Denali's Room 一語一絵

旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。

2021年06月

F34F0C9D-C03F-4E8D-983E-CA846F057026_1_105_c
中国の伝統の陶器「景徳鎮」の絵付けの教室にお誘いいただいて、行ってみました。今日で2回目。
好きな模様のお皿を選んで、油と塗料を混ぜたもので塗っていきます。ド初心者のくせに柄が気に入ってとても細かい絵柄を選んでしまったので、時間がかかるかかる…え、もう3時間経ったの?みたいな集中具合、老眼なのかもはや目がしぱしぱするけれど、ああ〜私の魂これが好き〜という確信がある時間を過ごせるのは嬉しい。景徳鎮の歴史は長い。漢の時代から既に陶磁器の生産が始まっていたそうです。
工程としては、完全に塗り絵。1回目の前回は白と緑を、2回目の今日はピンクを塗りました。また、焼くとだいぶ色が変わるということなので、どんな風に仕上がるのか、とても楽しみです。
生活するだけでいっぱいいっぱいだった怒涛の日々から、中国語の学校に行き始めたり、こうしてたまに習い事をしてみたり、ああ生活しているなあ、と思います。
最近塗り絵の本が出たばかりだから、伝統工芸なのにそんなこと言ったら怒られちゃうと思いますが、つい自分の絵柄で作るのも面白いだろうなあとか妄想してしまいました。
ここにいなかったらおそらく一生やることはなかったであろうものなので、人生本当に面白いです。

ご興味ある方は続きをご覧ください〜。続きを読む

6
昼が一番長い日
太陽はシラカバをあたためる
祭りのパワーは全てを蹴散らす
歌え!踊れ!
お忍びで来てる最強の雷王にさえ
気がつかないほど夢中になって
===============
デナリカレンダー2021「せかいのえまもり」も6月。(今月で半分終わりだなんて、信じられない!)地域は北欧文化圏をイメージしています。北欧神話、ヴァイキング、ムーミン、マリメッコ、サンタさん、思いを馳せると魂のワクワクが止まらなくなるエリア。魔除モチーフは、ナナカマド、シラカバ、メイポール、トール(雷神)、ソーン(ルーン文字)など。

北欧の夏は夜まで明るい。
冬は長い期間暗く閉ざされるからこそ、深夜まで明るい夏至の祭りはとても大切なもの。

社会人になってすぐの夏休み、スウェーデン、デンマークに一人旅をしました。ストックホルムでは小説家の女性のB&Bに泊めてもらって、そのあとゴットランド島を往復して、そこからコペンハーゲンへ。オーデンセという街にも遊びにいきました。
1週間くらいの旅でしたが、今思えばなんて身軽だったんだろう。「いってみようかな〜」で、その日フラフラ電車のチケットを買って行きたいところに行ける旅。まだスマホもなくて、デジカメもって、人形を連れて、北欧の街を一人で歩いているのは孤独で、でも限りなく自由で。
北欧の町はどの風景を切り取っても絵本のようで、一人でずっと興奮し続けていた私。
そして20年ちかく細々続けているこのブログを遡るとその時の旅日記も見られます😎いろいろ若くてはずかしいけれど〜!

せかいのえまもり6月も、楽しんでいただけますように。
まだご注文いただけますよ〜〜!

2
ここで暮らす以上、日常生活に不自由しないくらいには喋れるようになりたいし、中国語の学校に通うことにしました!今私が住んでいる場所は日本人街みたいなところで、高島屋も近くにあるし、日本食材やさんもあるし、そして今の翻訳アプリは本当に優秀なのでただ暮らすだけだったら、全く喋れなくても全然困らない。
でも、家にくる宅配便のお兄さん、業者のおじさん、レジで話しかけて来てくれるおばちゃん、公園で屈託なく話しかけてくる中国人の子供達、中国人ママたちがわーっと喋っている時、もし、彼らが言っていることをちゃんと理解することができたなら、もっともっと楽しく過ごせるだろうに、と思うと歯痒い。相手が何を言っているのか全くわからない、ほんのちょっとした受け答えもできない、という状態で毎日暮らすのは、思っていたよりも悔しいし、ストレスが大きい。

続く続きを読む

↑このページのトップヘ