Denali's Room 一語一絵

旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。

2011年02月

旅人の笛

突然ですが、1年くらい前から「合唱がしたいなあ」とずっと思っていました。カラオケではなく、一人で歌うのでもなく、合唱でなくてはいけませんでした。もっと思春期的な。

そうしたら、最近意識が現実化するスピードが速いと書いたけれど、近所のものすご~くおいしいタイ料理やさんで、シェフのみゆきさんが「合唱団を作ろうという話があって!」というので、いちもにもなく参加してしまいました^^)名づけてティッチャイ春風合唱団!
毎週集まってのんびりラジオ体操をしたり歌の練習をしたり、その後もうこれがなくては生きていけないソムタムのもち米セットランチを食べたりして、ちょっとずつ練習しています。

メンバーの一人の高水春菜さんはプロのシンガーでもあって、最近素晴らしいアルバムも出たばっかりです。今ちょうどそのアルバムの発売記念、いろいろな絵描きが彼女の曲からイメージする絵を描いて展示する、というイベントが行われていて、私も参加させてもらいました。「旅人の笛」という素敵な曲の絵を描いています。

展示は3月末まで、ライブもあります。
詳細はティッチャイのブログをご覧くださいませ。

そして合唱に関する長い思い出話。続きを読む

最新のお仕事のご紹介です。
2つの雑誌の特集の絵を描かせて頂いたのですが、同時期に出ているもののジャンル的には正反対なので、面白いです。ひとつはとてもプラクティカルで、ひとつはとてもスピリチュアル。でも別に特に描きわけたりスイッチを切り替えたりする必要もなくて、どちらもイメージの膨らませ方は同じです。パスタを作るのも炊き込みごはんを作るのも、出来上がるものや気分は違っても、料理を作るという行為、それに伴う作る楽しさや食べる楽しさが同じであるように。
親子

天体親子。続きを読む

Photo 2月 23, 17 44 05

帰国しました。これはラフティングをした時の写真。14キロにわたる急流下りが思っていたよりも相当ハードな運動で、最後の方はみんなうつろに。でもジャングルの中、南国の植物を見たり滝に打たれたりしながら進んでゆくのは最高に楽しかったなあ。

あと今回の旅の特筆したいエピソードの覚書。いつも現地で旅日記を書くのだけど今回サボってためてしまったから。続きを読む

あっという間のバリの旅も終わり。明日には帰ります。今日は家族三人ラフティングにいきました。ジャングルの中、ものすごい急流を下る。滝を見たり川に落ちてびしょぬれになったりしながら、ぎゃあぎゃあ笑っている方が、プライベートビーチの東屋でワインを飲んでいるより性には合っている!もちろん、ゴロゴロしながらビーチサイドでスイカやマンゴスチンを食べるのは至福の時間だけれども。 でも今回のホテルで過ごした時間はマジカルでした。いろいろびっくり。誰も頼んでないのに、全てが伝わっている感じ。普段は一人旅が多いし、出歩くから宿はあんまり重視しないので、一泊200円の宿とか平気で泊まるから、今回みたいにホテルから一歩も出ないで過ごす、みたいなの新鮮です。そんな滅多にない時間を家族で過ごすことが出来て、よかった。バリ、ありがとう。茂さん百合子さん寛くん敏子ちゃんありがとう。

ウブドからチャンティダサに移動し、高級感あるリゾートホテルにきています。ここはバリ島というよりも別世界。ゲストは完全に王様。でも普段こんなところには来ないし、人に仕えられる事に慣れてないうちの家族はわたし含めて挙動不審になりがちです。。。頑張って働いてきた両親はもちろんこの時間に値しますが、私は便乗してくっついてきているただの付録であります。無限に補充されるフルーツ、水からあがったとたんに差し出されるタオル、送迎時の冷えたシャンパン、常に誰かがこちらを伺っている感じ、このホスピタリティをふんぞりかえって味わえるほどの威厳がないため、常に緊張しながらサービスされてる庶民たち。。!こんなメンバーのこんな旅行は最初で最後かもしれないから、この旅のぎこちない楽園の夢みたいな感じをずっとこれからも思い出すと思う。とにかくこのプールは最高だ。いくらでももぐっていられる。 でもエステをしていてもニワトリがひたすら鳴いているところや、プールに入ってたらコブラが出たり巨大なトカゲがいきなり水に入ってきてプールのなかを縦横無尽に泳ぎだしたりするところは、やっぱり、バリ。

バリ島につきました。ウブドに居ます、二年ぶり。この街の空気の濃厚さが大好き。また来られて本当に嬉しい。街のあちこちに供えられてるお花を見ると、バリに来たなあって思います。前回街をたくさん歩き回ったので、地図がしっかり頭に入っているのが気持ちいいです。 でも30度以上あります。。。スイカがうまい!

Photo 2月 16, 19 43 47
先日はじめてマカロンを作りました。断然あんこ派の私としては「マカロンはお高くとまっている」と前から思って、ひそかに目をつけていたのです。どらやきなんてあんなにどっしりして120円くらいなのに、似たような形状のマカロンは小さいし軽いしサクサクフワフワしているだけなのにあの高さ!しかもうまいのが許せん!と思って、敵を倒すにはまず敵を知らなくてはいけないので、作ってみました。続きを読む

カテゴリー(スノー)寒い冬の日が好き

肺が凍りそうになるくらい
息が結晶になるくらい
何もかも分からなくなるくらい
体の芯がキーンとなって
手も足も自分のものでないようになる

それでも
見上げる星空は乱暴なほど煌いていて
寒さの中で感じるぬくもりは温かくて
透明な宇宙が全てを換気してくれる

雪が降り積もる日には
寝転んで空を見上げる
雪が大地に落ちてくるのか
自分が空に落ちているのか
白い点描の中にはいつかの影が映る

夏がちゃんと暑くて
冬がちゃんと寒くて
今日がちゃんと今日であるということ

時間を感じるこころと
それが入ってるからだがある
私が私である事を思い出せる

寒い冬の日が好き

メイン絵
気づけばもう9回になっている、「デナリのぼうけんのびんづめ」今度はアフリカです。あの広大な大地を思い出しながら描きました。バオバブの木が大好きです。こちらで記事も読むことが出来ます。

ちなみに前回の分を紹介し忘れたような。前回はフランスにしたのでした。私が世界各国から海に流しているびんづめの絵手紙が、時間も場所もランダムに届いている、という設定なので、毎回場所が全く違う、ゆる~い連載です!あたたかい目でお付き合いください。

Photo 2月 07, 11 17 42この間武蔵小山にある陶芸教室に、1日陶芸体験に行って参りました。私は17歳の時に1年間、アラスカで陶芸のクラスを取っていて、その時にいろいろ作ったのですが、帰国後は全くろくろにも触れない生活。そのまま10年以上経ってしまったので、完全なるビギナーに戻りました。

ずっとやりたいなあ、と思っていたのですが最近熱があまりに高まったので、今いろいろ探っているところです。もう5年その教室に通っている友達夫妻の紹介で、今回この体験をしにゆくことが出来ました。感謝。通うには微妙な距離なので迷うのだけど、楽しかったなあ。

どっしりとしたものをこねくりまわして、形を作るの、大好き。パンの生地でも粘土でも。頭を介していなくて、手が考えている感覚が好き。やっぱりちゃんとやりたい。今年の一番の目標だ。

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