Denali's Room 一語一絵

旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。

2009年07月

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帰って来ていきなりですが、はやく書きたかったので続いてお知らせです!アリス館より、童話作家やえがしなおこさんの童話「ザグドガ森のおばけたち」が発売されました!!個展の時にいちはやく手にとって頂いた方もいるかもしれません。デナリは前ページにわたって、たくさんイラストを描かせていただいており、いつもとはちょっと違うモノクロの線画もたくさん。「星つむぎの歌」絵本に続き、童話の挿画を手がけさえていただくのは初めてだったのでとても嬉しいです。
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そしてこの物語、本当ーーーに面白いです!
いや、本当に。童話なので、絵本よりは文字が多くたぶん小学生くらいが対象年齢なのだと思いますが、大人が読んでも心から愛したくなる世界。かわいいのにちょっとニヒルでシュールなキャラクターたちがたくさん登場します。ふとした拍子に人生について考えてしまったり、あとは童話なのに普通に登場人物たちがビールを飲んでたりします。笑

4月にデナリが岩手に行っていたのは、このお話の取材のためだったのでした。
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帰ってきました。

「おかえり」と留守番をしていた3人の姉妹たちは言いました。

「ただいま」とデナリコケシは言いました。
「ただいま」とおだんごのないチェリーコケシは言いました。

「何かついてきてるけど」姉妹たちは不思議そうです。
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お腹に爆弾をかかえながらもなんとか出歩けるほどには回復し、はやくも最終日です。どうしてもいきかったウルワトゥにいくことにしました。深い森を抜けると海に面した断崖に寺院がたっていて背景はあざやかな夕焼け。。。なんと贅沢な景色。そのあまりの美しさと、裸の男性が群れて踊るケチャダンスについ見とれていたら、旅人コケシスターズの一人、チェリーこけしがあっという間に野生の猿に誘拐されるという驚愕の出来事が。なんてこった!

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ここまで何事もなく持ちこたえた私の胃腸ですが食いしん坊なわりに元来強靭な方ではなく、旅行者らしくお腹に悪夢が。。今日は本当に何も出来なかったなあ。旅の貴重な時間が。悔しい(>_<)何が悪かったのかわかりません。。水か、スパイスか。。何にせよ悲しいです。必ず何かトラブルが起きるのがデナリの旅。そしてチェリーちゃんはシンガポールに帰国し、ふたたび一人に。薬は飲んだので最終日の回復を願うばかり。

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プリ・ルキサン美術館。バリに来てからずっと、音楽と美術と工芸のパワーに圧倒されてばかり。バリの緑や自然は乱暴なのにあたたかくて包み込まれるようで、こういうところでこういう作品は生まれるんだなあと納得しながら感動した。好きな絵がたくさんあった。同時に怖くなる絵もたくさんあった。

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グアンカウィ寺院にて。王様たちのお墓にはいまも祈りが捧げられています。ラピュタみたいです。

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バリの霊山アグンの中腹に作られたヒンドゥー教の総本山、ブサキ寺院。来られて本当によかった。そして既にいろいろな不思議な事が起きてて楽しい。また後で書きたいと思います。

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シンガポールからやってきたチェリーちゃんと無事合流。緑が見える部屋のベランダでフルーツとパンの朝ごはん。幸せ。。。今回の旅人我らふたり!そして私と彼女はいつかバリでダンサー仲間だったらしいです。

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ウブドにいます。昨日寝ていなかったから機内はいろいろ変な夢を見て過ごしたのですが、ガルーダインドネシア航空の機内食に大福が出てびっくりしました。あんこ隊長の私のため?もしくはそれも夢?
初めてのバリ、久しぶりのアジア。あたらしい国の最初の印象はいつでも空港の匂い。バリはお香と蒸した炭水化物?のかおりがします。そしてウブドは深い森の中なので、じゅわっとした緑のかおり。到着が遅かったので今日は泊まるだけですが、適当に探したからあまり期待してなかった宿、カキアンバンガローの想像を超えた快適さに感動。広いし綺麗だし静かだし森が見えるしナシゴレンは美味しいしなによりパン屋さんが併設されている。がぜんリゾート気分が盛り上がってきました。最近いつもガッツリ移動する旅ばかりでこんなふうに一カ所でのんびりは随分してなかったな。今もひとりベランダで鳥と虫の声を聞いています。何もしないということをする、というのもたまには必要。明日からが楽しみです。

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突然ですが、今からバリにいってきます。ちょっと、やっと息抜き。
バリ。ずっと行ってみたかった場所に、とうとう行けると思うと嬉しいです。個展の準備をしてて煮詰まっている間中、バリのことを夢見て励みにしておりました。またバリに行った事のある達人たちがいろいろ教えてくれたので、心の温度は上がるばかり。基本日本からは一人旅ですが、途中何日かは現在シンガポールに赴任しているCeriseちゃんと現地で合流予定、アラサー女子2人旅!
興味があったバリ、よし行こう!と思ったきっかけは、よしもとばななさんの「マリカのソファー/バリ夢日記」です。
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