Denali's Room 一語一絵

旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。

2005年04月

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明日から八丈島にダイビングに行ってまいります。
八丈島といえばスネ夫の別荘があることで有名です。
キテレツ大百科のトンガリ君の別荘があるのは百丈島です。
つまりは藤子さんにとっての「別荘っぽいところ」なのだと思われる。

ライセンスを取って以来なので、ちゃんと覚えているかかなり心配であります。
深夜に竹芝を出航し、10時間の船旅!酔いそうだ・・

ダマたちは海の中を転がってゆくのでもっと早くつきます。
魚に食べられてしまわなければ。

人魚は海に入りました。
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展示について。前の記事について、来てくれると言ってくださった方がいっぱいいたのはとてもとても嬉しかったのですが、7月にやる展示に関してはギャラリーではなく、美容院の白い壁を展示スペースとして2ヶ月使わせて頂くというものなのです。つまりは自由に来てね~というものではなく、あくまで美容院を利用する方しか見ることが出来ません。説明が足りず、ごめんなさい。
ちなみにその美容院は表参道にあるAQUAという、カリスマ美容師がいる(らしい)有名サロンです。
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イライラはよろしくない 全く何にも良い事がない
良い絵もかけなけりゃ 良い人間にもなれなくて 頭がぽーっとする
そんなときは 深呼吸 
ゆっくり、深い海の底に横たわって 水面を眺めている気分を想像する
そうすると潮が引くように イライラ魔人はすーっと去っていきます
オームの殻(目だっけ)は青くなるのです

P050424_2334.jpg7月に展示をすることになりました。
何気にちゃんとした形ではハジメテです。
友人sakanaとの合同展、先輩cotoriさんプロデュース。週末にとうとう準備を始めました。
ぺらぺらの紙でも、スチレンボードに張るとなんだか立派に見えるから不思議。
そして、やっぱり空間をどう使うか考えるのは楽しいです。

またわやわやしそう。でも頑張るぞ。
詳細はまたお伝えします。

img20050424.jpg意志を持って  出来ると信じて
自分から行動すれば
道はちゃんと開けるということが分かった

チャンスは向こうから歩いてこない
自分で作り出すものだ
どうせ無理に違いない
できるわけがない
そう思う気持ちが一体どれほどの
可能性を腐らせていることか

自分を信じて動かなきゃ
何も始まらない

先が見えない長い階段を
それでも一歩一歩
しっかりとふみしめて上っていけば
きっとある時ふいに視界が開けて
海にたどりつく

大切なのは立ち止まらないこと
たまに休んでもいい
けれどいつだって その一歩を踏み出せるのは 
自分しかいないんだ

dama.jpg最近ますますひどい 活字中毒
カバンの中に読めるものが入っていないと落ち着かない
中毒とはよくいったもので ないと不安になるどころか 必死にキョロキョロして周囲の読めるものを探してしまう
ダマ三兄弟も転がるとき 常に本を忘れません
オー・ダマが好きなのは ファンタジー小説
チュー・ダマが好きなのは 推理小説と歴史小説
そしてコ・ダマが好きなのは 哲学書。

img20050422.jpgぐるぐるまわすと

えんぴつけずりのように

こころがとんがります

とんがりすぎると

すぐ折れてしまうので

まわしすぎは禁物

かといってずっとまわさないでいると

鈍くなって

そのうち何にも感じられなくなるので

気をつけましょう

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そんな日もあります。

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pianohiki.jpg
好きな時代の好きな瞬間に戻れるとしたら 何歳の時の自分に戻って何をしたいですか。若くなるのも、失敗をやり直すのも、自由にできるとしたら。

あのとき、もっとああすれば良かった、とか
あれをやっていれば今こうなっていたかもしれない、
とか 考えることもあるけれど でもとことん考えた挙句
私の出す結論は結局「戻らない」だと思うのです。

それは結局自分が歩いてきた道、
選択してきた道そのものが、例え間違うことがあったとしても
自分自身を形作っているからなのだと思います。

img20050419.jpgアテネ公演をDVDで見ました。
アテネ公演!!!実際の屋外の遺跡跡というか、コロッセオのような場所が舞台になっています。ソフォクレス「オイディプス」を、アテネで演る。演出家にとっても、役者にとっても、冥利につきるというものでしょう。行きたかった・・・。
でもビデオで見てもその迫力は十分伝わってきました。

この芝居はとにかく野村萬斎の独壇場で、それ以外の役者は全て彼の葛藤と苦悩を引き立てるための脇役に徹してる。はじめからおわりまで、ずっと。それがとてもうまくいっていて、彼がグイグイ全体をひっぱっていく感じが心地良い。
そもそも私は野村萬斎という人がとても好きで、彼の表現に対する姿勢や、伝統の中に身を置きながら(置いているからこそ?)ラディカルな事に挑戦し続けるところとか、本当に格好よいと思う。だから見ているだけで楽しいけれど、とにかく動きの美しさが半端じゃないので目が離せない。屋外なのに、声も素晴らしく響いている。

演出より舞台より、野村萬斎しか記憶に残らない。こういう場合、物語そのものが既にメジャーであることが、変にストーリーの理解に頭を使わないで演技のみに集中できる状態を作るので良いと思います。

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