Denali's Room 一語一絵

旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。

2006年01月

img20060111.jpg誰かにとって絶対に正しいことが
他の誰かにとっては間違っていたり
誰かにとっては死ぬほど大切な人が
他の誰かにとっては他人だったりします
自分が正しいと信じてやっていることも
それは「自分にとって」の正しさに過ぎなくて
それを間違いだという人も、やっぱり正しい

自分以外の人間になれない以上
誰も他の誰かにとっての正しさを
否定することは出来ないけれど、でも
ひとりしかいない自分と、自分の信じること
自分にとっての大切な人と
いま自分を取り囲んでいる環境
とりあえずそこをスタートに考える以外に
方法はないんじゃないかと思います

人を100%理解するなんて不可能だけれど
少なくとも努力は出来るし、自分の正しさの枠を押し付けることはしないように意識しようと思います

たったひとつが数十億も集まって出来ている
この世界はやっぱり不思議です

img20060110.jpg間があいてしまった。いかんいかん。

やっと「ワンダと巨像」をクリアしました。16体の巨像を倒すゲームなのですが、実は日夜コツコツと巨像と闘っていたわけなのです。最後のやつを倒すのには4時間くらいかかりまして、何度もくじけそうになりながらやっと倒したときには夜が明けそうになっていました。
あまりに感動したのでこうして2度目の記事を書いています。基本的にRPG専門なのでアクションゲームで感動するなんてこと、ないと思っていました。加えて近年はゲーム自体をあまりやらなくなっていたため、余計に自分でもびっくりです。
素晴らしいゲームです。
ゲームとしてはとてもシンプルな作りになっていて、でも物語は最後まで謎ばっかりで、多くは語られないのですが、その「静けさ」こそが、遊び手の想像力を喚起するのです。このチームが作った前作「ICO」に触発されて宮部みゆきが小説化しましたが、今サイトを見たら宮部みゆきも
「自分が“小説にしたい!”と思うのは、やっぱり寡黙なゲームなんですよ。冗舌なゲームはすでに十分語られているので、活字として遊べる余地がないから(笑)」
なんて言っていました。
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img20060105.jpg

突然ですが、私は昔から教育番組が大好きです。
断言してもいいですが、大人になってから見ても絶対おもしろいです。
むしろ、大人になってから見る方がおもしろいかもしれません。昔は「はたらくおじさん」「ピコピコポン」「いちにのさんすう」「いってみよう やってみよう」「できるかな」などよく見てましたが、最近もたまたま平日家にいられる時はなぜか3チャンネルを見ていたりします。最近は教育番組の傾向がちょっと乱暴でラディカルな方向に変わってきていて、ますますおもしろいのです。
にほんごであそぼ」「ドレミノテレビ」「ピタゴラスイッチ」などなど。ピタゴラスイッチに関しては、2回くらいですが大学時代に徹夜で映像を作って大変だった記憶があるので、子どもの純粋な心では見られませんが。あと教育番組じゃないけどでんじろう先生の実験とか。DVD欲しいです。心の底から楽しくって、目がキラキラしちゃいます。
教育番組にはなんだか本質的なものが含まれているなあと思うのです。子どものときに見る教育番組は「ものごとを知る」ためのものですが、大人になってから見る教育番組は「ものごとの伝え方を知る」ためのものであるように思います。同時に、普段当たり前だと思っていることの仕組みと成り立ちと向き合うことができる。自分を取り囲んでいるもの全部がなぞで、全部がふしぎだったときの気持ちを思い出すことができるのです。

あと、もひとつ、ずっと変わらず好きなのは「みんなのうた」。
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ShowLetter_1.jpg初夢の時期に合わせ手乗りユメクイを完成させました。ころん。
しかし元旦の夜だとか、2日の夜だとか、いろいろな説があって未だにいつの夢が初夢なのかよく分かっていません。とりあえず、私の夢は最近ますますリアルに、クリアーになってゆきます。元旦の夢は例によって恐いものに追いかけられる夢でしたので、2日の夢が初夢だったらいいなと思います。
皆様の良き初夢は全て正夢になりますように。
悪い初夢はみんなこのユメクイが食べてくれるので大丈夫です。手乗りサイズですが、口の中は宇宙空間に繋がっています。

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