Denali's Room 一語一絵

旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。

2021年12月

スクリーンショット 2021-12-29 12.00.58
来年1月6日に横浜にオープンする病院、「横濱ゲートタワー内科」のロゴをデザインさせていただきました。

https://ygt-naika.com/index.html


このロゴを制作するに至っては多くの不思議な偶然がありました。
私と、院長のささやんこと佐々木先生は、小学校の同級生!笑 横浜市立釜利谷南小学校5年1組、6年1組で同じクラス。学期の途中に転校してきたささやん、一緒にいたのは2年間だけだけれど、当時からクラスで一番頭がよくて女子に優しく、みんなから尊敬されていました。でもそれぞれ中学に進んでからは40代の今に至るまで接点はなく連絡もとれていませんでした。
そして私の大学生の同級生で、ホームページ制作やカレンダー発送初め公私共にずっとお世話になり続けている石澤智子ちゃん。智ちゃんが、中学校の同級生に私のカレンダーを送り続けてくれていて、私の絵を知ってくれていた彼女が今回ロゴ制作を依頼してくれたのですが、その真由子さんがささやんの奥様だったのです。

つまり私の小学校の同級生と、私の大学の同級生の中学の同級生(ややこしい!)が結婚し、そしてご夫婦で病院を開業するにあたり私にロゴを依頼してくださったという。偶然がいくつも重なって、智ちゃんを中心にかつての同級生同士の点が再び繋がったのでした!人と人との繋がりって本当に面白いです。ほんの1分のズレや、ほんの1通のメールや、そういうことで全部がガラッと変わってしまったりする。縁は波のように繋がったり、また切れたりもするけれど、今現在まわりに広がる大切な糸を大切にしていると、いつのまにかまた違う模様ができていたりする。あのささやんと!お互い大人になって仕事ができるなんて、6年生の私が聞いたらびっくり仰天すると思います。
ということで、1月6日に横浜にオープンの病院。ロゴは横浜らしい海やヨットと、2羽のカモメが違う方向を見ながらも手をとって360度守ってる感じをイメージしました。看板や、サイト内にたくさん使っていただいております。ご夫婦の素敵な人柄、オンラインで打ち合わせさせてもらった時の二人が目指す病院のあり方のお話を聞かせてもらって、これから地域の人たちにとってとても頼もしく頼れる場所になるのだろうなと感じました。病院なので行ってみたいです、といったらおかしな書き方かもしれませんが、帰国できたら佐々木夫婦に会いに是非訪れたいです!
そしてもしも、この記事を見た6年1組の人がいたら、是非ご一報をば〜!

我が家の猫の歴史3
1

【チェロ&ムーティ編ー】
6

続いて、私が一番最初に一緒に暮らした猫、黒猫のチェロと、同時期に葉山のおばあちゃんちにいた、ムーティ。チェロとムーティはとても仲良しで、いつも車にチェロを乗せて、おばあちゃんちに行くと、ぱーっと駆け出していって、2匹はイチャイチャしていました。
チェロは、団地でご近所の友達の家に生まれた子をもらってきました。お母さんが「チャロ」だったので、チェロにしたのを覚えています。夜みたいに全身真っ黒で、首の下とお腹だけが少し白く野生的な佇まいでした。お外が好きで、最後はふらりと出て行ったっきり、戻らなくんなってしまいました。小さかった私は貼り紙をつくって近所に貼り回ったり、いっぱい泣きました。9歳の時に横浜こども科学館でデジタルで描いた絵、この頃から猫しか描いてないです。笑
2

続いてムーティ。美しいシャム猫でした。ムーティは、実は一匹ではありません。おばあちゃんちにくる猫は、歴代全部ムーティ。このシャム猫ムーティの更に前にロシアンブルー風ムーティがいたのですが、さすがに写真がなかった!ということで私たちは呼び分ける時に「一代目ムーティ」とか「三代目ムーティ」というように言っていました。「ムーティ」ってとってもかわいい名前だなーって小さい頃から思っていたのですが、おおきくなってから、名前の由来が母ゆりこのお兄さんが競馬が大好きで、競走馬「タニノムーティエ」からとったと知りました…。
3
4
5

みんな若い。「猫」という一つの軸で、家族の歴史を振り返ってみるのって結構面白いですね。
=================
デナリカレンダー2022
「ネコジャムセッション」
Cat Jam Session
まだまだお申し込み受付中です〜!
12月27日23時59分のお申し込みまで、年内に発送いたします。
https://maidenali.thebase.in/

4

「タロットめくり」より。

今回でもう18年目のデナリカレンダーですが、12月の絵を描くときはいつも、ちょっと気持ちが浮き立つと同時に1年を厳かな気持ちで振り返れるような雰囲気を目指して描いています。

ハロウィンが終わってからクリスマスまでの慌ただしくもなんとなく楽しい感じが大好きです。過去カレンダーの12月の絵たちを他にも振り返ってみました。(10年以上前のものもある!)「続き」をみてみてくださいね。

りんごの絵は、神戸の商業施設BALの方に気に入って頂けて、ウィンターセールのビジュアルに使って頂いたりしたこともありました🎄🎄

みなさま、寒い時期だと思いますが、あたたかくしてお過ごしください。上海はまだなんだかあったかくて、暖房も何もいらないくらいです🤗続きを読む

【我が家の猫の歴史2】
スクリーンショット 2021-12-06 10.13.49

デナリに続き、二匹目はチンチラのスーちゃん。順番としてはデナリがいる最後の時期にやってきた子です。生まれたての子猫の時に友達のおうちからもらってきました。デナリととても仲良しになって、モコモコとモフモフが戯れあっているのは本当に可愛かった。
スクリーンショット 2021-12-06 10.13.56

さて、このスーちゃん、本名はスバル君。オス。やってきた子猫の頃は本当にイケメンで、萩尾望都漫画に出てきそう美少年顔だったんですが、成長するにつれて、イケメンになりきれない天然三枚目な性格と、めり込んでゆく顔でしかめっ面になり、見ているだけで癒される、そこにいるだけでまわりを微笑ませ和ませてくれる、面白キャラへと仕上がってゆきました…。
9AECEED1-08A8-4A8A-AB47-3682E7A8E350 2

スクリーンショット 2021-12-06 10.14.08

私が呼んでも来ないのに、父しげると1番仲良しで、父の膝によく乗っかっていました。一度毛が絡まりすぎて、獣医さんに連れて行ったら刈られて、UMAとなって帰ってきた日の、不憫なんだけど、みんな笑いを堪えきれなかった時間が忘れられません。
スクリーンショット 2021-12-06 10.14.21

年を重ねるにつれ、どんどん仙人感が増してゆき、漫画スピリチュアルかあさんにも登場してもらいました!最後は腎臓を悪くして、私とおばあちゃん2人の手の中で、旅立ちました。今もどこかであのしかめっ面をしているのかな、と思います。
スクリーンショット 2021-12-06 10.14.01


===========================
Denali's Calendar 2022
Cats Jam Session
~ネコジャムセッション~
https://maidenali.thebase.in/

M12

ついに、2021年カレンダーも12月です。
デナリカレンダー2022「せかいのえまもり」を1年間眺めてくださった皆様、ありがとうございました。先が見えないコロナ禍の中で、世界中のお守りや魔除けを護符の形に乗せて作ったこのカレンダー、たくさんの方にお使い頂いて、
塗り絵にもなった幸せなカレンダーでした。

========================

華やかな歌を遠く聴きながら

煙突掃除人はいつでもいつもの仕事をする

詰まりを取り除いて

透明な空気を送る

みなの祈りが空に届くように

贈り物が枕もとに届くように

========================
12月は、クリスマスシーズンなのでドイツを中心とするヨーロッパをイメージしています。魔除けのモチーフとしては煙突掃除人、ヒイラギ、ブタ、てんとう虫、ベニテングタケなど。年末に煤払いをするという感覚が日本の大掃除に似ていて興味深いなあと思ったり。逆にベニテングダケは、ドイツでは運がよくなる幸運のシンボルであり、ゲルマン神話からの言い伝えで自然と美の象徴なんだそうで、それは日本にはない感覚だなあと面白かったり。

いろいろな国の文化や自然に根付いた魔除けのモチーフ、それに基づいたストーリーたち、私もとても勉強になりました。日々の暮らしの中で少しでも何か元気が出るものとなっていたら嬉しいです。

2022年猫カレンダーもまた、楽しんで頂けますように!
まだまだお申し込みお待ちしております〜!

↑このページのトップヘ