今読むと、一つ前の記事はまだ平和であった…!
3月上旬から暗雲立ち込め、卒園式の頃にはどんどん封鎖箇所が増えて重苦しい感じになってはいたけれど、それでも今少し我慢すれば来週には…再来週には…みたいにみんな励まし合って頑張ってきたけど事態はどんどん深刻になり、日々封鎖箇所は増え、私たちのマンションの左隣の号棟が封鎖になり、解除になったと思ったら今度は右隣が封鎖になり、そしてついに上海全市がロックダウンされることに。
「ロックダウンはしません」と言ってたのが「やります」になり、「ロックダウン中もマンションの敷地内は歩けます」と言われていたのに、今日の通知で「家から一歩も出るの禁止」になりました。なんやねん。「公式の通知」なのにもう何も信じられん状態です😂告知は常に突然なされて(もしくは告知さえなくいきなり始まる)「はい、明日から」みたいに問答無用で行われるこの国。情報に振り回される日々。
今はみんなが必死に買い出し、買いだめに走っているので、毎日生鮮やお野菜の争奪戦が繰り広げられています。一年分!?っていう量のカップ麺買い込んでレジに並んでるおじさんや、共同廊下に冷蔵庫に入りきらない買い込んだ野菜を並べるおばちゃんや、なんかもういろんな画像がネタとして飛び交ってるので、もう全部を笑いに変えてツッコミいれながら乗り切るしかない。ほんと、冗談みたいなこといっぱい起きてます。
そしてふと思い出すと、去年のちょうど同じ時期、私たちは2週間のホテル隔離中でした。1年経ってまた隔離されてるってなんやねんほんと!見てない人には全くわからないと思うけれど、プリズンブレイクでいうと去年がシーズン1、今年がシーズン4ですね。小部屋に閉じ込められてるシーズン1、そして、小部屋のメタファーである社会からの脱出を試みるシーズン4…。さしずめ私はマイケル…とどうでもいい妄想にひたりながら気持ちを落ち着けています。笑
いい季節に外に出られなかったり、飲水や食料のやりくりに頭を悩ませながら暮らすのはいやだな。生野菜も運動も日光も足りなくて逆に体調崩しそう。今のところ私がいる地区で発表されているのは4月1−5日で(延長される可能性も全然あるのが一番怖いところ)多分ニュースを見た方は、なんだ、たった5日間、と思うのではないでしょうか。それで食料奪い合うほど並ぶなんて大袈裟な、と。私ももし日本でニュースをみたらそう思うと思う。そもそも私自身インドア人間だし家にずっといたい、やることいっぱいあるし全然大丈夫な人間です。外で動きたい盛りの小さい子供がいる、という観点からの問題をのぞけば。
しかし実際渦中に置かれてみると、やはり期間の長い短いは関係なくて、「家の玄関がテープで貼られ、外に一歩も出ることが許されなくなる」という状況は思ってる以上に精神的な負荷が大きいんだなと思います。「出ようと思えば出られる状況で家にいる」というのと、「家から出ることが許されない」のは当たり前だけれど違う。後者は感覚的にこんなに、大事な何かが損なわれる感じがするものなのかー、と自分でも新たな発見です。例えばコロナと関係なく、べつの怪我や病気があってもロックダウン中は考慮されない。交通機関も一切が停止している。いろいろな可能性がある中で、閉じ込められていることはとても恐ろしいことだなと思う。ちなみに「1日に1回の生活必需品の買い出しなら可」とかそういうのも一切ないですよ!
今日も今日とて食料調達に追われる。
告知なく呼び出され並ばされる頻繁な抗原検査などもあり、気持ち的な自由が一切なくて心底疲れるけど。
「こんなんありえん!」と愚痴を言い合えて、「封鎖お疲れ様!」と慰め合えて、「ここで野菜買えたよ!」と情報をシェアし合える、同じ境遇の仲間たちが、たくさんいるのが救いです。そのことに日々支えられ、それがなかったらもう耐えきれないと思う。だから、今上海にきたばかりの人は本当に大変だと思います。何か役に立てたらいいけど。
ともかく、必ず終わりが来ると信じて。
がんばるぞー!
太陽を浴びられるうちに外へ。風はきもちいいし、桜が綺麗。そしてどんな状況でも普通にはしゃいで遊んでいる子供たちに、やっぱり一番元気をもらいます。
3月上旬から暗雲立ち込め、卒園式の頃にはどんどん封鎖箇所が増えて重苦しい感じになってはいたけれど、それでも今少し我慢すれば来週には…再来週には…みたいにみんな励まし合って頑張ってきたけど事態はどんどん深刻になり、日々封鎖箇所は増え、私たちのマンションの左隣の号棟が封鎖になり、解除になったと思ったら今度は右隣が封鎖になり、そしてついに上海全市がロックダウンされることに。
「ロックダウンはしません」と言ってたのが「やります」になり、「ロックダウン中もマンションの敷地内は歩けます」と言われていたのに、今日の通知で「家から一歩も出るの禁止」になりました。なんやねん。「公式の通知」なのにもう何も信じられん状態です😂告知は常に突然なされて(もしくは告知さえなくいきなり始まる)「はい、明日から」みたいに問答無用で行われるこの国。情報に振り回される日々。
今はみんなが必死に買い出し、買いだめに走っているので、毎日生鮮やお野菜の争奪戦が繰り広げられています。一年分!?っていう量のカップ麺買い込んでレジに並んでるおじさんや、共同廊下に冷蔵庫に入りきらない買い込んだ野菜を並べるおばちゃんや、なんかもういろんな画像がネタとして飛び交ってるので、もう全部を笑いに変えてツッコミいれながら乗り切るしかない。ほんと、冗談みたいなこといっぱい起きてます。
そしてふと思い出すと、去年のちょうど同じ時期、私たちは2週間のホテル隔離中でした。1年経ってまた隔離されてるってなんやねんほんと!見てない人には全くわからないと思うけれど、プリズンブレイクでいうと去年がシーズン1、今年がシーズン4ですね。小部屋に閉じ込められてるシーズン1、そして、小部屋のメタファーである社会からの脱出を試みるシーズン4…。さしずめ私はマイケル…とどうでもいい妄想にひたりながら気持ちを落ち着けています。笑
いい季節に外に出られなかったり、飲水や食料のやりくりに頭を悩ませながら暮らすのはいやだな。生野菜も運動も日光も足りなくて逆に体調崩しそう。今のところ私がいる地区で発表されているのは4月1−5日で(延長される可能性も全然あるのが一番怖いところ)多分ニュースを見た方は、なんだ、たった5日間、と思うのではないでしょうか。それで食料奪い合うほど並ぶなんて大袈裟な、と。私ももし日本でニュースをみたらそう思うと思う。そもそも私自身インドア人間だし家にずっといたい、やることいっぱいあるし全然大丈夫な人間です。外で動きたい盛りの小さい子供がいる、という観点からの問題をのぞけば。
しかし実際渦中に置かれてみると、やはり期間の長い短いは関係なくて、「家の玄関がテープで貼られ、外に一歩も出ることが許されなくなる」という状況は思ってる以上に精神的な負荷が大きいんだなと思います。「出ようと思えば出られる状況で家にいる」というのと、「家から出ることが許されない」のは当たり前だけれど違う。後者は感覚的にこんなに、大事な何かが損なわれる感じがするものなのかー、と自分でも新たな発見です。例えばコロナと関係なく、べつの怪我や病気があってもロックダウン中は考慮されない。交通機関も一切が停止している。いろいろな可能性がある中で、閉じ込められていることはとても恐ろしいことだなと思う。ちなみに「1日に1回の生活必需品の買い出しなら可」とかそういうのも一切ないですよ!
今日も今日とて食料調達に追われる。
告知なく呼び出され並ばされる頻繁な抗原検査などもあり、気持ち的な自由が一切なくて心底疲れるけど。
「こんなんありえん!」と愚痴を言い合えて、「封鎖お疲れ様!」と慰め合えて、「ここで野菜買えたよ!」と情報をシェアし合える、同じ境遇の仲間たちが、たくさんいるのが救いです。そのことに日々支えられ、それがなかったらもう耐えきれないと思う。だから、今上海にきたばかりの人は本当に大変だと思います。何か役に立てたらいいけど。
ともかく、必ず終わりが来ると信じて。
がんばるぞー!
太陽を浴びられるうちに外へ。風はきもちいいし、桜が綺麗。そしてどんな状況でも普通にはしゃいで遊んでいる子供たちに、やっぱり一番元気をもらいます。