Denali's Room 一語一絵

旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。

2005年05月

idesolo.jpg振り付師井出茂太さん率いるイデビアン・クルーのダンス公演「井出孤独(イデソロ)」を見に行きました。座ったのが一番前の桟敷席で、井出さんが跳ねるとその振動が畳を通じてダイレクトにドンドンと私のおしりに伝わってきました。飛び散る汗まで見える距離で あの広い空間全てが彼ひとりのもので、全員の視線がブラックホールみたいにぎゅっと凝縮されていて ソロとは、見る側にとっても、そして演じる側にとってもなんと贅沢な時間なのでしょう。
あれはもう踊る生物としか表現しようがなかったので踊る生物を描きました。
身体と心がツーカーなのです。すごい。静寂と躍動、伸縮と凝縮、弛緩と緊張、それから鼓動。終わる頃にはダンスが私にも伝染していて部屋に帰ってから変な動きをしてしまった。
人間が精神生命体じゃなくて良かった。肉体があることへの感謝の気持ち。精神生命体だったら、跳ねるたびに脂肪がゆれる感覚なんて分からないだろうから。ビバ肉体。ビバ重力。



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塗っても塗っても また同じ形が中から出てくる繰り返しのデジャビュ作業。

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自分と相手の間に 壁を感じたら
まずその壁を作っているのが
相手ではなく自分なのでないかということを
考えてみよう。

自分の歩いている道の先に
超えられない高い壁を見つけたら
まずその壁は自分の心が見せている
蜃気楼ではないかということを
考えてみよう。

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マトリョーシカは不思議な生物です。

「自己はより大きな自己によって含まれ、またより小さな自己をその内に含む。」

どこまでいっても終りはなく、その中には「本体」なんてものはなく、
そればかりかその連続する自己の中ではどれが本当の自分なのかなんてことは
どうでもよくなってしまうに違いない。

現在マトリョーシカを作っています。(絵ではなく、リアルに)
出来たらまた載せます。最近すごい速さで立体物を量産しています。
今は私の手が2次元でなく3次元のものを作りたがってます。

新しい方々の登場です。
ジャーン。
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透き通ってカラフルなボディと
3秒で描けるそのシンプルな顔だちがチャームポイント。
彼らの体はやわらかく どんな形にもなれるオユマル族です


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だめだよ。

前にすすむんだ。

ふりかえっちゃいけない。

じゃないと、
ほら・・・・


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大きい粒がおにいちゃん 小さい粒がおとうと
ピーナツ兄弟はいつでも一緒

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彼女はその小さな体の中に 海を飼っているため
耳を傾ければ
歩くたびに ザザーン ザザーーーンンン 
微笑む たびに ちゃぷん ちゃぷん と 音が聴こえてくる

僕は彼女の腹に耳をあてて 波の鼓動を聴き
彼女の長い髪の中で 泳ぎまわる

たまに口から迷い魚が飛び出したり
体の中に嵐がきて 大変なことになったりする

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旅行がなぜ好きかというと
「終わりがはっきり見える」からだと思います。
あと何日ここにいて、何日には家に帰って、というのがはっきりしていると
一日一日をとても有意義に過ごそうという気持ちが沸いてきて
終わりが見える時間の中で  密度の高い時間が過ごせる気がします。
3日しかなかったら3日で出来ることを、1週間だったら1週間で出来ることを。
毎日毎日今日は何をしようかと 考えぬく。 続きを読む

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読んだことある方も多いと思うのですけれど、シティリビングさんに絵を描かせていただきました。(5月20日発行分です)シティリビングは全国の働く女性を対象にしている無料情報誌なのですが、オールカラーでとにかく身近のいろいろな情報が満載なのです。
今回は「上質な女、ディナーにこだわる」という素敵なレストラン紹介記事の題字の部分のイラストを描かせて頂き、更に名前も入れていただきました。ずーっといち読者だったので、今回作る側に参加させて頂けたことがとても!嬉しいです。
しかも東京だけで18万部の発行なのです。18万部!なんだか想像もつかない数字。
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