーみたいになって
どこかに飛んでいきたくなるような月が出ていました。

sukima.jpg「スキマ」が怖いです。

私たちの周りには気づかないようで本当にたくさんの「スキマ」があります。

ちょっとだけ空いたドア、ビルとビルの間の細い路地。
意識しないうちはいいのです。
いったん意識するととたんに怖くなって、
なぜならちょっとだけ空いたドアは全開のドアと全く別物で、異次元につながっているというか、そこから何かがこっちを覗いている気がするからなのです。 続きを読む

img20050126.jpgダマ3兄弟のおかあさん
ダマママ。
それはそれは大きく、立派な丸い体でした。

大きくても、転がりは天下一品
そのスピードには誰もついていけません。

ダマ3兄弟はダマママが転がっている途中に生まれて
ダマママはそのまま気づかずに転がっていったため

3兄弟はうまれたその瞬間から
3人ぼっちだったのです。

ダマ3兄弟はなぜ世界中を転がるのか。

それは、どこかにいるかもしれない
ダマママを探すためだったのでした。

img20050125.jpg腹ペコグーリーは
いつでもおなかをすかせてる

食べても
食べても
どれだけ食べても

その丸い体の中は
空っぽのまっくらやみ

近づく友達も
みんな食べてしまうから
いつでもひとりぼっち

グーリーが住む町はずれからはいつでも
グウグウお腹が鳴るような音がするけれど

それがグーリーの泣き声だなんてこと
誰もしらない

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びっくりです。最近は1日のアクセスが200を越えることも多くなってきていたのですが、チェックしたら昨日だけで324!ほえー。誰がそんなに一体。300を超えたのはこれで2回目。気づいたら20000アクセスもとっくに過ぎていました。ありがとうございます。嬉しいです。ここは私が絵描きでいられる大切な窓口なので、きてくださる方が増えることが一番嬉しいです。

もっともっといろいろな人に見てもらえたらいいなと思います。描きたい高熱が出てます。とにかく見てもらえる場が欲しい。もちろんチャンスは自分で作らないと、なんですが。そんな事を考えているだけで焦って心臓がドキドキします。だって時間が経つのって早くって。

ブログの絵の著作権は私にありますがTBもリンクもフリーです。(すごい今さら)
戯れにバナーなど作ってみました。恒例ワニさんですが、別にバナーにワニで伊豆熱川バナナワニ園というわけではありません。バナーにしてはなんだか大きすぎ?わかりません。
ご自由にどうぞ。
あ、近日中にちゃんとしたHPもオープンします!2005年度の目標、1個目達成!

img20050123.jpgはじめての路上販売は無事おわりました。結論からいうと 路上で何かを売るというのは最高にオモシロイ行為であるなあ、と。
見てくれるのはブログを見てくれている人達と違って 全く私を知らない人。私について何一つ知らない人が、ダイレクトに評価をしてくれる場。立ち止まってもらえるだけでも嬉しいし、話が出来たらもっと嬉しい。買ってもらえたら、もっともっと嬉しい。なぜなら、それは、純粋に「絵の価値」になると思うからです。思っていたより評判が良かったので、0.1ミリくらい鼻が高くなった。

路上販売の醍醐味は、やっぱり「出会い」でした。「いいね」と言ってくれるひと、「何を使っているんですか?」と質問してくれるひと、「自分も昔絵本作家になりたかった」と熱く語ってくれるひと。
あとは、忘れられないおじさんが一人。その人は私の絵を本当にじーーーーーっとじっくり見た後、一言、「8月生まれですか?」。私「???(混乱)3月ですけど・・・」 おじさん「3月かあ、そういえば3月っぽさもあるよね。3月4日?」 私「いえ、31日です。(な、なぜピンポイントに4日?!)」 おじさん「ふーん、31日か。なるほどね」 おじさん曰く、生年月日と年齢とで絵を判断する占星術?のような勉強をされているらしく、8月生まれの人は「メルヘン」で3月生まれの人は「シュール」な絵を描くらしいです。更に、31日生まれの絵は「視線」がテーマになるそうだ。となると、私の絵は「シュールで視線が強い」となるはず。当たらずとも遠からず?
おじさんは、その後井の頭公園を1週してもう1度やってきて、「あと3回くるから」と宣言して本当にそのあと3回やってきました。そして最後は「犬の井戸端会議に参加するから」と言い残して去っていきました。うーん、シュール。

路上で座って、陽だまりの中目の前を通り過ぎていく人達を見ているだけでも、すごく幸せな気分。初めての販売でオタオタしている私に、布を貸してくださった隣のアクセサリーを売っている素敵なおにいさん、(アクセサリーも本当に素敵なんです)ブログを通じてしか知らないのにわざわざ会いに来てくださった人、貴重な休日をつぶして付き合ってくれた友人ズ、カレンダーやポストカードを買ってくださった方、本当にありがとうございました!感謝してもしきれません。本当はもっと書きたい事がいろいろあるのだけど。とりあえず、昨日はただのスタートだな、と。学んだ事もたくさんあるので必ず続けていきたいと思います。とりあえず次は座布団とカイロを忘れないようにしたい。あー、楽しかった!!!

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