Denali's Room 一語一絵

旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。

2006年03月

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森の人は生まれたときから
一歩も森の外に出たことがない
森の外からやってきた人とであったこともない
森を出たいと考えたこともない
森の人は森の人の暮らしをし
ウサギや鳥、木々と語らいながら
森の外にどんな暮らしがあるのかを
知ることもなく 疑問に思うこともなく
そのうちに森のための苗床になる

かわいそう?
誰だって 似たようなものなのに
あなただって私だって 似たようなものなのに
ごくごく狭い 自分を取り囲む世界の中で
生まれ、生き、死んでゆく
森の人と、一体何が違うというのか

自分が何を知らないのかを
知らないままに死んでゆけるのならば
それはとても幸せなことではないでしょうか?

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組織を動かしていくというのは本当に大変だ。
見たこともない大きな獣を操縦するくらい大変だ。
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がちゃり。
と大きな音を立て 歯車が回りだす。 物事が動き出す。

もう後戻りはできない。 もう引き返せない。

それでいいの?(と、誰かが問うけれど)
本当に、それでいいの?(と、自分自身に問うけれど)

うん、間違っていない。
まだ、私は自分のためだけに生きていいはずだ。

現実にしがみついてたら いつまで経っても何もできやしない。
リスクなんて考え出したらきりがなくて 守りに入るばっかりだ。

一度しかない人生なんだから 自分に賭けてみてもいい。
大博打、上等。

さあ、進め。その一歩を、踏み出せ。
その小さな一歩で、きっとすべてが変わるから。

ShowLetter.jpgカリ~星人作りにより再び立体物熱が高まり
もう一人星人が誕生するにいたりました。ちくちくちくちく。
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どんぐりフクロウです。
ぽー
ぽー

夜になると鳴きます。パソコンの上があったかいのが好きです。
よろしくおねがいしまス。

img20060324.jpg「人類の可能性」は無限かもしれないけれど、「私の時間」は有限です。あと1日かもしれないし、60年かもしれないけれど、とにかく限られていることに違いはない。
やりたいことはたくさんある。
いきたい場所もたくさんある。
でも、全部は出来ない以上、必然的に選択しなければならない。
それは何かをえらびとり、代わりに何かをあきらめるということ。有限の時間の中で、人は考え、迷い、悩み、選び取るのです。時には血を吐くような思いで何かを捨てるのです。
取捨選択していった結果「本当に大切なもの」だけが箱の底に残るのです。

すべてを手に入れることは
何も手に入れないのときっと一緒だから。

自分という有限の存在が、最終的に 何を選び何を選ばない人間なのか。それを知っている人がどれだけいるというのでしょう。

060323_010851_1.jpg私の衝動はつくづく突然やってきます。粘土欲、裁縫欲、料理欲。突然やってくるから衝動なんだと思いますが。

今日も今日とてこんな時間に唐突に「焦げたタマネギのにおい」と「グツグツいうごはんの音」への欲求の衝動が襲って来て、深夜の台所にて衝動を満すべく料理開始。冷蔵庫の中を吟味した結果エリンギとトマトとホウレン草のクリームリゾットができました。タマネギの焦げたにおいとごはんがグツグツいう音は本当にいいなあ。(恍惚)
単に作りたいだけだったので、少し食べて残りは冷凍しました。なんなんだか。
あとは明日の朝ぶどうパンが焼けているようにベーカリーに材料をセットして寝たいと思います。深夜の台所は瞑想と内省にもってこいなのでオススメです。

img20060321.jpg本日は、出張デザートユニット+tarteのデザートの達人であり、お姉ちゃんのような先輩でもあるmiyumiyuと、東京カリ~番長の最強夫婦と二人の生後三ヶ月のベイビーに会いに、ご実家に遊びにゆかせていただきました。本当はもっと早く遊びにゆきたかったのですがなかなかタイミングが合わず、本日やっと実現!
何をもってゆこうかな、と思い、きっと赤ちゃん用品などはもうたくさんあるんだろうな、と思って、なぞのカリ~星人を制作。(右図)よく分からない生き物ですが、カリ~を食べて生きている生き物です。
そして、ベイビーと対面したのですが、もう、本当にかわいかった!!このかわいさは言葉では伝え切れませんね・・。私は、親戚に小さい子供もいないし、甥や姪もいないので、こんなに小さい赤ちゃんを見たのは生まれて初めてです。
とにかくフワフワーーーー!!!プニプニーーーーーーーー!!!そして、ちゃんと人間!爪とか超小さいパーツがちゃんとついてる・・・。そして、笑ったり泣いたり忙しい。すごいなあ。すごいなあ。と、ひたすら感動してしまいました。
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AT免許を取得するのに1年近くかかったあの頃より今日に至るまで、極度の方向音痴の上ものすごく運転が下手な割には無事故・無違反を貫き通してきた私ですが、この日曜日に初めて事故というものを起こしてしまいました。というより、この私にこれまで何もなかった事の方が不思議というべきなのか・・・。何はともあれ、へこみます。
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今日は、今までに起きたことのない不思議な体験をしました。私はずっとクラシックピアノを続けているのですが、長く続けて思うのは、つくづく自分には「作曲」の能力が微塵もないんだなあ、ということです。楽譜を見て弾くことはできても(下手だけど)、自分で曲を作ることはできないのです。もう、全然だめ。即興とか、ジャズピアノが弾ける人がうらやましい。

絵はいくらでも浮かぶんです。でも、メロディはまるで浮かばない。だから、よくミュージシャンが「音楽の神が降りてきて、このフレーズが浮かんだ」的なことを言っているので、一度でいいから、そんな体験をしてみたいものだ、と思っていたわけです。

で、今日は良い天気だったので駅までの道を鼻歌を歌いながら歩いていたところ、(ごく小さい音量ですよ、もちろん)唐突に、降りてきたんです。何がって、神が。聞いたこともないようなメロディとリズムがどんどん浮かんで、鼻歌となって私から飛び出してゆきました。
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COVER.jpg私が旅行記を載せているチェコ雑誌「ツックル」ですが
4号が発売になりました!
わー。ぱちぱちぱち。
もう4号かあ・・・早いなあ。今回の特集は「カレル・チャペックと50の言葉」、はっきり言ってすごくおもしろいです。

「デナリの旅きろく」も、だいぶいろいろなところをまわってきました。
でも、まだ続きます。

本屋でみかけた方は、是非お手にとってみてくださーい!

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