Denali's Room 一語一絵

旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。

2018年04月

あ

4月に入ってから、今年の自分の中での目標「運動をする」を達成するべく、ちょいちょいホットヨガに通い始めた。運動をしようという意識で何かをするのは5年以上ぶり。その時は下北沢でジムに結構な頻度で通っていたので、自分で言うのもなんだけれども体は引き締まっていた...。それがこの5年の間、2回の妊娠出産ですっかりぶよぶよになり、体脂肪率は上がり、育児による偏った筋肉のつきかた(抱っこ筋)をし、持久力はなくなり、仕事も座ったままだからすっかり猫背になってしまった気がする。

家の近くで、1回1時間なので気軽に行けるのです。ホットヨガなので汗だく、なまりすぎているからか、毎度筋肉がびしびしとなる。けれど久しぶりのヨガは「ああ、自分は体を使っていなかった」ということをありありと感じさせてくれる。呼吸を通して、体の隅々まで意識する。鼻から吸って、口から吐く。鼻から吸って、口から吐く。肺がふくらんで、横隔膜が下がる。

自分の呼吸の流れ、筋肉の動き方。それ以外のことを考えないで、肉体を感じる時間、というのが、ここしばらく本当になかったから、それがとにかく心地いい。使っていなかった部分がぐうーんと伸びて、酸素が通うのが分かる。

まったくもって自分の体を置いてきぼりにしていたなあ。
ごめんよ、体。

ヨガをした後は気分もスッキリしてストレスがなくなるせいかドカ食いもしなくなるし、コーヒーではなく水をひたすら飲みたくなるし、良いことしかない。ただ、ぐったりしてしまうので仕事が忙しい時にはいけない&夕方以降の育児が辛い...。笑 なので、もうちょっと体力を取り戻せるまではゆるいペースで続けていければと思います。

先日参加したヨガのときのこと。
コップ1杯くらいたまりそうな汗をかいたので、最後の寝るポーズで、部屋が暗くなった時、自分の呼吸が空間にとけこんで、輪郭が消えたように感じた瞬間があった。体を使いすぎたあとの浮遊感の中にいたその時、もはや思えば半分寝ていたのかもしれないけれど、インストラクターの女性の声ではない、おじいさんのような男性の声がものすごく耳元でハッキリ聞こえた。

「やっぱり愛なんじゃよ、愛。」

と言われて、ハッと目が覚めた。

私はスピリチュアルな人々に囲まれているけれど、自分自身は実は全然不思議体験をするタイプではないし、どういう感じがするものか知らなかったので、びっくりした。

そしてその一言のあと、すぐにスタジオの電気がついて、私の意識も地上に戻ってきた。やっぱり寝てたのかな、と思ったけれど、あの宇宙の中に浮かんでいるような感覚、誰の声だかわからないけれど「やっぱり愛」という力強い声に妙に納得して、その日は自分にも人にも子どもにも、いつもより愛成分多めで過ごせたし、これからもそうありたいなあと思った。

真理にちょこっと触れた気分。
それもまたヨガを始めて良かったことの一つ。

愛だよね、愛。






みれいさん
服部みれいさんの最新刊「うつくしい自分になる」に以前マーマーマガジンに載せて頂いた、みれいさんと母ゆりこと私の対談をあらためて掲載して頂きました!もとよりこのシリーズのファンでしたので、こんなに嬉しいことはありません。
佇まいから美しい本です。

みれいさんと母ゆりこのトークショーも開催されるそうです。行けたらいいのになあ〜!関西でもやってほしいです。
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38歳になりました。なんか前回「37歳になりました」という記事を書いてから、1年も経ってる気が全然しないんですが...!!!時間の流れが恐ろしい!!!!と、言っても時は止まってはくれない。堂々と自分はアラフォーであるという認識をもって生きていこうと思います。

当日は再度山の中でスペアリブにかじりつき、夜は家族と大好きな友達ファミリーにお祝いしてもらった嬉しい誕生日でした!当日は桜が満載で、満月で、更に得した気分でありました。年度末が誕生日だと、新たな気持ちで新年度に臨むことができるのが良いのです。

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近所の桜が綺麗な公園。池に散った桜がまるで絨毯のようで、ピノは落ちました。笑

健康な心と体。美味しいものと、それを一緒に味わえる人たち。一番大切だなと思います。

先日、数年ぶりにちゃんとした健康診断を受けました。バリウムも飲んだし(苦手だ。ただただ、拷問だ。)ピロリ菌検査にひっかかったので、生まれてはじめての胃カメラも飲みました。(鼻から。麻酔はあったけれど、鼻は痛かったし、ひょろひょろ管が喉を通っていって、お腹の中をぐりぐりされるのが何より気持ち悪かった〜!涙。もうやりたくない〜!)自分の胃の出口や入り口を克明に見るというのはミクロキッズ気分でちょっと面白かったです。あと結果的にピロリ菌はいなくてほっとした次第です。

ということで、概ね問題はなかったのですが、睡眠が短いし生活習慣が乱れているのでいろいろ予備軍です。38歳はとにかく健康に留意していこうと思い、今度からヨガもまた始めることにしました。

新たな1年も頑張ります〜!

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それから、見つけて一目惚れして買った、フランス製アンティークの壁掛けコーヒーミル。1950−60年くらいに使われていたものです。思わぬ衝動買いをしてしまいましたが、結果的にはうしくんからの誕生日プレゼントということにしてもらいました!ありがとう(>ー<)アンティークの世界というのはハマったら大変だというのがよくわかります。上を見るとキリがない...。古ければ古いほど高いし(ぼろくても!)何より全てが「1点もの」。傷や、欠けや、経年変化がもたらした味は、どれ1つとして同じものがないから、この世にこれしかないなら買わなくちゃ!と人に思わせる魔力があります。

これがとにかくかわいくって!そして、これでゴリゴリと豆をひいて飲むコーヒーが美味しくって!幸福度倍増。コーヒーミルに数万円というのは、冷静に考えたら高いんだけれど、でも、その行為に自分が費やす時間のことを考えると安いくらいだなと思う。私はとにかくコーヒーが好きだし、朝から晩まで毎日飲んでいる。だからその行為の幸せ度が上がれば、それにかける時間が長い分、毎日毎日ずーっと幸せでいられるのだ〜!

そんな風に「日々の幸せのベースの底上げ」をしてくれるものは、良いものを買ってもいいと思っております。便利家電もそうだし、毎日使うキッチン用品とか。あとはステレオとか?私にとっての前提は、それに自分が費やす時間が長く、そして長く使えるもの。消耗品や、壊れたりしやすいものは、あんまりここに入らない。このコーヒーミルも長持ちするものだから、ピノやネムもいつかコーヒーが好きになったら、使い続けてくれたら嬉しい。ますますアンティークとしての味が増していくのもまた楽しい。

と書いていて自分で思ったけれど、骨董にはまる人はみんなこんな風に言い訳して大枚はたくんだろうなあ...。笑 魅力的だけれど、あけてしまっては危険な扉であります!

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