Denali's Room 一語一絵

旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。

2007年01月

img20070131.jpg本日、LAとペルー、約1ヶ月の旅より帰国。時差で帰るなり寝てしまい、そしてこの時間に目がギンギンにさえているという魔のスパイラルを早速開始しています。
大韓航空は設備はともかくとして機内食がおいしいので好きです。今回ペルーへはコンチネンタルでいったけれど、アメリカ系航空会社は本当にげんなりするくらいおいしくない。
成田空港について地下鉄に乗っていると いつも妙な気分になる。自分だけがその風景から浮いているような。境界線が馴染んでいないような。これにもすぐ慣れるけれど。
しるべふくろう(今回の旅でシルベスターというニックネームがつきました)はマチュピチュで仲良くなったリャマの背に乗って帰国です。最後の最後まで、リャマとアルパカの区別がうまくつけられませんでした。

ああ、何度も書くけれどいい旅だった。

長期にわたる不在でご迷惑をおかけした方々すみません。時差にも寒さにも負けずに早速エンジン全開で頑張ります。しばらくたまった仕事で嵐になりそうでらくがきが描けなさそうなのでペルー写真と旅行記を徐々に載せてゆきたいと思います。

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今は再びロスにいます。南米から帰ってくると時間の流れが急速に速くなって、ペルーでの生活が、既に遠く感じられる。ペルー旅行記をリアルタイムで載せていけなかったのが残念だけれど、その分しっかりとまたひとつひとつご報告していくのでお待ちください。

それにしても既にペルーと、あのラテンの熱さが恋しくてたまらなくなっている。もっともっと南米を見てみたい。船での地球一周も素晴らしい体験だったけれど、あれは海の上の生活がメインだったので、やっぱり本当に本当に行きたい場所には時間をかけて、ゆっくりいくに限ると思いました。本当にその国を知り、その国の人と触れ合うには1、2日じゃ全然足りないものです。

南米などにいると本当に、都会に暮らしている時は当たり前な事、
たとえば蛇口をひねればお湯が出ること、水洗トイレが機能していること、物事が予定通りに進む事、そういった事が心底ありがたく感じられる。割と良いホテルでも使っているうちにシャワーが水になるなんてことが普通だし、トイレに紙がないのも普通、言ってた事と違うじゃん!というのも普通。
だからこそ、宿で熱いお湯が出るだけで、トイレがきれいなだけで、涙が出そうな程幸せになってしまうものなのです。そうして、そのありがたさへの感謝の気持ちをしっかりと覚えておこうと思う。それなのに、都会生活に戻ってきたとたんに与えられた快適さに甘えてしまうのです。

チチカカ湖のアマンタニ島の人々の暮らし、電気もガスもなくて 日が落ちたら眠り、夜明けと共に目覚め、島で取れるものを育て、食べ、季節を過ごしてゆく、その感覚を忘れてしまいたくないけれど。

とりあえず次なる南米への旅を目指し、帰ったらもっとスペイン語を磨こう。
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「マチュピチュ、アンデネスからの眺め」

何か自分自身にとても大きな影響をもたらす旅だったように思います。

こんにちは、デナリです!
海のようなチチカカ湖を船で渡り、葦だけでできたウロス島や湖が見渡せるアマンタニ島で1日ホームステイをしたりしました。このホームステイがまたすごくて、土で出来た家に電気もなく、当然電気もシャワーもなく、水洗トイレなどあるわけもなく、夜はロウソクで顔を洗うのは湖の水で。
けれどケチュア語を話す島の人々の心はとても温かくて、真っ暗闇の中の満天の星空には南十字星が見えて、家族の人に私も現地の人の民族衣装を借りて、村の踊りに参加したら すっかり家族の一員に迎え入れてもらえたような気がした。次の日は偶然(本当に偶然!)年に一度のこの島の聖なるお祭りで、1年のうちその日しか扉が開かない神殿の中に入れてもらえた。2つある丘で行われるこのお祭りではパチャタタ(父)とパチャママ(母)がひとつになるらしい。なんということだ。すごい場に居合わせてしまった。

そして今は、リマに戻ってきています。
同じペルーでも、ここは本当に大都会、クラクション鳴り響く排気ガスの町で、人々の生活エネルギーにあふれかえっている。一緒に旅をしていた3人は皆日本に帰ってしまい(ペルー人も日本に帰ってしまった。笑)、今日から一人。でも、ここでも友達の家族のおうちにステイさせてもらっています。リマに着いた日は朝の4時くらいまでみんなで踊りに行きました。ラテンのパワーは本当にすごい。
陽気で、自由で、奔放で、そして眩暈がするくらい激しい。
もっとかっこよくサルサが踊れるようになりたいなあ。
大分スペイン語の勘が戻ってきたけれどまだまだ練習、練習。

そして明日から、ナスカの地上絵を見に行ってきます!
移動が多いなかなかハードな旅、けれど憧れ続けてきたものをこんなにたくさん見る事が出来るなんて、バチがあたるんじゃないかと思うくらい嬉しいことだ。地上絵は私を歓迎してくれるだろうか。
私のペルーの旅も、終わりが近づいてきています。

お久しぶりです!デナリです。
今はペルーにいて、クスコという山間の町のネットカフェでこれを書いています。リアルタイムでペルー旅行記をお届けするはずが、携帯からのアップがどうしてもうまくいかなくて、ずいぶんと間が空いてしまいました。写真も撮ってて文章も書いたのに更新できないのはストレスフル!描きたいこと、感じたこと、たくさんあるのに。なので、またまとめて更新することになると思います。
ともあれ、あれこれトラブルなどもありつつ、私は元気です!!ここクスコは街自体が既に富士山より高いところにあるという超空気の薄いところなのですが、幸いなことに高山病に悩まされることはなく、屋台で売ってるものやら道端で売っているものやらを食べてもおなかも壊していません。
インカ発祥の地、クスコ。インカ文明を土台とした上に作られた、スペイン侵略時代の壮大なコロニアル様式の建築にあふれた街。エネルギーと活気にあふれていて強いパワーがもらえます。歩いているだけでドキドキとするのは、決して高いところにいるからだけではないはず。

そう、そして、ここは空中都市マチュピチュに続く街。
私はおととい、ついにマチュピチュとの出会いを果たしました。
世界で一番行きたかった場所、恋焦がれた場所、そこに行きたくてスペイン語を学んだ場所。その地に立ち、アンデスの山のてっぺん、雲の上で風に吹かれました。
今でもなんだかまだ信じられなくて 感じたことをうまく言葉に出来ない。
けれど長年抱いていたいわゆる「夢」がひとつ、「現実=思い出」になった事への言い知れない歓びと、せつなさのようなもので今は胸がいっぱいです。

また書きます。

今夜の夜行バスでクスコを発ち、チチカカ湖を目指してプーノへ向かいます。

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イタリアで行方不明になってしまったダマ三兄弟の次男、チュー・ダマを探しているオー・ダマとコ・ダマ。チュー・ダマが知らないうちにアメリカ大陸に渡ってハリウッドデビューを果たしていないとは言い切れないので、やってきましたユニヴァーサルスタジオ。
到着した途端に撮影のために訪れていたスティーブン・スピルバーグ監督にその丸いフォルムと転がり能力を買われて新作映画「スパイ・ダーマン」にスカウトされたダマたちでしたが、チュー・ダマを探すという使命を追っている今、余計な事をしている暇はないため、断るにいたりました。
それでもちょっとハリウッドスターにあこがれていたコ・ダマは帰り際にこっそり監督に"I'll be back"と言い残していきました。
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「しるべふくろうwith ロブスター」


9時間の長旅を終えて、無事にロスに着きました。
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さてさて、年末から加速している時間の流れはとどまることなく、気づけばもうペルーへ向けて出発する時がやってきました。
新年一発目の旅!
LA→リマ→マチュピチュ→ナスカ(ORチチカカ湖)→リマ→LAという約3週間の日程でございます。
ワクワクな南米。
恋焦がれたマチュピチュ。
何がおきるか。何に出会うか。
またこちらでリアルタイムレポートをお送りするので、楽しみにしていてくださいませ♪
それにしても、ついこの間コロンビアやパナマ、メキシコに船で行ったばかりなのに、コロンビアのすぐ下のペルーに飛行機でいくというのはなんとも妙な気分であります。船でいくのと飛行機でいくのは全然気分が違う。

いってきまーす!
写真は、今回旅にでる、カレンダーの表紙にもなっているしるべふくろうです。彼にはまたいろいろな物語があるのですが、それはまた別の機会に。

以前、船の中でやった「一枚画」というプロジェクトをご紹介した事があります。いろいろな人の笑顔や、印象に残った旅のかけらを集めた、多くの人が集まって作られた壮大な絵。完成した時の感動は大きくて、とても印象に残っている体験の1つです。その時に仲良くなって、船を下りてからもたまにお茶したりしているmoririnに「似顔絵描いて~」とずうずうしく頼んだら、描いてくれました!本当に嬉しいー!受けとる時はドキドキ。そして、これが描いてもらったデナリの似顔絵です。 続きを読む

hyoushi.jpgすっかり恒例となったDenali's Calendar、毎年の一大プロジェクトとなり、本当に多くの方々に使って頂いていて嬉しい限りです。
地球一周から帰ってきたばかりの今、旅で多くのものを見て、多くの人に出会い、濃い体験をいろいろしましたので、来年度のカレンダーのテーマはそのまんま「地球一周」です。旅で得られた多くのインスピレーションを存分に盛り込んで一緒に地球を旅しているような気分で1年間を過ごせる、そんなカレンダーを目指す予定です。

「デナリの地球一周カレンダー2007」
詳しくは下記をご参照ください。

お申し込み締め切りは特に設けません。

今年も気合い入れて頑張りますので
是非、楽しみにしていてください!


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